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                                メルマガ IDN 【第32号】
                                   Inter Depending Network
                                    2003年8月1日発行
                                     
                       
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                                   《第32号のご案内》

1.ふれあい充電講演会   
  =8月の案内 :8月3日「江戸囃子と納涼の夕べ」(再掲)
  =7月(第27回)の報告:「平家物語」を聴く夕べ

2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第18期:9月6日に開講の案内
  =IDN−ADF2003のお知らせ(第2報)

3.学生,社会人の進路相談
  =あるトランペット奏者からの便り

4.下関支部レポート
  =一枚の絵:ルオーの「道化師」

5.武兵衛とokokmanの「楽しくパソコンライフ」
  =メールのマナーについて

6.若林律子さん
  =新連載「りっちゃん奮戦記:第1回」

7.IDN会員募集のご案内
  =入会を考えている方に
  =新会員 の自己紹介
      村上かをりさん   (アドバイザー第16期生)
      橋本良子さん     (アドバイザー第16期生)

8.ふれあい広場
 =「ジャストホーム2」試用経験座談会に出席して
     秋本  穣さん(アドバイザー第2期生)
    小川裕子さん(アドバイザー第3期生)

 =佐藤昌子さんの連載:渡るアメリカに鬼はなし(第12回  最終回)
     <マラソンおばさんとアメリカの子供達との交流>

9.編集後記

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1.ふれあい充電講演会
■8月(第28回)の案内(再掲):「江戸囃子と納涼の夕べ」 出演 成宗囃子保存会
・日時:8月3日 pm5時半―8時 (受付開始5時)
・会場:賀神社 杉並区成田東5丁目29番地 03−3392−1027
    丸の内線南阿佐ヶ谷駅@出口より徒歩5,6分
    または、JR阿佐ヶ谷駅南口よりバス"すぎ丸くん"にて「杉高前」下車
・会費 3000円 (同伴者1500円)              

いつもIDNに温かいご支援を頂き、有難うございます。
今回は盛夏の候、昔懐かしい鎮守の杜の夏祭りを髣髴とさせる祭囃子を鑑賞しながら、麦酒を飲み、歓談しようと言う趣向です。どうぞご家族共々お出でください。

『口上』
千代田のお城を西に離れること四里と半,豊多摩の地成宗村に『須賀神社』と申す小社あり。今を去る百数十年前、村人、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、健康長寿を祈願して、祭神須佐男命に祭囃子を奉納せり、と言う。人々伝えて今も尚、鎮守の杜に成宗囃子は響くなり。

・申込窓口:金田 03−3392−1043  中川 03−3869−0315
  尚、会場への持込は自由ですので、飲み物は歓迎します。
  地図の必要な方はお知らせ下さい。

■7月(第27回)の報告:『平家物語』を聴く夕べ
平成15年7月14日(月) シニアワーク東京 参加者 49名

薩摩琵琶の名手、古澤錦城、錦志ご兄弟(文部大臣賞受賞者)をお呼びして、平家物語の中の『敦盛』と『壇ノ浦の戦い』を観賞しました。梅雨最中、古楽器の音と語りに聞き酔れた一夕の模様をお伝えします。
                 
◆司会の挨拶から
  日本人の多くはドレミの音階による洋楽が音楽と思っているが、雅楽や謡など日本古来の音楽はこれとは違う民族固有の音階で成り立っている。波打ち際で本を読んでいると、いつしか波の音が聞こえなくなるように、古楽器の音には聴き入るほどに眠ってしまうような心地よさがある。その響きに先祖の心が偲ばれる。 日本に伝わる素晴らしい文化、これを伝え続けていくことが、病める社会を直していく一助になるのではないだろうか? 先祖の想いに心を馳せながら観賞したい。

◆古澤師からのメッセージ
  哀切で荘厳な七五調ではじまる『平家物語』。今宵は皆様を、しばし源平の絵巻物の世界にお誘い致します。
今甦る「平家物語の」世界
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を現わす
古代インドの舎衛国にて、スダッタという大富豪が建立して、お釈迦様に寄進したと言う大寺院『祇園精舎』。その西北の角、日の沈むところに「無常堂」という建物があった。そこでは、修行をしていた僧が病気になると、すすんでその中に入り静かに身を横たえ、死を迎える。
 『諸行無常 是生滅法  生滅々已 寂滅為楽』という偈を自然に響かせる。
この鐘の音を聴く病床の僧は苦悩がただちに消え安らかに浄土に往生するという。
 
演奏は、錦志師の"祇園精舎の鐘の音・・・"に始まる「敦盛」と、錦城師の演ずる、平家物語のクライマックス「壇ノ浦の戦い」の二部に分けて約一時間、聴き入り、聞き惚れているうちに終わりました。

◆参加された方々のご感想から
・古来からの物は素晴らしい。雅な語りにうっとり聴き入り古えを思った。
・日本伝統文化の素晴らしさ、奥深さに触れた。是非語り続けてください。
・ 間近で聞き、その迫力に感動した。
・ 人生を振りかえながら聞いた。心に沁みる思いだった。
・病める社会と重ねつつ聞いた。日本古来のものをもっと伝えることが大切だと思った。
・画像が主役の情報社会は病んでいる。人の心に訴える文化を大切にしたい。
・「琴線に触れる」を目の当たりにした。線にかすかに触れても玄妙な音が出るんですね日本語がかくも美しい言語かと、再認識しつつ聴き入った。
・ 本で読む平家物語と大違い、本物はすごい。
・ 詩吟のイメージと重ねながら、その語りと音色に聞き惚れた。
・ 静と動の演奏を聞きながら、故郷下関の光景を思い浮かべました。
・ 薩摩琵琶が好きになった。
・ 是非リピートを。『ミミなし芳一』が聞きたい。
・ このような良い機会に巡り合えて、貴重な体験をし、感謝しています。
参加された皆さんのご感想から、この稀有で素的だった一夕をご想像下さい。レポーターとして蛇足は控えさせていただきます。

◆懇親会
  演奏会に続き、席を改めて懇親会に移り、一時間という恨めしくなるような短い時間でしたが,講師を中心に歓談しました。大変盛り上がった証左に、懇親会は赤字になりました。

演奏して頂いたご兄弟、古澤両師に心から御礼を申し上げます。

琵琶奏で 歴史伝える ご兄弟  和                
(レポート 金田和友さん)

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2.シニア情報生活アドバイザー講座
■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。
NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座第18期の案内
第1講座 09/06(土) 09:30〜12:20 アクティブワン秋葉原
第2講座 09/06(土) 13:00〜16:00  アクティブワン秋葉原
第3講座 09/15(祝) 09:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第4講座 09/15(祝) 13:00〜16:00  都立品川人材開発センター
第5講座 09/23(祝) 09:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第6講座  09/23(土) 13:00〜16:00  都立品川人材開発センター
第7講座 09/27(土) 13:00〜16:00  アクティブワン秋葉原
第8講座 10/04(土) 13:00〜17:00  アクティブワン秋葉原

都立品川人材センター(品川区東品川3-31-16)
アクティブワン秋葉原(千代田区外神田6-15-9)

申し込みは <idn@npo-idn.com>までお願いします

お知り合いの方で受講希望者をご紹介ください

■ IDNアドバイザーフォーラム2003のお知らせ
    
現在、着々と準備を進めています。メルマガ30号で案内した内容に追加情報を記載しました。
8月15日頃に正規のご案内をする予定です。たくさんの方の参加をお待ちしています。

◆開催日時
・フォーラム:2003年9月20日(土)13:30-17:00
・懇親会:17:15-19:00  (希望者参加)
◆開催場所
・大崎労政事務所会議室(JR大崎下車)

◆プログラム(詳細は検討中)
  @挨拶と開催の趣旨(奈良原理事長)
  Aゲストスピーチ(プロジェクト推進者の挨拶とスピーチ:村岡部長依頼)
  Bアドバイザーの活動事例発表(複数人)
  CIDN以外の団体などの活動状況(複数人)
  D今後の活動について
  E自由討議

◆フォーラム付帯事業
CD-ROMを作成し参加者に配布する
構成内容の案
・ IDNで資格を取得したアドバイザーの名簿
  (認定取得時期・氏名・住所など)
・ アドバイザー講座事例発表リスト
  (発表題名・発表内容・利用したソフトなど)
・ アドバイザー講座事例発表集
  (企画書・完成品・作成手順などのコンテンツ)
・ 受講感想集

◆その他
・アドバイザーの作品展示(検討中):絵画・写真・カレンダー・・・・・
・参加:自由(アドバイザーが知人を同伴する事を歓迎)
・参加者数の想定:40〜50名
・招待者:村岡部長・原田氏・その他
・当日のプレゼンTOOL:PCとプロジェクターを準備

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3.学生,社会人の進路相談をいたします
■あるトランペット奏者からの便り
  俊友会管弦楽団といえば,皇太子殿下が,チェロのパートで参加したことのあるアマチュアでも有数の管弦楽団です。先日,IDNの仲間を通して知り合いになった,トランぺット奏者の中西英一さんからチケットを頂いて池袋芸術劇場で,IDNの仲間と一緒にコンサートを聴く機会がありました。

その後、中西さんから頂いた手紙は,ご本人の進路に関連するものでした。ご本人の了解を得て掲載致します。

拝啓
奈良原眞吉様

  今年の梅雨は,比較的過ごしやすいようにも感じますが,いかがお過ごしでしょうか。
先日のコンサートは多数の方々のご来場頂きまして,真に有難うございました。演奏は如何でしたでしょうか。お蔭様で,名曲が多かったこともあり,かなりのお客様にご来場いただくことができました。お客様が何よりの励みです。

  当方,現在弁理士試験受験専業浪人で,コンサートの翌週に2次試験が終わり,9月末の2次合格発表を待っているところです。といっても,まだ受験初年度ですので,今年の合格はまだ無理だと思います。来年の試験に向けて最終合格の体制を組みなおしております。私にとっては,丁度人生の折り返し点にあたっており,有意義な浪人生活を心がけています。

  音楽活動は,勉強の息抜きでもありますので,何とか続けております。11月30日の次回コンサートも,後日またご案内致します。M様にもよろしくお伝え下さい。

敬具   中西英一
 
(レポート:奈良原理事長)

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4.下関支部レポート
■一枚の絵:ルオーの「道化師」
 倉屋敷の町並みの中に大原美術館がある。この日本最初の西洋近代美術館は入場者数の多い事でわが国の美術館でも抜群の人気を誇っているという。ギリシャ神殿風の高い柱を見上げながら初めてこの美術館を訪れたのはもう随分まえのことである。最も有名なグレコの「受胎告知」等の大作を見て歩いた後、深い悲しみを込めた目で、こちらを見つめている一枚の絵の前でピタリと足が止まった。

 厚塗りのピエロの化粧の中の目が、人の心を捉えて離さない。何かを訴えようとするその目からは今にも大粒の涙が落ちそう、これがルオーの「道化師」との出会いである。
 『ルオー』(1871〜1958)
 パリ生まれの画家。版画家。ステンドグラスの徒弟職人となり、傍らパリ工芸学校と美術学校に入り、ギュスタヴ・モローに師事した。20世紀に入ると「娼婦・道化師・サーカス」等を画いた。「リギュージェ修道院」で内面的・宗教的な感情を養う。街や人間のいる風景を画いても静かなる信仰的な感情が深い地塗りと太く黒い線(隈どり)透明感のある緑・青・褐色と輝やく色彩をもって美しく描き出される。初期における罪・絶望の表現から静かな内面的世界が描かれる。

 ルネッサスン以降の真の意味での宗教画家としてルオーの世界が成立された。1958年2月13日パリに没し国葬が行われた。代表作「悪の華・郊外のキリスト・ヴェロニカ・裁判」など、また版画「ミセーレ」が有名。
(文献、日本百科大全集・世界美術大全集)

 私は美術館の広い空間が大好きだ。館内に入るとすぐに、静かな雰囲気に浸かりきって名画や美術工芸品を心ゆくまで鑑賞することができるからである。大原美術館でルオーの「道化師」との出会いから、もう25年以上も私の美術館詣では続いている。
(レポート:下関支部 中原節子さん)
 
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5.武兵衛とokokmanのリレー連載「楽しくパソコンライフ」
 連載29回 ― メールのマナーについて ― 

先日,素朴な質問として「ネチケット」についての問い合わせがありました。「ネチケット」とは,インターネットを利用する時のエチケットを総称して言われている言葉です。ネチケットについて言い出すと書ききれない位の内容がありますが,私が気になることを少し書いてみます。

1.良く忘れるのが,件名と添付ファイル
 件名の入っていないメールが時々来ます。件名で先に開くかどうかを決めることが多く,件名が入っていないと,怪しげなメールと勘違いして捨てられます。出来るだけ内容が分るような件名を忘れずに入れましょう。もう一つ,ファイルを添付しましたと書いているのに,添付するのを忘れることが多いです。直ぐ気が付いて送りなおせばまだ良いが,忘れっぱなしの方も結構おられるので注意が必要です。

2.改行の位置
 Outlook Express では,送信時に半角76(全角37)文字目に改行を入れる設定がなされています。これを返信で引用されると,引用符(>)が入って,38文字となるため1文字折り返されて読みにくい文章になります。
逆に,折り返しが指定されないメーラーでは,1行が長く,横にスクロールしないと読めないものもあります。
「ツール」→「オプション」→「送信」の中の[HTML形式の設定][テキスト形式の設定]で,文字列を折り返す文字数を70くらいに設定しておくと比較的良いようです。
ただし,フォントサイズによっても,折り返し位置が変わってくるので一概に言えませんが・・・・・。

3.メール返信時の引用
 送られてきたメールに返信する場合,返信ボタンを押すと,受け取ったメールの文面が引用符(>)と共に表示されます。このような引用文をそのままそっくり残して返信される方を見かけます。これはムダにメールを長くしてしまうので避けましょう。全部削除してしまうと何に対しての返信か分り難いので,必要な部分だけを残して,それに対して返事を書きます。不要な部分は思い切って削除します。
 特に携帯でメールを受ける場合は,文字数に制限がある機種が多いので,文章は簡潔にまとめるよう心がけます。

4.パソコンの時間設定
 意外と見過ごされがちなのがパソコンの時間設定です。自分のパソコンの時間は狂っていませんか?受信トレーで送信時間による並べ替えがなされている場合,時間が狂っていると古い過去のメールの中に埋れてしまいます。オークションなどに参加する場合などは特に問題です。
時間が狂っている場合は,「コントロールパネル」→「日付と時刻」から修正します。

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今後,このコーナを皆さんとともに充実させて行きたいと思います。
ワードやエクセル,ブラウザやメーラーなどで,こんな時どうするとか,こんなこと出来ないかとか,また,こんなことが出来るよとか,ここは違うぞとか,ご質問やご意見がありましたら,気軽に下記のアドレスまでメールを下さい。出来る限り掲載して行きたいと考えています。
 
mailto:tanoshiku-pc@npo-idn.com

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6.若林律子さん:新連載「りっちゃん奮戦記」
― 第1回  離婚 そして子どもとの3年のくらし ―

  今回このような機会を与えていただいてとても緊張するとともに光栄に思っております。どこまで自分の考えや想いが皆様に伝えられるかわかりませんが、子育て、仕事を通して私が感じていること実行していることなどを書き綴っていきたいと思います。

  私は、ただいま36歳。年女です。22歳で結婚し、23歳で第一子出産。24歳で第二子出産。それまでは自分の生き方なんてしみじみと振り返るようなことはせず、ただ与えられたことをこなしていく。といった生き方をしていました。もちろん、その時は不満など特にありません、それが当たり前と思っていましたから。ですが、平凡な生活でしたが、突然自分の身に変化が訪れました。結婚して8年目。好きな人と結婚したのに離婚することになるなんて考えてもいませんでした。

  はじめは、子供のためにそして自分のために離婚は避けたいと思っていましたが、ある日、離婚することに抵抗が無くなり始めました。夫婦が子供の前でけんかしたりすることの方が、悪に感じられるように気持ちが変わって最終的に離婚を決意。

  子供との生活も3年経過しました。お父さん、お母さんが揃っていることがやはり普通で良い家庭と思われがちですが、それも一概には言えないのではないでしょうか?夫婦は、やはり他人が一緒になることですからお互いの努力なくしては成り立たないものと感じました。離婚理由にほとんどの人が相手が悪いと互いに言い合いますが、どちらかが100%悪くて片方が良いということは決してないと思います。善悪の割合はどちらかにウェイトが多くかかることもあるかと思いますが、お互いに反省するべき点はあると思いました。わたしも離婚した頃は、離婚したことをマイナスに考えていました。ですが、何事もマイナス思考でいることは、すべてマイナス因子を引き寄せてしまっていることに途中から気づき始めたのです。

  生まれた瞬間から人間は悲しいことに死に向かってすすんでいるのです。それは、どんな人でも同じこと。ならば与えられた時間を悲しんで過ごすよりは、楽しんだほうがいいんじゃない?って思ったらすごく毎日がたのしくなりました。他の人と比べたら無いものばかり・・・・悲しんでいたってないものはない。お父さんがいない。ならば自分がお父さんの役目をすればいいじゃない。でも男にはなれない。ならば色々な人と関わって男とは!と子供たちに指し示してくれる人を探せばいい。とできることを頑張ってすれば何とかなるさ・・・。といった考えで今日に至っています。
(続く)

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7.IDN会員募集のご案内
■ 「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの! 
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
 
■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、賛助会員と正会員を募集しています。
賛助会員は、入会費及び年会費を各々一口1,000円以上(合計 2,000円以上)
納めていただきます。
正会員は、入会費及び年会費を各々一口10,000円以上(合計 20,000円以上)納めていただきます。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し  配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
  詳しいことをお知りになりたい方は、Eメールで、事務局まで  お問い合わせください。

 Eメール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>

 ホームページ: http://www.npo-idn.com/

■入会を考えている方へ  SHさんとの交流
現在進行中のSHさんとのメールのやり取りです。ご参考になれば幸せです。

IDN奈良原 様
梅雨明けも真近の様相ですが、IDN の皆様お元気でご活躍のことと存じます。飛び入り参加の箱根ポーラ美術館・姫シャラの湯旅行では、大変お世話になりました。このたび写真を拝受懐かしく拝見しました。小生もパソコン教室や、所属コーラス練習、家事見習い、団地植栽etcで過ごしています。諸行事、連絡等がございましたらmailにて配信を頂戴しますと幸いです。
よろしくお願いします。 まずはお礼まで。 SH拝 

SH様
写真など、やや時期遅れのご報告になりましたが、ご丁寧なるメール早速有難うございました。これからも諸行事連絡など,メールでいたしますので,よろしくお願い致します。尚,機関紙や,メールマガジンは,配信されていますでしょうか。  奈良原眞吉

IDN奈良原 様
ご親切なレスポンスありがとうございます。
「NPO ふれあい通信第14号」を写真と一緒に拝受していますが、ほかにございますか?
通信にあったホームページnpo-idn,comがopen できずにおります。
また、賛助会員の資格で会費をお支払いすべきですがーーー。
よろしくお願いします。  SH 拝

SH様
「NPOふれあい通信第14号」のほかに,月2回発行の「メルマガIDN」がございます。今回からお送りさせていただきます。しばらくお読みになってみて,必要ならば継続,不必要ならば購読を止めていただいても結構です。ホームページがopenできずにいらっしゃるとか,もしかしてドットとコンマの違いではないでしょうか。こちらからURLをお送りいたしますので,試してみて下さい。
もし賛助会員の資格で会費をお支払い頂けますれば,入会金1000円と年会費1000円で十分でございます。制作コストや郵送料などをまかなうことができますので助かります。ご無理のない範囲で,ご自身の気持ちに従ってどうぞよろしくお願い致します。  奈良原眞吉
URL www.npo-idn.com

(レポート:奈良原理事長)

■新会員  橋本良子さん(アドバイザー第16期生)の自己紹介
 昔からキーボードで何かを入力してみたいと漠然と思っていました。5年程前、偶々パソコンに触れるチャンスに恵まれました。何とか扱えるようになる迄に、沢山の方々から親切に教えて戴きました。そして何時の間にか、聞かれて答える立場に替わっていました。
  私が受けました沢山の懇切丁寧なご指導に対し、今度はお返しするために、IDNの趣旨に共感し、入会致しました。これからの御指導宜しくお願い致します。
 
■新会員  村上かをりさん(アドバイザー第16期生)の自己紹介
 約一ヵ月間に亘る、アドバイザーの受験勉強は、苦しくもありましたが、とても有意義な楽しいものでした。その間、IDNの理事長様を初め、先生方の素晴らしい活動・ボランティア精神に触れまして、試験に合格しましたら、是非とも、IDNに入会させて頂きたいと思っておりました。
  人生への前向きな生き方、多士済々な素晴らしい人生の達人の方達とお付き合い出来ますこと、これからの私の生き方のお手本になりますし、とても嬉しく思います。会員の一員としまして、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
  
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8.ふれあい広場
■秋本 穣さん(アドバイザー第2期生):「ジャストホーム2」試用経験座談会に出席して
  先日、IDNのご紹介でジャストシステム社家庭用統合ソフト「ジャストホーム2」試用経験座談会に出席したご報告です。 
  同ソフトはメーラー、ワープロ、作表、画像処理、絵葉書作成、など家庭で使用頻度が高い12のプログラムを、初心者に的をしぼり単純、カラフルなセットにまとめた、定価8500円の統合ソフトです。 口コミやパソコン教室経由浸透し、現在では2百万世帯が使う、隠れたベストセラーだそうです。 今回は本年末に発売予定される改訂版「ジャストホーム3」のために、熟年者、初心者、10人を集めての懇談会でした。

  出席者から、「マニュアルの字が小さい、大きく絵入りで」「マニュアルをもっと易しく」「拡販にはパソコン教室経由がベスト」など和やかながら鋭い指摘がありました。 基本セットに加え、「家計簿」「ホームページ作成」などが追加購入できますが、私は初歩を卒業した人にメーラーなど機能を高めた「プレミアム版」を作ってはいかがと提案しました。

  改訂版がどのように変わって登場するか楽しみです。 ジャストシステム社が、マイクロソフトなど世界の強豪と戦うには、このようにきめ細かい気配りでニッチマーケットを狙うことが生き残りの鍵だなと、スタッフの奮闘に感じ入った次第です。 機会をくださったIDNおよびメロウソサイアティのご厚意にあらためてお礼申し上げます。

■小川裕子さん(アドバイザー第3期生):「ジャストホーム2」試用経験座談会に出席して
  理事長からIDNの女性の出席者がいないからと締め切り直前にご連絡をいただき、どうしたものかと思いましたが、全く知らない人の意見も必要とのことで行ってきました。

  “ジャストホーム2”というソフトが送られてきたのは会議の少し前で、インストールしたらなんととても可愛らしい画面が立ち上がりました。会議に出席する前にオールインワンPCソフト(写真、ワープロ、表計算、はがき、プリント他)をガイドブックにそってそれぞれ試しておかなければ話もできませんので、3日ほどかかってさわりだけ試してみました。これだけあれば他のソフトを購入する必要はないくらで、最近は標準でワードなどが入っていますが、互換性があれば、おすすめソフトでした。

  私の場合ですが、何時も使っているCATVのメールが何故か受信エラーが出て使えませんでした。(設定は全てコピーしたので間違いはないはずです)フリーメールを取って設定したら、そちらは送受信可能でした。カラフルなメール(HTML)が簡単に出来てとても楽しいです。このソフトは女性向きかなというのが全体の感想です。 
 
  かなりパソコン通の出席者が多数でしたが、ジャストホーム側ではそれほどスキルの高い人ばかりを望んでいるわけではないことが分かりましたので、心配することはありませんでした。

■佐藤昌子さん(アドバイザー講座11期生)
=渡るアメリカに鬼はなし=マラソンおばさんとアメリカの子供達との交流
【その12  最終回】 長くも短い充実した3ヶ月でした
  Sherryのご主人のMarionとは、食事の後よく話をしました。家族の話・仕事の話・経済の話・福祉の話そして
彼が若い頃、兵役で行った横須賀や沖縄の話などお互いに辞書を片手に時を忘れて話し合いました。彼は夫婦でもう一度日本に行ってみたいと夢を語ってくれました。

  働き者で家族思いの旦那さんでしたが、Sherryによると私がこの家に来る前までは、帰りも遅く、食事もほとんど外で済ませてきたようです。私が食事を作るようになってから帰りが早くなり、会話も増え手作り料理の大切さを知ったと言ってくれました。これからは、もっと料理を作ろうと思っていると彼女は本音を話してくれました。
(しかし、彼は4年前突然本当に突然心臓の発作で亡くなってしまいました。Sherryからメールをもらった時、冗談かと思ったほどでした。毎年訪問するたびに私を楽しませてくれました。その彼がいなくなるなんて信じられませんでした。まだ50歳でした。)

  学校での活動はますます忙しくなりました。美術の先生と一緒になって子供達とこいのぼり作りをしたり、日本文字の「花」を画面の中心に書きその周りに花の絵やソフトな色紙で花を作り周りに貼り付けて綺麗な作品を作成しました。
  音楽の先生とは日本の楽器の授業をしました。楽器の本物がなくても私が持っていった琴や長唄の曲を聞かせ和楽器の絵を見せて説明しました。広い体育館で日本舞踊の「越後獅子」を踊り校長先生や生徒と一緒にさらしを振ってもらいました。見せるだけでなく参加してもらうと子供達は喜んで舞台に上がってきます。

  Sherryと校長先生の働きかけで、私の11の小中学校での活動に対して表彰を受けました。市議会場で市長さんからの賞状授与はテレビ中継されたそうですが私は見るチャンスはありませんでした。

  6月に入ると学年末が近ずき先生も子供達も長い夏休みの準備に入り何かとせわしくなりました。学校は終了してもサマースクールがあり、私はSherryのセラミック教室の手伝いをしました。ロクロを初めて回したり子供達と粘土ををこねまわしながらカップを作ったり、市の図書館で折り紙教室を開催したりしましたが全てSherryがアレンジしてくれました。時々旅芸人のドサマワリのような気分になりましたが、それが私にとっては楽しい活動でした。

  帰国前にミシシッピ川を見たいという私のリクエストを図書館主任のMrs,Collineが叶えててくれました。二人の子供の子守りを兼ねて彼女の車でアイオワ州の彼女の母親の家を目指して出かけました。4時間のドライブの後母親の所に子供を預け、2時間ほど走ったとうもろこし畑の中にある野球場に連れていってくれました。そこはィールドオブドリーム」という映画の撮影現場でした。映画そのままの球場、白い家、ベンチがあって大好きな映画の感激が再び沸いてきました。こんな素晴らしいもてなしをしてくれる彼女の優しさに脱帽するばかりでした。その夜
は彼女のお母さんの家でビデオでこの映画を見ました。外では蛍が飛び交い、とても幻想的でいつまでも夜が
明けないでほしいと思いました。

  サマースクールも終わり、シカゴへ一泊どまりで先生達と車で出かけました。美術館を見学したりナイトショウを見に行ったり、別荘に再び滞在したり、校長先生の家にディなーに招待されたり、原住民の大集会に参加してダンスを踊ったり、Jenの友達とテーマパークに行き目一杯遊んだり、老人ホームを訪問して日本舞踊を踊ったりお茶会を開いたり毎日があわただしく過ぎてゆきました。

  もう1週間で帰国という頃になって歯が痛み出しました。痛み止めを塗っても飲んでもおさまらず、歯科医院に連れて行ってもらいレントゲンを撮ってもらいました。左下の奥葉が虫歯で抜歯するしかないと言われてしまい、アメリカで歯を抜かれるのはいやなので日本に帰って抜く事にして、痛み止めの薬を頂いたのですが全然効かずとうとう抜歯することになってしまいました。麻酔を打って3本も抜かれてしまい口の中がスースーしてしまいました。しかし英語をしゃべるのに都合が良くなったような気がしました。今でもそう思っています。

  日本に帰る時が近ずき、Sherryと私はどちらからともな私達はく1回限りの出会いではないよねと言い合ってしまいました。あなたは私達の家族なのだからいつでも来たい時に来て欲しいと言ってくれました。3ヶ月間共に生活をして深い心の交流ができあがったんだと思いました。Jenともすっかり仲良くなれて、彼女が外国に出かけた時はちゃんと絵はがきを日本に送ってきてくれます。現在は教師になる勉強をしています。

  その後、他の州へ活動に行く時も必ずSherryの学校に寄るようにしています。バージニア州には4回、ニュヨーク集に2回、メイン州ワシントン州などで活動を続けてきました。そこでも沢山の素敵な人々との出会いがあり、思い出を沢山作りました。私が渡ったアメリカではつらいことや悲しい事はほとんど有りませんでした。私が一生懸命活動すればちゃんと応えてくれるのです。これからもアメリカの子供達の笑顔を見に、そして沢山のエネルギーをもらいにアメリカへ出かけて行きます。                                      
      
長い間読んでくださってありがとうございます。これはほんの3ヶ月間の活動の記録でした。

<終り>

佐藤昌子さんが米国に向けて出発されてのは、1994年4月23日のことでした。
「今までの原稿を膨らませ写真を入れてて本にしてみようかなんて、夢みたいな事を考えております」とのことで、帰国されたあと7年に渡る活動も含めた「本」の実現を期待します。
長期間の連載をありがとうございました。(編集担当  記)

9.編集後記
■華三昧
  メルマガ前号の発行は7月15日を過ぎて深夜の発行になった。編集後記を書き始めたが、力尽きて省略してしまった。

平成15年千葉ブロック花展が7月12日から14日に予定されていた。7月10日の3時頃人形町の花屋さんに花を求めにに行った。先生が心配してくれて、一緒に選んでくれた。80歳の元気いっぱいの雅水先生とお茶をした後、花屋さんの車に同乗して夕方の部活に行った。月に2回、前に勤めていた会社の部活に参加させてもらっている。当日の部活で活ける花材も花展に使うことにして、たくさんの花を自宅に持ち帰った。

  12日は朝9時に全員集合。午前中は昨年の反省をもとにした改善案による会場の設営。午後になり各人の作品の制作を開始。会長先生の一団も到着し、メインのコーナーも制作が開始される。夕方近くになり、完成した人から会長先生のご指導をいただく。直接ご指導をいただく機会は、年に一度この機会のみである。
 夕方になり、会長先生のグループと千葉のメンバーとの会食が始まった。全員が居なくなったところで、私の役割の写真撮影を開始。今年は会長の作品も含めて27作品と会場全体の様子など写真に収めた。

  13日(日)と14日(月)にお客様をお迎えする。私は、13日の午前中に本部の研究会に出席。6月に欠席した分と7月分の二つの花を活けて当日の先生の指導を受けた。午後は千葉の会場に行き、お客様の様子を見る。そして先輩達の作品をゆっくり見せてもらった。写真撮影の時は、構図と照明に気持ちが集中しており、作品を鑑賞していない。
  14日(月)は午前中仕事に出て一旦帰宅、5時頃に会場に到着し終了時刻を待つ。6時に片づけを開始。夕方に来る事のできない人の分も全員で対応し、最後に会場の原状復帰を確認し終了。お互いの苦労をねぎらって解散。

  今回の花展のために、12日の大宅壮一マスコミ塾で中国人カメラマンの講演(向島百花園)、14日のIDNの講演会(薩摩琵琶による平家物語)に参加することが出来なくて残念だった。
  14日の夜はかなり疲れており、15日の夜も用があり、メルマガの発行が遅れ、編集後記も途中まで書いて、ついに力尽きてサボってしまったことの顛末です。

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