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メルマガ IDN 【第16号】
Inter Depending Network
2002年12月1日発行
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
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http://www.npo-idn.com/
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《 第16のご案内
》
1.ふれあい充電講演会
=11月18日(19回):平田
信一氏による「脳力開発―本当は何をしたいのですか― 」の報告
=12月16日(20回):小説家泉秀樹氏が語る「忠臣蔵・秘話」の案内
=2003年の初春の講演会(21回)予告:斎藤克子さんが登場
2.シニア情報生活アドバイザー講座
=第12期が19日に終了します
=第13期(2003年)開講の案内
=第10期の方の受講感想を巻末に特集
3.学生,社会人の進路相談
=「本人次第」―学生社会人の進路相談―
4.下関支部レポート
=下関の島おこし、町おこしの切り札としての巌流島(その2)
5.武兵衛とokokmanの「楽しくパソコンライフ」
=連載第14回は okokmanの「Dドライブの活用」
6.連載「龍のコンサート三昧 」
=第12回(最終回)は 「
カーネギーホールとアメリカのクリスマス」
7.IDN会員募集のご案内
=入会希望者が知りたい Q&A
<その10>
【IDNに参加して―縁の集積が人生】賛助会員 安藤 博さんの投稿
巻末特集:シニア情報生活アドバイザー第10期の方の受講感想
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1.ふれあい充電講演会
■11月18日(19回):平田
信一氏による「脳力開発―本当は何をしたいのですか?― 」の報告
「のうりょくかいはつ」と言うと、つい「能力」と結びつくのですが、平田さんの語る「のうりょく」は、「脳」であり、講演は、この文字の説明から始まりました。平田さんがこの講演で訴えたことは、私には、医学的なことではなく、「人間の生きざまが、頭の生かされ方に結びついている、」という論旨であったように思えます。気力充実して努力するならば、能の活性化がおのずとなされる、そんな意味ではないでしょうか。
懇親会の席では、一人一人の頭の優秀さ、優秀で無さは生まれもったものである、その頭の生まれつきの優劣は、平田さんの言う「脳力開発」で克服できるのか、という質問が出されました。この質問は、質問としては判りやすいもので、これに関連した質問があいついだのですが、確たる結論は出ませんでした。
今回は参加者13名で、講演会というよりは、大学のセミナーのような雰囲気で皆が色々発言して、非常にアットホームな雰囲気でした。
IDNを一言で表すために「自己ブランドの想像」と言う言葉が事業案内の表紙に出ています。「脳力開発」は、自己ブランド確立のベースに位置付けるのかな、と思いました。 出席13名。
次回は、記念すべき20回です。年末でもあり、おおいににぎやかに、楽しい会にしたいものです。申込みを待っています!(コメント:林 佳次郎さん)
■12月16日(20回):小説家泉秀樹氏が語る『忠臣蔵・秘話』を開催します
今回は、年の暮れにふさわしく、忠臣蔵の話です。賛助会員小坂武夫さんのご紹介により、小説家の泉秀樹氏に御願いしました。日本人の心に「武士の生きざま」を鮮やかに刻み込んだ四十七士の姿に触れ、1年の仕上げにしたいと思います。懇親会は、討ち入りの集合場所にちなんで、おそばにしました。一年の締めくくりです。ご参加をお待ちしています。(今回は場所が飯田橋になっていますのでご注意ください)
<小坂さんのコメント>
歴史小説家の泉さんは昭和18年静岡生まれ。慶応義塾大学文学部卒。
昭和48年に「剥製博物館」で第5回新潮新人賞を受け文壇デビュー.歴史とビジネスを結びつけた「戦国乱世百傑百話」、「文物の街道」、「不倒企業の知恵」など数え切れないくらいの著書があります。日本中の歴史ゆかりの地を自ら訪れて、その関係の著書も多くあります。また雑誌への連載や講演活動にも忙しく活動されています。この12月は赤穂浪士の討ち入り300年に当たります。「元禄の快挙」についての諸説のなかから、驚くようなお話が聞けることでしょう。
日時:12月16日(月)PM6:00〜8:20 (受付は5:30より)
場所:シニアワーク東京5F・第1セミナー室(JR飯田橋駅・東口から6分、ホテルエドモントの隣です)
会費:会
員 2,500円
非会員 3,000円
今回は出席者全員で、たぬきそばで打ち上げをします。講演のみの参加はありません。
申込みと問い合わせ:林さん(TEL0466―44―5838)
:中川さん(TEL03―3869―0315)
■2003年の初春の講演会(20回)予告:斎藤克子さんが登場
斎藤さんは、妻であり、2児の母であり、且つ、大東文化大学で、ボランティアの講義を持っています。
そのほか、埼玉県や東松山市など、地域のボランティア活動も活発にしながら、エアロビックスのインストラクターなどもしています。海外との交流にも熱心で、語学にも堪能です。
「一人の人間として何ができるか」いつも、どこかで考えながら、特に若い人達の成長にかける期待と思いは、大きいものがあるようです。「私は何に情熱を燃やしているのか」ご自身の活動を通して、正直に語っていただく予定です。
(コメント:奈良原眞吉さん)
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2.シニア情報生活アドバイザー講座
■
「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。
NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「メロウ・ソサエティ・フォーラム」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
■
「シニア情報生活アドバイザー」養成講座第12期は12月19日に終了します
シニア情報生活アドバイザー関係者大集合の懇親会(忘年会)を行ないます。
追って案内します。多数ご参加下さい。
■
「シニア情報生活アドバイザー」養成講座第13期の案内
2003年1月11日に開講します。
開催日程:第1日(1/11
品川)、第2日(1/13品川)、第3日(1/18品川)、第4日(1/24クリック)、
第5日(2/1品川)、第6日(2/8品川)、第7日(2/11 品川)、第8日(2/17クリック)
詳細お知りになりたい方は http://www.npo-idn.com/
をご覧ください
巻末特集:シニア情報生活アドバイザー第10期の方の受講感想
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3.学生,社会人の進路相談をいたします
■
「本人次第」―学生社会人の進路相談―
「進路相談」は、何も就職や転職を希望している特別な状況におかれた人だけに限った話ではありません。
これまでに、IDNに参加した人たちの軌跡を追ってみますと、はじめは自分の居場所を探していますが、そのうちに、自分の意思に沿った活動分野を発見して、発言したり、文章で発表したり、事業を提案したり、事業の推進者になったり、次第に大変なエネルギーを注力します。このように活動に参加しているひとり一人が何を求め、何を実現しようとしているか、その意思がとてもよく分かります。
これまで相談にきた人も、本人の意思に沿わないことをこちらが提案しても、頑として受けつけませんし、本人の意思に添うことであれば、そして意思がはっきりしていればいるほど、嬉々として、意思に沿って進んでいきます。一番困るのは、現状に満足しいている人と(成功者に多い)、自分の意思をはっきりも持とうとしいない人です。逆に、大変な苦境にあって、現状に全く満足していなくて、何とかしなければと思いつめている人の、現状打開にかける執念には、物凄く激しいものがあります。このような人と話していますと、畏敬の念に打たれます。そして、この人は、苦悩のあとにきっと事態を打開するであろうと明るい期待を抱かせられます。
(コメント:理事長
奈良原眞吉さん)
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4.下関支部レポート
■下関の島おこし、町おこしの切り札としての巌流島(その2)
前回に続いて巌流島に関する話題。
この12月中に岩国市の彫刻家、村重勝久さん制作の佐々木小次郎像が建立されます。像は小次郎がツバメ返しの構えを取っている構図です。それに対して宮本武蔵像は来年3月に完成する予定で11月22日にデザインが決定されました。下関市の広瀬直樹さんデザインです。小次郎の像は「静」のイメージに対し、武蔵の像は「動」で武蔵が船の櫂を削って作った木刀を振り下ろすダイナミックな構図です。来年3月にはこの小次郎と武蔵が向かい合う形で巌流島の決闘シーンが再現されます。
それにしても武蔵・小次郎の像を巌流島に建立するのであれば同時に建立すればよいのにと思うのですが、これも「おそいぞ武蔵」にちなんいでしたことか。
それ以外も来年放映されるNHK大河ドラマ「MUSASHI武蔵」の影響はすごいもので、デパートが売り出した武蔵と小次郎の決闘シーンを織り込んだカシミヤセーターなんと11万円、あっという間に売れ切れたり、小次郎の像のミニチュアを商品化して売り出す話、はたまた武蔵・小次郎の巌流島決闘シーンの純金製・純銀製の商品が売りだす話。純金製は金500グラムを使用し、高さ33センチ、横60センチ、奥行き42センチのガラスケース入りお値段なんと400万円なり。
世の中不景気・不景気の大合唱にしてはなんと景気のいいことか、それともマスコミなどが不景気を煽りすぎるのか、我々貧乏人にはいまの世の中理解できないことが多すぎます。
(投稿:下関支部 青木
紀雄さん)
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5.武兵衛とokokmanのリレー連載「楽しくパソコンライフ」
連載14回
― Dドライブの活用
―
よく「Dドライブっては何するもの?」と質問されることがあります。
一般のパソコンでは,ハードディスクを「Cドライブ」と「Dドライブ」の2つに分けていることがよくあります.これはファイルシステムの制約にもよりますが,Cにほとんどの容量を割り当て,Dには数十KBになっていたり,最近の
大容量のハードディスクでは数GB分を設定していることが多いようです.CドライブもDドライブも本棚が2つあると思えばよいので,どちらの本棚に本を仕舞って置いても同じように取り扱えます。
パソコンが動かなくてどうしようも無くなって,リカバリーCDで再インストールする時などは,Cドライブのデータはクリヤーされても,Dドライブに保存しておいたデータはそのまま残せるので,データをバックアップして置く場所としては大変有効です。
ドライブの容量をみるには,マイコンピュータから各ドライブのアイコンを右クリックして,プロパティを見れば分かります.Dドライブの容量がたくさんあるなら,そこにアプリケーションをインストールすることもできます。
アプリケーションのインストーラーで,インストール先を選ぶ時に,Dドライブを指定するだけです.実際には,あらかじめDドライブに「Program
Files」などとフォルダを作成しておいて,そこにインストールします。ここにインストールしたアプリケーションの操作は通常と同じようにできます。
私は,以前にすべてのデータを消失させたことがことがあるので,それに懲りて,すべての作成ファイル(My
Documents)をDドライブに保存しています。
"My Documents"フォルダをDドライブに移すのは簡単です。
1.Cドライブの"My
Documents"フォルダを「編集」→「コピー」し,Dドライブに「貼り付け」します。
2.デスクトップの初期画面にある「マイドキュメント」アイコンを右クリックして「プロパティ」を開き,ショートカットの“リンク先”が,"c:\My
Documents"となっていると思いますが,これを"d:\My Documents"と変更します。
3.うまく移動が確認できたら,Cドライブの"My
Documents"は削除してよいでしょう。
これで,ドライブを意識せずにDドライブの"My
Documents"が取り扱えます。
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今後,このコーナを皆さんとともに充実させて行きたいと思います。
ワードやエクセル,ブラウザやメーラーなどで,こんな時どうするとか,こんなこと出来ないかとか,また,こんなことが出来るよとか,ここは違うぞとか,ご質問やご意見がありましたら,気軽にメールを下さい.出来る限り掲載して行きたいと考えています。
メール送信先:tanoshiku-pc@npo-idn.com
(今回の担当:okokmanのこと岡角
興次さん)
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連載「龍のコンサート三昧」
第12回(最終回) ― カーネギーホールとアメリカのクリスマス
―
私がカーネギーホールを知ったのは、ラジオから流れるハリー・ベラフォンテの「マチルダ」を聴いた、ずっと昔のこと。観客と一体になったライブの熱狂ぶりが印象に残った。後に買ったレコードの解説により、1959年4月19日と20日に行われた「ベラフォンテ・カーネギー・ホールコンサート」(ニュー・リンカーン学校及びウイルトウイック学校のための慈善コンサート)であることを知った。カーネギー・ホールは、クラシック音楽の殿堂としてクラシックの演奏家達にとっても憧れの場所であり、世に認められるための登竜門でもあった。
過去何度かニューヨークを訪問したが、いずれもクラシックのコンサートは予定されてなくホールを訪れる機会に恵まれなかった。
1998年にアメリカへの出張でニューヨークに2泊することになった。早速インターネットで調べてみると、クラシックの演奏会の予定はなくがっかりした。大ホールではTRIBUTE
TO STEPHAN
GRAPPELLIという催しが予定されていた。ステファン・グラッペリについてほとんど知識がなかった。出発前の慌ただしさもあり、事前に詳しい調査もせず、カーネギーホールを体験したい一心で、旅行社に切符の手配を依頼し出発した。
12月2日にシアトルに入り米国ツアーを開始した。1998年は米国の景気が最高潮を迎えている時であり、国民の心意気も高まっているのが感じられた。12月初めの米国はクリスマス一色で、いたるところで見た巨大なクリスマスツリーからも元気な米国を見た。最近の海外旅行では写真を撮る量が極端に少なくなっているが、この年はニコンFを常に使える状態にして異動した。
サンフランシスコ(SF)ではマイケル・トムソン・トーマス指揮、エマニュエル・アックス(ピアノ)によるサンフランシスコ交響楽団の演奏で、ベートーベンの「ミサ曲ハ長調」、アダムスの「センチュリー・ロール」を聴いた。
SFでは「ユニオン・スクウエア」・「ピア39」のツリー、トロントのシェラトンセンターのツリー、シアトルのスペースニードルのサンタ、ピッツバーグの街角のツリー、ヒルトン・ピッツバーグ&タワーのお菓子の村、シカゴのマーシャルフィールズ・デパートのデコレーションなど、を写真に収め、9日の夕方最後の訪問地ニューヨークに着いた。
9日の夜は、エリオット・カーターの90歳記念コンサートが行われており、アリス・ターリーホール(リンカーンセンター)へ行った。リンカーンセンターのひろばの中央に造られたツリーも目をみはるものだった。
10日は日帰りでワシントンへ。ワシントンでは議事堂前の巨大なツリーと有名なホワイトハウス前のツリーを見たが、昼間のことであり夜の素晴らしさを想像するほか無かった。
米国滞在の最後の夜、以前は前を通る事しかなかったカーネギーホールに行った。開場と同時に中に入りまず自席を確かめ、ロビーへ出て階段を上がりバルコニー席の後ろの通路をビールを片手に散策した。有名な演奏家達の写真が展示されており、彼らの若き日の姿を見たりしながら開始の時を待った。
当夜はジャズバイオリニストのステファン・グラッペリが亡くなって一周年の記念コンサート。8時にCBSのPAURA
ZAHNの司会で開始された。グラッペリにゆかりのあるミュージシャンが一同に集まり、観客との和気あいあいの中で3時間あまりの演奏が繰り広げられ、私も本場のジャズとカーネギーホールを満喫することができた。
11時過ぎにコンサートが終了し帰途に就いた。NYの街の一人歩きは危険を覚悟しなくてはならないのに、57Stから38Stのホテルまで歩いて帰った。途中ロックフェラーセンターに立ち寄った。テレビのニュースで良く見るツリー(1931年から恒例とのこと)の周辺は11時半も過ぎているのに人であふれておりスケートリンクでは大勢がスケートを楽しんでいた。当時の米国の縮図を見る思いがした。(写真)
翌日JFK空港より帰途についた。北方のマンハッタンのスカイラインにワールドトレードセンター(WTC)の二本のタワーが見えた。この時も珍しくニコンFを取り出して2回シャッターを切った。これがWTCを見た最後となり記念の写真になってしまった。
「龍のコンサート三昧」も半年前に開始し12回を数えました。当初計画した12のメニューの幾つかを変更して書きました。毎回沢山書き過ぎることが多く、3分の1ほどカットすることもありました。内容に興味をもって読んで下さった方がたくさんおられることを知り大変うれしく思いました。読んでもらうことより自分の思いや言いたいことを優先して書いてしまったのではないかと反省しています。
連載の間に、直接又はメールなどでお声をかけて下さった方々に感謝いたします。
(生部圭助)
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7.IDN会員募集のご案内
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「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの!
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
■入会希望者へのQ&A
その10
【IDNに参加して―縁の集積が人生】賛助会員 安藤 博さん
誰しも人生で多くの人に出会います。「人は必要な時に必要な人と必ず出会う。決して遅くもなく早くもなく…」と言うのは国民教育の父、森信三師の言葉ですが、全くその通りだと思っています。誰もが平等に巡り合う"縁"を良縁にし得るのもしないのも自分の責任です。相性の悪さというどうにもならない事もあろうかと思いますが、出会った"縁"に正面から、プラス思考で向かい合えば出会う"縁"は必ず"良縁"になると信じています。"良縁"に恵まれて上から引っ張って貰い、また下のものを引っ張りあげることに専念してきたつもりが、この歳になってふりかえってみると、下から押し上げられ支えて貰っていたことの如何に多かったかを思い知らされています。
このような感慨にふける時、IDNと出会いました。設立準備中の頃から"縁"あっての出会いでしたが、まさしくこの"縁"の集積を自分だけのものにするのでなく、広く敷衍して社会のお役に立てようという有志の方々の思いと趣旨は志操清らかで高潔な精神を香り高く私の心に素直に響きました。
私は防衛庁に制服組で奉職してきたものですから、人生観・死生観・国家観というものを自分なりに持っていますし、それなりの修養や勉強もやってきたつもりです。当初は必ずしもIDNの趣旨と一致をみなかったものですから参加をみあわせていました。退職後自分なりに色々な所で活動しているうちに、それは自分の狭量からきた"偏見?"だときづきました。目の前に出会ったこの"縁"と正面きってむかいあって、さらに人の輪を広げ、私なりに世間のお役に立てればと決意し賛助会員に申し込みをしました。素晴らしい方々と出会えて蒙を開かれたような思いです。
IDNの更なる発展を祈念いたしますとともに、私も自分探しの旅を続けつつ、何らかの形で貢献できればと考えている昨今です。
■
IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、賛助会員と正会員を募集しています。
賛助会員は、入会費及び年会費を各々一口1,000円以上(合計
2,000円以上)
納めていただきます。
正会員は、入会費及び年会費を各々一口10,000円以上(合計
20,000円以上)納めていただきます。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し
配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
詳しいことをお知りになりたい方は、Eメールで、事務局まで お問い合わせください。
Eメール送信先
:idn@npo-idn.com
ホームページ: http://www.npo-idn.com/
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巻末特集:シニア情報生活アドバイザー第10期生の方の受講感想
■田中 洋 さん
受講の日数が8日間で短く、間隔も1週間ほど開いていましたので集中することができ、帰ってからの練習にも余裕を持つことできました。油断して一夜付けで練習して行って翌日失敗した日もありましたが、この1週間近くの間隔は初心者にとっては練習が充分にできましたのでありがたく思いました。
先生はもちろんですが、アドバイザーの方の親身になったご指導は身近に感じ、気持ちよく最後まで受講することができました。
パソコンは、会社では毎日使用していましたし、初期の段階から扱っていましたので知識や技術には自負が有りました。しかし、先生の言われた、ベテランほど試験に落ちやすいの言葉にギクっとし、初心に戻って力を入れることができました。
今回の皆さんのパソコンの応用範囲が広いのにはただ驚くばかりで、自分の使用範囲に留まって知識を習得する意欲が不足していたことが思い知らされ、新たな決意を持って取り組もうという意欲も出て来たような感じがします。
これからも皆様と一緒に、仲間に入れていただければと思います。いろいろとありがとうございました。
■長沼美智子 さん
何十年も忘れていた緊張感と短時間でしたが一つのことに打ち込んで勉強をしたのは私にとって貴重な体験でした。授業は最初は緊張していましたが、平田先生はじめアドバイザーの先生方の暖かい心ずかいで回を重ねるごとに楽しい授業となりました。
一番大変だったのはタイムテーブルと、プレゼンテーションの作成でした。そしていかにやさしく分かりやすく説明をするかというところでした。
また、勉強をする時間を作るのも結構苦労しました。家事を終えてはじめると夜中の1時、2時になり肉体的にもかなり大変でした。それだけに一日一日が充実し約2ヶ月にわたる講義も短かったように思えます。先生方はじめ10期生の皆様ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
■森本芙佐子 さん
存在を知ったのはもう一年も前の事でした。パソコン教室に通っている中で講習を受けるかどうかという話が出ましたが、その時はとてもそんな事は私には出来ないと思っていました。ただ、長い間教室に通っていて、それの集大成になるような証が何か欲しいという気持ちはありました。
そんな時、今まで使っていたパソコンのWindows95が壊れてしまい、パソコンを買い換える事になってしまいました。そしてWindows
XPを買ったことから、快適な環境になり、パソコンに触れる事が面白くなっていました。教室のお友達からの奨めもあり、家族からの協力も確認でき、自分でも挑戦してみようという気持ちになりました。
今まで教わる立場で来て、逆に教える立場になる事を勉強できるなんて、こんな願ってもないことはないと思えました。
不安と期待の混じった気持ちでスタートしました。最初の自己紹介や先輩の方たちのプレゼンの作品を見せていただいたときなどは、とても私には無理だ、という気持ちで一杯でした。でも二回、三回と回を重ねるにつれ、教えてくださる先生の、ゆったりとした気分と、何とか合格させてやろうという気持ちが伝わってくるような雰囲気が感じ取れ、気持ちが楽になってきました。でも内容は、講議案作りにプレゼンと初めて経験する事など、なかなか大変だと感じました。
振り返ると、今までの自分の知識がいかに曖昧なものであったか、乏しかったかも痛感させられました。本当にいい勉強になりました。そして教えてくださった先生方、助けてくださった先輩の方たちにも感謝の気持ちで一杯です。また経験豊かな同期の方たちにも恵まれました。
この経験を基に、コミュニケーションをひろげる楽しいパソコンを目指したいと思います。皆様ありがとうございました。
■山岸美智子 さん
やっと認定試験も終わってホッとしております。養成講座を受講することを決めたまでは良かったのですが、内心"出来るのだろうか?"という不安もあって初回はドキドキ。でも講師の平田先生を始めアシスタントの皆様の丁寧な説明に"これなら出来そう!"とすぐにノー天気な気分に。
受講回数を重ねるごとに今まで自己流で何気なくやっていたこともきちんと整理されて"教える"という視点で考えられるようになりました。そして受講生の方々とも打ち解けて楽しい時間を過ごせました。
さて本番。ある程度やることが分かっている実技とプレゼンはリハーサルが出来たこともあって一応クリアできたかなと思います。問題は筆記です。テキストにも載っていない、講義でも触れられなかった、そういう設問を見たときには"しまった!"と心の中で叫びました。
週1回、2ヶ月間の短い時間でしたが何かに挑戦するという新鮮でスリリングな機会を与えていただけたことに感謝します。お世話になりました。ありがとうございました。
■柚木さゆり さん
講座初日から、先生方のアットホームで寛容なお話内容に惹かれてしまいました。そんな雰囲気の中、私は教材の本の内容を見て「なんだ、そんなに難しくないんだ」と思ってしまったのが大きな間違いで、授業が進むにつれて、どうしよう、どうしよう、の連続でした。自分でプレゼンティションを作成したり、披露したりと簡単に考えすぎていた自分に悲しくなる事の方が多かったのですが、何とか最後の週の授業までめげずにやってこれましたのも先生方の熱意あるご指導があったためと思います。
諸先生方からはシニアの初心者に対する心構えを鍛えられた気がしています。先生方の教える立場というよりは「共に学びましょう」という心温かいお気持ちがひしひしと感じられる授業内容でした。
ほんとうに、ありがとうございました。お世話になりました。
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