◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

                                  メマガ IDN 【第33号】
                                 Inter Depending Network
                                    2003年8月17日発行
                                     
                       
**********************************************************************************

                               このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
                             の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
                      お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
                          メルマガIDNのバックナンバーをIDNのホームページでもご覧頂けます

                                         http://www.npo-idn.com/

*********************************************************************************

                                   《第33号のご案内》

1.ふれあい充電講演会   
  =8月(第28回)の報告:8月3日「江戸囃子と納涼の夕べ」
  =9月(第29回)の案内:9月13日「東京国立博物館見学会」

2.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第18期:9月6日に開講の案内(再掲)
  =IDN−ADF2003のお知らせ(第3報)

3.学生,社会人の進路相談
  =秦 雅彦さん:就職活動を振り返って

4.下関支部レポート
  =史蹟 割烹旅館 春帆楼 日清講和条約調印の地 と「ふく」料理政府公認第一号店

5.武兵衛とokokmanの「楽しくパソコンライフ」
  =新型ウイルスについて

6.若林律子さん
  =新連載「りっちゃん奮戦記:第2回  おいたち」

7.IDN会員募集のご案内
  =入会を考えている方へ:介護老人保健施設の見学から
  =新会員 の紹介
      東川征夫さん(アドバイザー第15期生)
      佐藤 博さん

8.ふれあい広場
 =アドバイザー講座受講感想(アドバイザー17第期生)
     大熊勇雄さん
     國重誠之さん
     篠崎恵子さん

9.編集後記
 
=大宅壮一マスコミ塾

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1.ふれあい充電講演会
■8月(第28回)の報告:「江戸囃子と納涼の夕べ」 出演 成宗囃子保存会
・日時:8月3日 5時半―8時
・会場:賀神社 杉並区成田東5丁目29番地

  演奏者と徴集合わせて約60人が神社の境内に集まり、伝統郷土芸能の「成宗囃子」を聴きながら一夕を過ごしました。

『 口上 』
千代田のお城を西に離れること四里と半,豊多摩の地成宗村に『須賀神社』と申す小社あり。
今を去る百数十年前、村人、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、健康長寿を祈願して、祭神須佐男命に祭囃子を奉納せりと言う。人々伝えて今も尚、鎮守の杜に成宗囃子は響くなり。

 先祖の遺した郷土芸能を受け継いで、懸命に演奏している子供達に盛大な拍手が送られました。「擬き(もどき)の目出鯛」に「獅子舞の門付け」も楽しく、最後の保存会会長の太鼓はまさに至芸に近く一同聴き入っていました。そして子供の頃の村祭りを彷彿とさせるような雰囲気の中で、ことのほか美味しいヒールにお話も弾み、アッという間に時が過ぎました。
 成宗囃子保存会の皆さん有難う! 子供達を育てることの大切さを今ほど実感する時代は無いと思います。これからも育て伝え続けてください。 

解説「五人囃子の由来」
 もともとこの囃子は、府中市の大国魂神社(武蔵一ノ宮、奈良時代の国府の総鎮守)のときに奉納されたもので、船橋流及び目黒流の二流に分かれて伝承されてきた。船橋流は現世田谷区の千歳船橋の地を源として江戸の各所に伝承されてきたものといわれています。
 お囃子の曲目は、「屋台」「鎌倉」「国堅(くにがため)」「師調目(しちょうめ)」「印播(にんば)」の5曲から編成されていますが、そのそれぞれに踊りがつき賑やかさを一層盛り上げています。
(府中市立郷土の森博物館蔵伝文より)
                                      
(レポートと写真:金田さん)

■9月(第29回)の案内:東京国立博物館見学会
  初秋の一日、ご一緒に日本の文化にどっぷり浸りたいと企画しました。 
昨年、「益子窯見学ツアー」のお世話をしていただいた井出昭一氏(現在東京国立博物館でボランティア活動をされています)のご案内で同館を見学しようというイベントです。同氏の助言で、7月にリニューアルの本館で"日本美術の流れ"を見学し、正倉院宝物と双璧をなす古代美術の宝庫"法隆寺宝物館"で献納宝物をじっくり拝観する事としました。一般の参観より充実した見学が出来るだろうと期待されます。
どうぞお誘い合わせのうえ、文化のメッカ上野の森にお出で下さい。ご参加をお待ちしています。

1 開催日:平成15年9月13日(土)
2 集 合 :午後2時半 東京国立博物館 正門前
        (JR上野駅公園口より徒歩10分)  п@03-3822-1111
3 見 学 :2時45分―4時30分 本館ならびに法隆寺宝物館
4  懇親会: 見学終了後、上野駅近くの会場で開催(5時―7時)
5  会 費 : 見学のみ    1000円
         懇親会参加  3000円
満65歳以上の方は運転免許証または保険証をご持参願います。

なお、特別展「アレクサンドロス大王と東西文明の交流展」にご関心のある方は、前もって観覧(自費負担)を済まされ、定刻までに本館1階のインフォメーション前に集合してください。

お申し込みは前回同様下記まで (今回、定員は無制限です)
  金田 /Fax  03-3392-1043  (E-mail) afu@k2.dion.ne.jp
  中川 п@     03-3869-0315 (E-mail) mgt-naka@cilas.net

*********************************************************************************

2.シニア情報生活アドバイザー講座
■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。
NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

18期は週末と休日の開催です。ご参加をお待ちします
お知り合いの方で受講希望者をご紹介ください

■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座第18期の案内
第1講座 09/06(土) 09:30〜12:20 アクティブワン秋葉原
第2講座 09/06(土) 13:00〜16:00  アクティブワン秋葉原
第3講座 09/15(祝) 09:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第4講座 09/15(祝) 13:00〜16:00  都立品川人材開発センター
第5講座 09/23(祝) 09:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第6講座  09/23(土) 13:00〜16:00  都立品川人材開発センター
第7講座 09/27(土) 13:00〜16:00  アクティブワン秋葉原
第8講座 10/04(土) 13:00〜17:00  アクティブワン秋葉原

都立品川人材センター(品川区東品川3-31-16)
アクティブワン秋葉原(千代田区外神田6-15-9)

申し込みは <idn@npo-idn.com>までお願いします
今回のコーディネータは生部です

■ IDNアドバイザーフォーラム2003のお知らせ
  
メルマガ30号と32号でご案内致しましたが、開催が1ヶ月後に迫りました。
アドバイザーの方には後刻詳細のご案内をいたします。
たくさんの方の参加をお待ちしています。

◆開催日時
・フォーラム:2003年9月20日(土)13:30-17:00
・懇親会:17:15-19:00  (希望者参加)
◆開催場所
・大崎労政事務所会議室(JR大崎下車)

◆プログラム
  @挨拶と開催の趣旨(奈良原理事長)
  Aゲストスピーチ(プロジェクト推進者の挨拶とスピーチ:村岡部長)
  Bアドバイザーの活動事例発表(複数人)
  CIDN以外の団体などの活動状況(複数人)
  D今後の活動について
  E自由討議

◆フォーラム付帯事業
CD-ROMを作成し参加者に配布する
構成内容の案
・ IDNで資格を取得したアドバイザーの名簿
  (認定取得時期・氏名・住所など)
・ アドバイザー講座事例発表リスト
  (発表題名・発表内容・利用したソフトなど)
・ アドバイザー講座事例発表集
  (企画書・完成品・作成手順などのコンテンツ)
・ 受講感想集

◆その他
・ アドバイザーの作品展示:絵画・写真・カレンダー・・・・・
・参加:自由(アドバイザーが知人を同伴する事を歓迎)
・参加者:40〜50名
・招待者:村岡部長・原田氏・アドバイザー講座主催団体の代表・その他
・当日のプレゼンテーション方法:PCとプロジェクターを準備

*********************************************************************************

3.学生,社会人の進路相談をいたします
■秦 雅彦さん:就職活動を振り返って 
  就職活動は今までの人生の中で最大のイベントでした。数ヶ月の短い期間ではありますが、いろいろな事を勉強し経験しました。そして自分自身の事を一番見つめ直した期間でもあります。私はソフトを作るシステムエンジニアを志望していました。

  3月の中旬から就職活動を始めていろんな会社を回り選考試験を受けました。しかし1次の筆記試験が通っても2次の面接がなかなか通らないという厳しい状況でした。そんな中お世話になったのがNPOの奈良原さんでした。奈良原さんに教わった事で一番印象に残っている事が自己分析の大切さです。

  奈良原さんに会う前の私は、自己分析がしっかり出来ていなく、いきあたりばったりで面接をしていたような気がします。自己分析の方法を教わり自分自身を振り返りました。その事により自分の性格や行動を今まで以上に知ることが出来ました。自己分析をしっかりする事で面接ではしっかり答える事ができましたし自分の性格などの裏付けを経験にともなって話すことができました。そして数回にわたる模擬面接をやっていただく事で自分の言葉で相手にしっかりと伝える事が出来るようになりました。

  奈良原さんの協力により自信をつけた私ですがなかなか結果は出ませんでした。このときばかりは正直、挫折感もありましたし途中であきらめそうになりました。システムエンジニアになる事ばかり考えていましたがもう少し視野を広げてどんな職種があるのかまた自分にどんな職業があっているのかを真剣に考えはじめたのが7月に入ってからでした。その時セールスエンジニアという職種があるのを知りました。技術が分かる営業職です。

  自分は中学・高校と工業高校で技術に携わってきたし、大学で野球部に在籍し副キャプテンとしてチームを引っ張っていましたし、とにかく人と接することが好きな事もあって自分にはこの職種も向いているのではと感じ始めました。そして学校で行われる学内合同企業説明会でNSK販売(日本精工)という企業が参加していました。

  偶然にも募集職種はセールスエンジニアだったのです。お話を聞き選考試験を受ける事になりました。面接ではとにかく大きな声でそして笑顔を忘れずに話す事を心がけました。この面接で特にアピールした事は部として機能が成り立っていなかった時期を部員の結束で乗り越えた野球部での経験です。

  結果27社目にしてようやく内定をいただく事ができました。約5ヶ月間、人生の中では短い期間ではありますが将来の事を真剣に考えて自分がやりたい事を本気で考えた期間でした。途中でなげだしそうになった事が何度もありましたが一生懸命努力しあせらずに自分のペースで頑張れば必ず結果がついてくると思いました。
 
  就職活動ではいろいろな人にお世話になりました。家族や友人にも相談に乗ってもらいました。決して一人では乗り切れなかったと思います。そして奈良原さんにも大変お世話になりました。心から深く感謝致します。有難うございました。

***********************************************************************************
 
4.下関支部レポート
■史蹟 割烹旅館 春帆楼 日清講和条約調印の地 と「ふく」料理政府公認第一号店
  日清戦争講和会談が1895年(明治28年)に下関で開かれ、一ヶ月に及ぶ会談の後、世界外交史に残る日清講和条約(下関条約)が4月17日に調印された。その会場が下関市阿弥陀寺町の「春帆楼」である。

  日本側から総理大臣伊藤博文、外相陸奥宗光、清国(中国)側は李鴻章全権大使他が出席した会談であり、朝鮮の独立、遼東半島や台湾の割譲などを日本が認めさせる内容であって、日本が帝国主義に突き進む出発点となった条約であった。その舞台となった会議場がこの春帆楼にあり日清講和記念館(写真)として、会議に使用された机、椅子など調度品66点が当時のまま保存されている。

 春帆楼のもうひとつの顔が、日清講和条約よりさかのぼること8年の1887年(明治20年)暮れに、初代総理大臣伊藤博文が春帆楼に宿泊した。海がしけて魚が手に入らない、あるのは当時禁制であった「フグ」ばかり、宿として困り果ててしまった。だがフグのうまさは熟知してる、打ち首覚悟て食前に出したところ博文は「こりゃうまい、一身より百味の相をととのえておる」と賛美し、翌1888年、秀吉時代からのフグの禁食令を解除し、春帆楼のフグに限って料理の許可が出され、「ふく料理公許第一号店」となったのである。

 ちなみに「春帆楼」の名付けの親は博文で「春うららかな眼下の海にたくさんの帆船が浮かんでいるさま」を表現したものだという。最上階には昭和天皇・皇后両陛下が宿泊した「帝の間」ある。
                                           
(レポート:下関支部 青木紀雄さん)
 
*********************************************************************************

5.武兵衛とokokmanのリレー連載「楽しくパソコンライフ」
 連載30回 ― 新型ウイルスについて ― 

  前々回のこの欄でフリーソフトを紹介しました。一部の人から、このようなソフトをもっと紹介してほしいとの要望がありました。考えてみたいと思います。

  今回は、新聞・テレビでご存じの通り、新しい型のウイルスのお話し。不安に思っておられる方も多いので以下を参照にしてください。この欄を私と共に担当している岡角様から頂いたメールです。

今回のようにメールやホームページからでは無く,ラインから進入してくるウイルスやハッカーなどに対して,ルーターを介して接続していると安全なようです。ラインから進入してくるウイルスやハッカーなどは,サーバーなどの固定IPアドレスを持っているPCにアクセスしてきます。普通のユーザは,通常,プロバイダーから接続の都度IPアドレスが割り当てられ固定されていませんので,中々狙っては進入できません。更にルーターを付けていると,ルーターに接続している複数のPCにローカルにIPアドレスを割り当てますので,ますます進入できなくなります。

以上、私たちが感じていることです。このことは、ネット上で説明されていないので参考になるかと存じます。なお対策など詳しくは、下記のURLで調べられることをお勧めします。

http://security.biglobe.ne.jp/w32.blaster.worm@mm.html?H

http://www.nifty.com/webapp/security/news/supportnews_detail.jsp?newsId=1342

(担当:小坂武夫さん)

----------------------------------------------------------------------------------
今後,このコーナを皆さんとともに充実させて行きたいと思います。
ワードやエクセル,ブラウザやメーラーなどで,こんな時どうするとか,こんなこと出来ないかとか,また,こんなことが出来るよとか,ここは違うぞとか,ご質問やご意見がありましたら,気軽に下記のアドレスまでメールを下さい。出来る限り掲載して行きたいと考えています。
 
mailto:tanoshiku-pc@npo-idn.com

*********************************************************************************

6.若林律子さん:新連載「りっちゃん奮戦記」
― 第2回  おいたち ―

  わたしは、昔からこんなに物事をテキパキとこなし、シッカリした考えを持っていたわけではありません。やはり、ここまで来る間に色々な経験を重ねてきました。

  小学校の高学年から楽器に興味を持ちテナーサックスをはじめました。中学ではもちろん部活動は吹奏楽部。幸運なことに顧問が作曲者でもあったおかげで中学2年の時にはヨーロッパ(オーストリア、オランダ)へ演奏旅行へも出かけました。初めて出かけた海外。すべてが初めてで大きな楽器の梱包からすべて私たち中学生でやりました。中学3年では、部長に。部活動の中でやはり、責任ある役職を経験させてもらい、相手への気遣い、多くの人数をまとめていく力。そして同じ気持ちをもつ仲間との音を奏でることによって一つの曲を仕上げる喜び。本当に沢山の経験をしました。

  高校を卒業して親の望む進路は就職でした。でも私は、その先の学校へ進学したかったのです。ここでまた頑固な私は、親に懇願しましたが、昭和一桁生まれの父親も私以上に頑固。結局許してはくれず、悩みました。でも、何か方法はあるのでは・・・・。その時、目に入ったのは新聞奨学生制度。自分自身不安はありました。でもやらずして諦めることはどうしても納得いかず、やってみて継続できなければ自分の力不足。それであきらめられるかな?と思って強行突破です。

  新聞奨学生は想像以上に大変でした。現在のように休刊日もあまりなく、都内に住んでいながらなかなか千葉の実家へはかえれませんでした。何度も親にあたまさげて戻ろうかな?と考えましたが、それも悔しくて・・・・。意地をはっちゃいました。2年間でしたが、学業と仕事の両立は大変です。眠さの中での授業。本来は学業が主体なのにいつの間にか仕事が中心に。やはり、お金を稼ぐことは大変だと感じました。

  でもはやく、社会にでて厳しさも感じましたが、配達する中で人の優しさも味わいました。「大変ね、頑張ってね。」と励ましてくれる方。自分の子供のように可愛がってくださる方。色々な人との出会いがありました。
卒業式にはお客さんから袴を貸していただいたり、髪のセットを卒業祝いに・・・・と言われしていただいたり、頑張れば人の心を動かすような出来事が起きるのだな。と嬉しく思いました。わずか2年ですが、何かをやり遂げた充実感は素晴らしいものです。

  この2年間は、親を恨んだこともありました。それはなぜかというと他の家庭の友達はお金に苦労することなく普通に大学へ行かせてもらえるのに・・・なぜうちは?でも考え方によっては、同級生よりもはやく社会に投げ出されて良い経験、嫌な経験をして学校では経験できない社会の厳しさを感じることができたからよかったかな?と思えば親を恨むこともなくなりました。

  若いうちの苦労は買ってでもせよ。という言葉を体感したしだいです。無事2年間やり通し、学校も卒業できました。わずか2年という短い期間ですが、やり通したという自分自身の自信が今の自分を支えているような気がしてなりません。その後、就職をして何度かの転職、その途中には結婚、出産、離婚という経験をして現在の仕事について7年目ですが、頑張っています。

次回は、職場の中での人間関係や組合活動から得たものを紹介したいと思います。

*********************************************************************************

7.IDN会員募集のご案内
■ 「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの! 
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
 
■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、賛助会員と正会員を募集しています。
賛助会員は、入会費及び年会費を各々一口1,000円以上(合計 2,000円以上)
納めていただきます。
正会員は、入会費及び年会費を各々一口10,000円以上(合計 20,000円以上)納めていただきます。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し  配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
  詳しいことをお知りになりたい方は、Eメールで、事務局まで  お問い合わせください。

 Eメール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>

 ホームページ: http://www.npo-idn.com/

■入会を考えている方へ:介護老人保健施設の見学から
  先日,友人が施設長をしている介護老人保健施設を見学した。4階建ての建物で,3月にオープンしたばかりの真新しい施設である。1階はいわゆるデイ・ケア−サ−ビス施設,2階は痴呆老人のフロア−,3階,4階は,リハビリで1週間から,3ヶ月で帰宅できる人たちのフロア−である。病院と似ているが病院ではない。子供に幼稚園があるように、老人には介護施設があるのだ。

  訪ねたのがお盆の午前中であったせいか,閑散としていて1階では介護士さんに折り紙を作る手作業を指導してもらったり,それをぼんやりと眺めているお年寄りが数名いる程度であった。2階は痴呆老人が中心で,中にはわれわれが廊下を通るのを見つけると、笑顔で手を振るお年よりもいらっしゃったが,多くは虚ろに中空を眺めている人たちで、ある種異様な光景である。お昼時だったので,全員が子供のように涎掛けをしているのが、印象を強くしたのであろうか。
  4階では施設長が,「ご飯おいしいですか?」と声をかけると「おいしい」と頷いておいしそうに食事ができる人たちである。

  屋上に出ると,緑の芝生が生えていて,空は高く,急に気持ちが晴れた。人は健康であるうちは,何事も自分でできて、人のお世話になることを考えなくてもすむが,老いて自分の筋力で動けなくなると、人のお世話にならざるを得ないものだ。

  「相互支援」は、人を謙虚にし,「愛と自立」を育む「心と行動」の現れであることを改めて感じた。

(レポート:奈良原理事長)

■新会員  東川征夫さん(アドバイザー第15期生)の自己紹介
  今年3月(財)ニューメディア開発協会主催の「メローシンポジューム」に参加し、配布された資料の中にシニア情報生活アドバイザー制度についての説明があり、試験に挑戦しました。7月16日に認定試験を受けました。IDNの諸先生の親切なご指導にも関わらず、出来の悪い生徒でして、結果は2勝1敗で不合格、追試験を行いどうやら皆さんの仲間入りが出来ました。

  この度、IDN会員に登録させていただきました。今後とも宜しくご指導の程お願い致します。
現在私が取り組んでいる事は、登山・古文書・篆刻です。
  篆刻は始めてまだ6ヶ月で、月1回の講習ですのでなかなか進歩しません。
  古文書は約2年になります。幾らか判読できるようになりました。
  登山は、若い時に少しやっていましたが、9年前から中高年の登山ブームに乗ってまた始めました。
  現在は、山岳会に所属して山に登っています。
  歩く事は身体に良いのか、肩こり・腰痛がすっかり良くなりました。

山岳会と私のホームページです。興味のある方は訪ねて見て下さい。
   http://www.nadeshiko.sakura.ne.jp/~gakuryo/    (大宮岳稜会)
   http://www004.upp.so-net.ne.jp/y-higasi/         (山好きおじさん)

■佐藤 博さんが賛助会員として入会されました
   次回に自己紹介をお願いします

*********************************************************************************

8.ふれあい広場
■大熊勇雄さん(アドバイザー第17期生):受講感想
  私が今回受講する気持ちになったのは、これまで仕事のために利用してきたパソコンの知識が活かせ、地域の人たちの役に立てるには何が必要なのかを考えたのがきっかけでした。仕事でパソコンが使えても、人にパソコンの使い方を教えられるとは限らないのでシニア情報生活アドバイザー制度の内容から受講に至ったわけです。

 私を含め3人が受講しましたが篠崎さんは日頃からパソコンについて人に教えたりしているようで、やさしいしゃべり方が特徴で安心して教われる雰囲気でした。國重さんは日頃から筋道を立てて分かりやすく説明する人なので、やはり安心して教われるアドバイザーになるのではないかと改めて感じました。

 講師の方は平田さん、生部さん、小坂さんの3名の方でした。毎回お二人の講師の方が絶妙のコンビネーションで教えていただいたのが印象に残りました。例えば、トラブル例などを説明する場合、先ずはテキストの内容を説明し、次に実際に起こった同じような事例を説明し、さらにもうお一人の講師が別の事例を説明するなど、お互いに補足しながら、より分かり易く説明しようという気持ちが強く感じられました。なるほど、このような教え方は相手にも熱意が伝わり、より真剣に聞く気になるのだなと思い、関心し、受講したのが正解と改めて思いました。

 最後に自身の反省点ですが、やはりプレゼンテーションの難しさを感じました。何を伝えたいのか、どのくらい伝えたいのか、聞いた後、どうなって欲しいのかなど目標をきちんと立てる事が必要であり、どうも内容が膨らみ、焦点がハッキリしなかったようで反省しきりです。 

最後に諸先生そして同期の皆さん大変お世話になり、ありがとうございました。

■國重誠之さん(アドバイザー第17期生):受講感想
  ごく平凡な感想ですが、ふりかえってみるとやはりあっと言う間に過ぎたような気がします。受講手続きをしたのは今年の梅雨明けが遅くなるという予報を聞いたころでした。近づきつつあるシニアライフにむけて自分自身が内面から変る必要を強く感じているところへたまたま友人が受講するという話を聞き、ホームページで信頼のおける組織・システムであることを見てすぐに申込みました。幸い開講に間にあいました。

  不慣れな受講者生活に毎回、冷や汗の連続でした。課題や宿題の肝心なところを聞きもらしていたり、会場を間違えてあわてて移動するという考えられないようなこともしました。それでもなんとか終了できたのは講師のみなさんのご配慮と同期の受講生に助けられたおかげと感謝しています。また理事長も台風の近づくなか陣中見舞いに会場まで来られて茶話会にも気さくにおつきあいいただいたりあたたかい励ましのメールも何度かいただきました。
  講座ではいただいたメールにあった『「人間的接触」に触発されて「お互いが変化し,成長する」』ことを実感できたように思います。次々に素朴な疑問がわいて常識に流される日常生活のなかでは得られない刺激にあふれて、楽しい充実した時間でした。試験が終わった後の会合で先輩のみなさまとお会いできたこともよい思い出となりました。

  この楽しさを多くの方々に伝えることができればと願っています。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。

■篠崎恵子さん(アドバイザー第17期生):受講感想
  「退職」の2文字が頭に浮かび始めた頃、自分の生き方を模索していて、IDNのURLに出会いました。知り合いの方に少しでもPCに興味を持ってくれる手ほどきができたらうれしいなという気持ちと、退職後の「ボケ」の不安を取り除きたい気持ちとから、時をおかずに受講しました。

  ところが今まで会社偏重の生活をしていたツケがまわってきて、自宅のPC環境の劣悪さや、覚えたいなと思っていた事がそのままになっていたりで、受講中は何度も泣かされ、せっかちに受講した事を反省しました。が、17期に受講した事でスキルの高い同期のお二人に出会えお知り合いになれた事をとてもラッキ−に思いました。先生方もレベルの違いに戸惑われた事でしょう。。。でもそんな私をめげないよう最終講までご指導下さいました先生方、ありがとうございました。

  又、毎講義終了後の茶話会も緊張がほぐれて、お互いの親近感が深まった楽しい思い出です。皆さんの輪の中に入れて頂いて、PCのみならずこれからの生活の幅が広がっていく事を期待しています。
                    
9.編集後記
■大宅壮一マスコミ塾
  2001年11月のふれあい充電講演会で井出さんに「やきものを楽しむ−酒を飲む器−ぐいのみ」の講演をお願いした。井出さんは秘蔵のぐいのみを多数お持ちいただいた。ぐいのみの歴史・分類・魅力・良さの評価・徳利との組み合わせ・季節との関わり・窯や技法別の陶芸作家などについて講演を聞き実際に器に触らせてもらった。

  その数日後、大宅壮一マスコミ塾第9期生一同は大宅壮一の命日に墓参りを済ませた後、鎌倉を散策した。陶器屋さんを覗いた時にIDNでの講演会の様子を幹事のOさんに話したら、Oさんはぜひマスコミ塾でも講演をお願いしたいと強く希望した。井出さんは快く引き受けて下さって、2002年1月に、「猪口の歴史と楽しみ方」が実現した。

  この講演会は新宿の「石の花」での開催で、マスコミ塾第9期の新年会も兼ねていた。この時には、井出さんのご厚意によりぐいのみで実際にお酒を飲んだ。手に持った感触・お酒を注いで口元へ運ぶ感覚・実際に飲む時の感触を味わう事が出来た。会が終了してすべてのぐい飲みが箱に収まるまで、酔っ払って割るのではないかと心配したのを記憶している。
  それ以来、IDNとマスコミ塾との講師や講演会参加者の相互乗り入れが始まった。 

  昨年は大宅壮一の33回忌にあたり、初期の塾生の方々も共に命日に墓参りをした。初期の頃の講師陣には、大宅壮一は勿論、梶山秀之・草柳大蔵・大森実などが顔をそろえ、「もの書きへの望みを持つ野にある者たちを集め、その出発への可能性、その実現に塾の目的はあった」。塾生になるには、1時試験として論文を提出し、それを通ると上記の顔ぶれによる面接試験があったそうである。

  私は、1999年7月に縁があって「ゼネコンから見たマルチメディア」という題目でマスコミ塾第9期の勉強会の講師を務めさせてもらった。その後、塾生の皆さんの同意を得て第9期生の一員に加えてもらった。
  マスコミ塾第9期の勉強会は、月に1回の開催だったが、今年から年に6〜7回の開催となった。11月23日は鎌倉の瑞泉寺へ墓参りに行くことが定例になっている。勉強会の講師にお迎えする方は実に多彩であり、講師の希望によりノートを取る事も禁止される事がある。マスコミ塾第9期の運営はオープンであり気楽に集まって勉強をし、その後の懇親会では楽しくお酒も呑んでいる。
 
  8月は特番で、26日に浅草の「助六の宿貞千代」で、宿の主人でもある望月友彦氏の話を聞く。演題は氏の近著より「江戸の粋−花川戸助六  江戸と歌舞伎の世界」。桧風呂又は石風呂にはいり、会席料理(江戸町衆料理)を楽しむ会が予定されている。
 
===============================================
■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
ご覧の様に、気軽に投稿してもらっています。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。

<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇

今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。

東京都新宿区三栄町8-37 K1ビル3F アントレオフィス四谷H室
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
  TEL/FAX : 03-5363-9717 
   Eメール   :<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇

メルマガTOPへ