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メルマガ IDN 【第35号】
Inter Depending Network
2003年9月15日発行
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをIDNのホームページでもご覧頂けます
http://www.npo-idn.com/
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《第35号のご案内》
1.ふれあい充電講演会
=10月(第30回)のあんない:10月20日「日本を考えるー市谷駐屯地見学会」
2.シニアー情報生活アドバイザー講座
=第19期:開講の案内
=IDN−ADF2003のお知らせ(第5報)
3.学生,社会人の進路相談
=龍馬脱藩の道を行く
4.下関支部レポート
=福岡出光美術館と出光美術館(門司)
5.武兵衛とokokmanの「楽しくパソコンライフ」
=CDのラベル作成について
6.若林律子さん
=新連載「りっちゃん奮戦記:第4回 周りの人にも心遣いをして調和を図る
」
7.IDN会員募集のご案内
8.ふれあい広場
=羽澄 勝さん(アドバイザー15期生):アジア ナウ
9.編集後記
=助六の宿
貞千代
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1.ふれあい充電講演会
■10月(第30回)の予告:日本を考えるー市谷駐屯地見学会
安藤博さん(IDN会員、元陸将補)のお骨折りで、市谷駐屯地の見学会が 実現の運びとなりました。国防の中枢に赴き、往時を偲び、日本の今に思いを馳せ「温故知新」のひと時を過ごしたいと思います。
1 開催日 平成15年10月20日(月)
2 集 合
午後1時15分市谷駐屯地 正門前
(JR市ヶ谷駅より徒歩5分) п@03‐3268−3111
3 見 学
1時30分―3時40分
4 懇親会 見学終了後、最寄の会場で開催(4時―6時半)
5 会 費
見学のみ 1,000円
懇親会参加
3,500円
事前に参加者名簿を提出する関係から、9月30日(火)
締め切りとします。
お申し込みの際は「住所、電話番号、職業または所属」を付して下記までご連絡下さい。
金田 /Fax
03-3392-1043 (E-mail) afu@k2.dion.ne.jp
中川 п@
03-3869-0315 (E-mail)
mgt-naka@cilas.net
追記 参加される方は 免許証又は保険証を必ずご持参願います。
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2.シニア情報生活アドバイザー講座
■
「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。
NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
19期はウイークデイの開催です。ご参加をお待ちします
お知り合いの方で受講希望者をご紹介ください
■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座第19期の案内
第1日目 第1講義 2003年10月
9日(木) 9:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第1日目 第2講義 2003年10月 9日(木) 13:30〜16:30
都立品川人材開発センター
第2日目 第3講義 2003年10月16日(木) 9:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第2日目
第4講義 2003年10月16日(木) 13:30〜16:30 都立品川人材開発センター
第3日目 第5講義 2003年10月21日(火)
9:30〜12:20 都立品川人材開発センター
第3日目 第6講義 2003年10月21日(火) 13:30〜16:30 都立品川人材開発センター
第4日目 第7講義 2003年10月29日(水) 13:30〜16:30 都立品川人材開発センター
第5日目 第8講義
2003年11月01日(土) 11:00〜17:00 アクティブワン秋葉原
都立品川人材センター(品川区東品川3-31-16)
アクティブワン秋葉原(千代田区外神田6-15-9)
今回のコーディネータは平田さんです
申し込みは <idn@npo-idn.com>までお願いします
講座の詳細は、IDNのホームページでもご覧頂けます。
■ IDNアドバイザーフォーラム2003のお知らせ(第5報)
IDN−ADF2003に対する出欠の返事と「近況」を頂きありがとうございました。
・全員の方に「近況集」を近々お送りいたします
・参加の返事をいただいている方には、当日に向けた案内を近々お送りいたします
・「近況集」の中には、当日の発表される方の「レジメ」もは入っていますのでご覧ください
・IDN−ADF2003の開催の概要を下記に示します。詳細は以前のメルマガをご覧ください
◆開催日時
・フォーラム:2003年9月20日(土)13:30-17:00
・懇親会:17:15-19:00
(希望者)
◆開催場所
・大崎労政事務所会議室(JR大崎下車)
◆プログラム
@挨拶と開催の趣旨(奈良原理事長)
Aゲストスピーチ(プロジェクト推進者の挨拶とスピーチ:村岡部長)
Bアドバイザーの活動事例発表(複数人)
CIDN以外の団体などの活動状況(複数人)
D今後の活動について
E自由討議
◆その他
・アドバイザー講座での事例発表集(CD-ROM)を差し上げます(「事例」を提供の方に限定)
・作品展示:絵画・写真・カレンダー・旅行アルバム・無季俳句と詩書画・・・・・
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3.学生,社会人の進路相談をいたします
■龍馬脱藩の道を行く
「1988年11月。これまで樹原を越えて下関に至るまで愛媛県内の足跡が確定できず諸説があった,幕末の志士坂本龍馬(1835〜1867)「空白の5日間」脱藩ルートが古文書「覚関雄之助口述之事」により,高知―野村―河辺村―五十崎−長浜−下関であることが解明されました。平成8年(1996年)11月1日に、文化庁の「歴史の道百選」に選定されています」
この15キロのルートを、歩いて帰り着いたばかりのH氏の話を聞いた。H氏は、龍馬が脱藩の為に歩いたこの道を去年も歩こうとしたが,途中足が痛くなって,車でキセルをしながら歩いたので,今年は何としても完歩しようと再度の挑戦であった。
何がそんなにH氏を「脱藩の道」に駆りたてるのか。
実は,H氏自身が,一流企業の脱藩者だからなのだ。彼は定年を5年程残して,30数年間勤めた会社を辞めた。そして独立。これまでの経験を生かして,後進を育てるコンサルタント業をはじめた。
見通しがあって脱藩したわけではない。しかし,実際に脱藩して仕事を始めてみると,周辺にいたこれまでとは違う人脈の人たちが力になってくれて、仕事は思ったよりもいい方向へ進んで既に5年近く経っている。
脱藩はそれほど簡単ではない。
そのことを、龍馬が歩いた脱藩の道を,自分も歩くことによって肌で感じ様と歩いているのだ。15キロを6時間で歩くそうだが,峠で肌に触れる風は、きっと龍馬も感じただろう風だろうと感じながら,今年は完歩したそうだ。足がまだ痛いと脹脛を抑えている。
「自分が生かされない組織に、あと5年間居座って定年を迎えることには,耐えられなかった」とH氏は云う。「自分が居心地よく仕事をできる環境を、自分で作ることが成功の秘訣だ」とと、H氏は自分の脱藩を思い出すようにふりかえっていた。
H氏は3年前に"ふれあい充電講演会"で話をしていただいたことがある。
(レポート:奈良原理事長)
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4.下関支部レポート
■福岡出光美術館と出光美術館(門司)
あるとき松尾芭蕉の消息文(手紙文)の直筆が観られるというので早速博多に向かった。天神で少し道草をくったのと、その上道に迷ってしまい閉館時刻寸前に駆けこみ親切な係員のご好意で時間延長をして頂いたことがある。この福岡出光美術館はワンフロアーで50人も入ればいっぱいになるような一見資料館風でありながら館蔵品は国宝級、重文級の名品が見られることで知られている。
この程よい空間が茶陶、茶掛、書画を鑑賞するには観る側と展示品との距離を近ずけてくれている。茶の湯の世界でしばしば景色という言葉が使われる。窯の中での変化で偶然にできた釉薬のなだれ、色、斑文など作品の表面に現われた様子を自然の中のさまざまな風景に見立てゝいう。その景色もじっくり観られるのもこの美術館のよさである。また茶の湯で不可欠なものに茶掛がある。特に「かなの古筆」の茶掛は平安時代上流社会のなかで詩歌を美しく書くための紙、即ち料紙が美意識の対象となって美しく、しかも薄く仕上る流し漉きの技法や染色技術によって多種多様な工芸美術品を生み、現代に至るまで数多くの傑作を残している。この料紙と古筆の美しさは、しばし平安朝貴族の雅びの世界を彷彿とさせ時の?つのを忘れてその作品の前に佇んでしまう。その傑作の最たるものが京都西本願寺所蔵の「三十六人家歌集」三十六歌仙の歌集ときく。
ところが平成12年4月、出光発祥の地である北九州門司港のレトロの一角に移転し名称も「出光美術館門司」となった。倉庫を改装した美術館はそれまでとは一変して広々とした館内は吹き抜けの天井に交錯したムキ出しの鉄骨が幾何学的な造形美を創り出しているのが面白い。見事に生まれ変わったこの美術館には長次郎作の楽茶碗をはじめ備前や伊賀の水指、花生け、そして最も華やかな美濃窯の志野や織部の懐石器、古唐津、また江戸時代大名たちを魅了した古九谷の大皿や中国明代の陶磁、朝鮮半島の高麗茶碗など。
異色なところでは400点に及ぶジョルジュ・ルオーのコレクションがある。わが国の美術館の中で最も多く所蔵しているという。
下関から高速艇で5分門司港から徒歩で5分の近くにやってきたこの美術館からは目が離せない。
( レポート:下関支部 中原節子さん)
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5.武兵衛とokokmanのリレー連載「楽しくパソコンライフ」
連載32回 ―
CDのラベル作成について ―
最近のパソコンには、外部記憶装置としてCD−RWの装置が搭載されているものが多くなりました。表示ラベルもフロッピーディスクなどと違って、CDは円形であり専用の用紙、専用のソフトが必要になります。今回はそのソフトが無料でダウンロードできますのでご紹介します。
ダウンロードするソフトの名前は「ラベルプロデューサー」と言います。下記のURL名をクリックすると、maxellのホームページが開きます。
http://www.averymaxell.com/
その後、右上の、ラベルプロデューサーダウンロードをクリックして、その指示に沿って登録をされるとダウンロードできます。ダウンロードのウイザードが出たら、ディスクトップに保存するで行ってください。ダウンロード完了後に、ディスクトップ(パソコンの画面)にできたアイコンをクリックして指示に従ってインストール。
使い方は「スタート」「すべてのプログラム」「ラベルプロデューサー」をクリック。「ウイザード−ジャンルの選択画面」がでます。左下の「新規作成」をクリック。用紙の選択で、「CDラベルカード」を指定して、後は自分好みのデザインをしてください。このアプリケーションソフトでは、CDラベルのほかに、FDD、MOなど幅広いラベルも作成できます。
注意)このソフトのダウンロードは好みにより三種類あります。回線がBBの方は標準プログラム。
ダイヤルアップ回線の方は、基本プログラムをお勧めします。
各種ラベル用紙は、ショップで販売されています。その用紙に合わせた設定をしてください。
言葉足らずで不明な点がございましたらご連絡願います
今月20日に開催されるIDN主催の「ADF2003」へ参加されるアドバイザーの方々へ配布されるCD―Rも、このソフトを使って作成してあります。お楽しみに。なお都合で参加できないアドバイザーの方でご希望があれば、有料で送付もできます。
(担当:小坂武夫さん)
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今後,このコーナを皆さんとともに充実させて行きたいと思います。
ワードやエクセル,ブラウザやメーラーなどで,こんな時どうするとか,こんなこと出来ないかとか,また,こんなことが出来るよとか,ここは違うぞとか,ご質問やご意見がありましたら,気軽に下記のアドレスまでメールを下さい。出来る限り掲載して行きたいと考えています。
mailto:tanoshiku-pc@npo-idn.com
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6.若林律子さん:新連載「りっちゃん奮戦記」
―
第4回 周りの人にも心遣いをして調和を図る ―
私は、小学5年生から高校3年まで吹奏楽部に所属し、それから数年空けて社会人バンドで2、3年楽器を吹いていました。楽器との最初の出会いは、運動会でのパレードを見てかっこいいな。やってみたいな。といった憧れからでした。
ですが、最初から楽器を触らせてもらえるわけではありません。最初は、マウスピース(息を吹き込むところ)のみでプーと音だしするだけ。それを何ヶ月もやってやっと楽器の本体をつなげることができます、そしてロングトーンの練習。一音だけをただひたすら長く吹き続けるだけです。
すごく単純な練習なのでもちろん、飽きてきてしまいます。でも、次のステップに進むためには通り抜けなくてはいけない練習です。部活ではなくて普通に音楽教室にいけばすぐに楽器に触れて音階を教わり、一週間後には簡単な曲はふけていることでしょう。
けれど学校の部活では、時間をかけてその中で色々な忍耐力、一つの音楽を皆で作り上げていく連帯性などを培っていったのでしょう。演奏会で見せる姿は、華やかなものですがそこまでたどり着くには色々な経験、思いをしながら作り上げていきます。
まずは、個人練習から始まり曲の中にソロがあれば嬉しさ半分、プレッシャーを感じます。何度も何度も吹き込んでパート練習に・・・そして全体練習に。一人で演奏することも楽しいですが、やはり色々な音色が重なり合って一つの曲が出来上がったときは、なんとも表現できない嬉しさです。今までは、自分の音色だけを聞いて譜面に
忠実に吹いていただけでしたが、全体となると他の音を聞きながら自分の音量や、高さを変えたり綺麗なハーモニーをと思うとより一層他の人の音を聞くようになります。
そんな練習を経てステージに立ち多くの仲間と一つの曲を演奏できたときは本当に感激です。そしてその演奏を聴いて喜んでくれる方がいるということはさらに素晴らしいことです。
人生も同じようなことですね。個々の色々な集まりが集団になり、そして社会になり素晴らしいものを作り上げていくのではないでしょうか?物はちがってもみんな同じことを知らず知らずのうちにやっているのだな。と感じました。今の世の中、他人への思いやり気遣いが忘れかけている自分さえ良ければ・・・・そんな風潮があります。
一人ひとりでいるときは、自分だけの音色を響かせていればいいけれどやはり、仕事や社会の中で自分を生かしていくためには周りの人にも心遣いをして調和を図っていくことも必要なことと思いました。
(続く)
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7.IDN会員募集のご案内
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「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの!
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
■
IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、賛助会員と正会員を募集しています。
賛助会員は、入会費及び年会費を各々一口1,000円以上(合計
2,000円以上)
納めていただきます。
正会員は、入会費及び年会費を各々一口10,000円以上(合計
20,000円以上)納めていただきます。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し
配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
詳しいことをお知りになりたい方は、Eメールで、事務局まで
お問い合わせください。
Eメール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
ホームページ: http://www.npo-idn.com/
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8.ふれあい広場
■羽澄 勝さん(アドバイザー15期生):アジア ナウ
これから数回に分けて、私の目線で見聞きしたアジアの様子を、紹介したいと思います。従い、時として認識誤りが有るかも知れません。其の場合は遠慮なくご指摘いただければ幸甚です。
その1
「5月に旅行したミヤンマーのヤンゴンと其の近郊」
ミヤンマーは1948年に英国統治から独立。その後、ネウインの一国社会主義が1988年の民主化運動まで続いた。民主化運動を力で押さえ込んだ軍部がクーデターという形で政権奪取し、世界の批判に耳を傾けることなく現在に至っている。この時に国名をビルマからミヤンマーに変え、首都ラングーンはヤンゴンとなった。民主化運動指導者ウ・サン・スーチー女史との確執はマスコミ報道の通りです。
空港設備は、クーデター直前に着手した整備工事が日本からの資金援助がストップしたため昔のまま。SARSの直後でもあり、一人一人オデコにフイルムを当てて体温チェック。通過国のバンコクに比べて非常に厳しいのに驚かされた。しかし旅行者への対応は、荷物のチェックも包装されたお土産を一部開けさせるとかはあるが、非常に親切になっている。
街中は、立派なホテルが出来たこと意外は7年前とほとんど変わらない。やたらに目に付く僧侶達。待ち行く人々は男女ともロンジン(スカートみたいな腰巻)とゴム草履で、ズボンと靴を履いているのは警察官か軍人と言うところ。しかし厳しい生活環境だと思われるが、皆明るい顔をしているのは敬虔な仏教徒のせいか(国民の90%が仏教徒)。
外国と閉鎖状態が続いていることもあり、英国統治時代の重厚な建物がそのまま残っており、豊かな緑と林立する黄金色のパゴダとのコントラストはすばらしい。特にお勧めしたいのは、ダウンタウンの湖畔のレストラン。ここで夕日に輝くシュエダゴンパゴダの色の移り変わりを見ながら、良く冷えたビールでのどを潤すのは筆致し難い。
やはり初めて当地を訪れる人へのお勧めは、先ずお寺めぐり。次に常設市場とゆっくり街中を歩いて庶民生活を観察すること。近隣のタイやベトナムとは違った生活のにおいを感じることが出来ます。治安はそれなりの注意をすれば安全といえます。
ミヤンマーの宗教上の一週間は『8曜日』(水曜日が午前と午後に分かれ、日数は7日間、これに動物と方角が組み合わされる)で、何曜日に生まれたかでその人の性格或いは結婚相手との相性が決まるとか。従いシュエダゴン寺をお参りすると、夫々の方角に小さなパゴダがあり、信心深いミヤンマー人は自分の曜日のパゴダをお参り姿が目に留まる。
いつも思うことですが、静かに生きようとする庶民の幸せを阻害しているのは、為政者のわがままであり、強国の横暴であるという事です。
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9.編集後記
■助六の宿 貞千代
助六の宿「貞千代」は地下鉄銀座線田原町駅から歩いて8分、浅草駅から歩いて10分のところにある。江戸情緒がふんだんに味わう事の出来る宿であり、江戸前の遊びを体験することが出来る。
貞千代は昭和22年に旅館として営みを始めた。今の主人の友彦氏は東北大学で鉱山学課出身であるが、今は「山師」であると言っている。二人の姉は嫁に、後を継ぐ事になっていた姉には養子のきてがなく、兄は板前になってしまい、仕方なく後を継いだ。しかし彼は浅草生まれで浅草育ち、浅草がすきで「助六」をキャラクターにして浅草らしい旅館に仕上げた。
江戸時代の浮世絵や骨董品を集めて雰囲気造りをした。部屋の壁には錦絵、床の間に押し絵羽子板、お茶を運ぶお小姓のからくり人形など。廊下の壁には、広重の「吉原桜吹雪」や「梅の花盛り」鳥居清信や国貞など浮世絵の浅草風俗が目を楽しませてくれる。部屋番号は、「い組三番」や「は組二番」など町火消しのイメージで火の灯った角行燈に示されている。「火の用心」カチカチカチと廊下の夜回りがあるという。
建物は表から見ると3階建てだが実は7階建て、表の格子戸も黒、外観も白と黒の2色で統一されている。看板は当たり矢の中に「さ」の字をあしらったもの。先日行った時には玄関先に人力車が置いてあった。
二つ目の落語家より稽古をする場が欲しいと頼まれ、勉強会の場を提供し彼らに仕事を与えることも続けてきた。この動きが宴会で芸・遊びを楽しむコース「江戸趣味プラン」として展開されている。ほうかん
たいこもち・落語家・投扇興・獅子舞・津軽三味線・小唄俗曲・都都逸など、14のコースが準備されており、宴会の余興として楽しむ事が出来る。
お風呂は2つある。「桜が湯」が桧の風呂、「ご福の湯」が黒御影石造り。江戸名井22ヶ所の中より、浅草の二つ名井の名をとって名づけられている。泊りではなくても宴会の前に一風呂浴びるのも楽しい。
食べ物は、「江戸町衆料理」。鬼平犯科帳にでてきたり、町衆が良く食べられた料理を出してくれる。テーブルに巻き物になって置かれているメニューに、「江戸時代は、武士より町人、職人などの方が食べる事は贅沢だった」と書かれ、料理名が並び、最後に料理長の名前も書いてある。
8月26日に大宅壮一マスコミ塾のメンバーと有志24名が「貞千代」で納涼会を行ない、宿の主人である望月友彦氏の話を聞いた。友彦氏は下手な噺家よりはなしが上手い。帰りに友彦氏の著書「江戸の粋花川戸助六」をお土産に頂いた。
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■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
ご覧の様に、気軽に投稿してもらっています。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。
東京都新宿区三栄町8-37 K1ビル3F アントレオフィス四谷H室
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
TEL/FAX
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Eメール :<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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