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                                メルマガ IDN 【第42号】
                               Inter Depending Network
                                   2004年1月1日発行
                                     
                       
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                               このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
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                                        http://www.npo-idn.com/

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                                   《第42号のご案内》

理事長新年のご挨拶

1.シニアネットフォーラム21 in Tokyo  の案内

2.ふれあい充電講演会
   =1月(第33回):「朗読と琴の鑑賞」の案内

3.シニアー情報生活アドバイザー講座
  =第22期:開講の案内(2004年1月〜2月)
  =第23期:開講の案内(2004年2月〜3月)
  =アドバイザー講座の受講感想をふれあい広場に掲載します

4.学生,社会人の進路相談
  =東亜大学硬式野球部 中野監督インタビュー

5.下関支部レポート
  =赤間神宮と芳一堂

6.武兵衛とokokmanの「楽しくパソコンライフ」
  =MS-IMEのカタカナ語英語辞書と郵便番号辞書を使う

7.IDN会員募集のご案内
  =入会を考えている方に(再掲)

8.ふれあい広場    
  =アドバイザー講座の受講感想
  =IDNアウトドアクラブ/メーリングリストへのお誘い(再掲)
  =羽澄 勝さん:アジア ナウ 
      その7  お正月ちょっと一息(ブタペストのクリスマス)    

9.編集後記
 =ゴーギャン

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理事長新年のご挨拶
  新年おめでとうございます。
  2004年、IDNは、2月4日から5年目を迎えます。20名でスタートしたIDNは、年頭には、やがて100名を越える組織になろうとしていますこの為、昨年の総会で、理事を4名から7名にお願いし、これからの2年間を、この体制で臨むことと致しました。
  わが国では新しい組織であるNPOは、「会社」と違って、「社会」に生きる、個人を中心とした人的結合の強い組織ですから、NPOの成長は、個人の成長が前提になりますし、質の不足を、量で補う事はできないのであります。
「会社」のように量の拡大が、成長のバロメーターにならないのが、特徴であります。
理事、会員を含めた、個人一人一人の人間的成長が、NPOの成長につながり、「社会」の成長に結びつくのであります。

  個人の人間的成長は、行動によって磨きがかかります。個人が、できることを、できるときに、できる方法で、行動するのがNPOですから、今の「自分に何ができるか」機会を自分で見つける着眼が大切です。

  私たちの成長度を試される今年最初の機会が、シニアネットフォーラム in Tokyo(SF21)で訪れます。北は北海道、南は沖縄から参加されるシニアネットの皆様に、世話役としてのサービスをどれだけできるか、ホスピタリティの発揮が問われます。日頃やっているように、人を大切にする心を、そのまま行動で現わしましょう。機会を見つけて、自発的に参加していただける方々の行動力も期待されます。
  SF21は、IDNの成長を占う象徴的なイベントでありますが、日常的に社会参画の機会はいつ、どこにでも見つけることができます。社会参画の機会を自分で見つけ、自分で創って、仲間とともに行動することによって、自分を磨きましょう。

  このように個人の成長がIDNの成長につながり、IDNの成長が社会の成長につながる原点にたって、今年2004年の新しいスタートを切ろうではありませんか。

1.シニアネットフォーラム21 in Tokyo
  理事長の挨拶にもありました「シニアネットフォーラム21 inTokyo」が 2月2日と3日に開催されます。ぜひご参加ください。自立化支援ネットワーク(IDN)では、当日の運営への協力を委託されており準備を進めております。間もなくIDNとしての体制を整えますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

(ニューメディア開発協会の挨拶文の一部を紹介します)
  当協会といたしましては、かかるシニアネットの活動こそ、「高齢者参加型情報化社会」を実現する原動力になるとの認識から、かねてからシニアネットの活動を支援して参ってきたところでございますが、この度、NPO法人自立化支援ネットワーク様のご協力を得て、学び、交流、ビジネス、まちづくり、ITライフをキーワードとして、今後のシニアネットのさらなる活性化を図るために、「シニアネットフォーラム21 in Tokyo 〜21世紀にはばたけ! シニアネットパワーアップ宣言〜 」を開催することといたしました。

  シニアネットの方々はもちろん、企業・自治体等関係する幅広い分野の方々のご参加を得て、熱い議論と相互の啓蒙・切磋琢磨、交流を行って頂き、是非とも、シニアネット活性化と普及拡大を図り、活力ある社会の創出につなげていきたいと切望しております。
全国各界の多くの方々のご参加を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

詳細は下記のホームページでご覧ください。
http://www.npo-idn.com/IDN/sf21/0402/index.htm


2.ふれあい充電講演会

■1月(第33回):「朗読と琴の鑑賞」案内
 新春に相応しい琴の音にのせて、吉村昭作「梅の蕾」を朗読していただく、というイベントです。日本語の素晴らしさと心を癒される和楽器の音を観賞しませんか。お誘い合わせの上多数ご参加されますよう、ご案内申しあげます。
・プログラム:朗読 「梅の蕾」 
                :吉村 昭 作  筝曲「六段・二部」 八橋検校 本手作曲
                :宮城道雄 作曲   二面の筝の為の「春の海」 
 
・出演者プロフィール
  藤 絢子(朗読担当):1980年頃から朗読をはじめる
      中学校国語朗読 演劇指導
            図書館での録音活動
  桃井実千子 (音楽担当):6歳頃から箏を習う
            5年前から演奏活動を再開する
     小学校音楽教室 デーケア施設での演奏活動
  小野寺歌波(賛助):生田流筑紫会師範   
           邦楽グル‐プ,アンサンブル・ヴェガ代表
     横須賀三曲会会員。筑紫浜の音会会員
           高崎市国際交流協会会員

・出演者からのメッセージ
  2001年2月に 藤・桃井の2名で「言音遊び」を立ち上げてから今までの間にオリジナル曲を作曲し、朗読と音楽で作品を創ってきました。地元の神奈川県大和市 そして福島県郡山市を中心に発表してきました。優れた作品の文字の言葉に息吹きを入れ、心を通わせて、生き生きとした日本語のひびきを確かめながら、朗読の魅力を探ります。その朗読に音楽を絡ませて、聞いて下さる方々のこころに響く作品を作り、発表しています。

・日時:1月19日(月)PM6:00〜8:20       
・場所:シニアワーク東京5F・第2セミナー室 
          千代田区飯田橋3−10−3 03−5211−2307−
           (JR飯田橋駅・東口、地下鉄飯田橋駅A2から5、6分、ホテルエドモント隣)
・会費:1500円、懇親会(茶話会) 1000円  (同会館内で講師を囲んで懇親。任意参加)
・申込み:金田 03−3392−1043  メール<mailto:afu@k2.dion.ne.jp>
             中川 03−3869− 0315     メール<mailto:mgt-naka@cilas.net>  
                      
*会場の都合で定員50名です。ご参加の申し込みをお待ちしています
   
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3.シニア情報生活アドバイザー講座

■ 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
  この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。

■ シニア情報生活アドバイザー養成講座:第22期の案内
22期はすべて週末の開催です

第1日目 第1講義 2004年01月10日(土)   9:30〜12:30  品川人材開発センター
第1日目 第2講義 2004年01月10日(土) 13:00〜16:00  労働スクエア東京
第2日目 第3講義 2004年01月17日(土)   9:30〜12:30  労働スクエア東京
第2日目 第4講義 2004年01月17日(土) 13:30〜16:30  労働スクエア東京
第3日目 第5講義 2004年01月24日(土)   9:30〜12:30  労働スクエア東京
第3日目 第6講義 2004年01月24日(土) 13:30〜16:30  労働スクエア東京
第4日目 第7講義 2004年01月31日(土) 13:30〜16:30  労働スクエア東京
第5日目 第8講義 2004年02月07日(土) 13:00〜17:00  労働スクエア東京

・会場:品川人材開発センター
          臨海都市線 品川シーサイド駅徒歩3分
         京浜急行 青物横丁駅徒歩12分
・会場:労働スクエア東京
        地下鉄日比谷線 八丁堀駅徒歩1分

ご希望の方は下記へ申し込んで下さい
<mailto:idn@npo-idn.com>

■ シニア情報生活アドバイザー養成講座:第23期の案内
23期はすべて週末の開催です

第1日目 第1講義 2004年02月14日(土)   9:30〜12:30  アクティブワン秋葉原
第1日目 第2講義 2004年02月14日(土) 13:30〜16:30  アクティブワン秋葉原
第2日目 第3講義 2004年02月21日(土)   9:30〜12:30  アクティブワン秋葉原
第2日目 第4講義 2004年02月21日(土) 13:30〜16:30  アクティブワン秋葉原
第3日目 第5講義 2004年02月28日(土)   9:30〜12:30  アクティブワン秋葉原
第3日目 第6講義 2004年02月28日(土) 13:30〜16:30  アクティブワン秋葉原
第4日目 第7講義 2004年03月06日(土) 13:30〜16:30  アクティブワン秋葉原
第5日目 第8講義 2004年03月13日(土) 13:00〜17:00  アクティブワン秋葉原

・会場:アクティブワン秋葉原
         千代田区外神田6-15-9
         JR秋葉原より歩10分

ご希望の方は下記へ申し込んで下さい
 <mailto:idn@npo-idn.com>

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4.学生,社会人の進路相談をいたします

■東亜大学硬式野球部 中野監督インタビュー
奈良原:昨年は明治神宮野球で、2度目の優勝おめでとうございます。
中野    :30才の時に、はじめて年齢を意識し、40才で、はじめての大学野球日本一になり
      今度50才になって、2度目の日本一を達成することができました。

奈良原:甲子園組がいないチームを、よくここまで育てられましたね。
中野    :高校の監督をやっていたときに、グランドと家庭で、選手の態度が違うことに気づきました。それで寮生活の必要性を痛感しました。寝食をともにし、生活の中、グランドの上で、目に見えないところで一つになることが大切だと分かりました。

奈良原 :ランナーが出ると連打が続くのはそのせいですか。
中野    :自分では100%力をだしていると思っていても、精々5、60%しか出ていないものです。試合で120%の力を出すには、生活の中で一つになることが大切です。

奈良原:選手を育てる秘訣は何ですか。
中野   :選手が育つのは、社会に出てからです。学校の中では、基礎を作るときです。1年のときは分からない。2年、3年と経つうちに次第に分かってくる。そして会社の中で、世の中で役に立てれることが分かってくる。私もそうやって30才になってはいじめて年齢を意識したのです。

奈良原:30にして立つですね。
中野   :36才のときに、東亜大の監督になりました。はじめて優勝した時は、正直浮かれていました。監督になって10年目は、その年に限って、春も秋も中国大会で、優勝することができませんでした。選手達は泣きました。家族も泣きました。どう考えたらよいか。負けても感動、勝っても感動なのです。その中から学んだことは「対話」と「組織づくり」でした。人間は人と人のつながりでなりたっていることを、これからも選手に伝えたいと思っています。

奈良原:有難うございました。松陰の松下村塾と一脈通じるところがありますね。

(レポート:奈良原理事長)

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5.下関支部レポート

■赤間神宮と芳一堂
  関門海峡に面した下関市阿弥陀寺町に、以前大晦日NHKゆく年くる年で放映され、西日本で唯一御陵のある「赤間神宮」がある。説明版には「御祭神、第八十一代安徳天皇、寿永4年(1185年)3月24日源平壇の浦合戦に入水せられた、御8歳なる御幼帝をまつる天皇社にして、下関の古名なる赤間関に因みて赤間神宮と宣下せられる」とある。

  天皇入水の知らせを受けた朝廷が等身大の木像を作らせ、安徳天皇御廟所に安置させた。生き残った天皇の乳母、大納言典侍が尼になりこの地で菩提を弔った。五代目のときに阿弥陀寺になり、その名前が町名として残っているのである。明治に入って廃寺になり、明治8年(1875年)地名にちなんで赤間宮に、昭和15年(1940年)に赤間神宮に改称されたのである。境内には帝とともに壇の浦の海に沈んだ平家一門の墓「七盛塚」がある。墓石には副将能登守・平教経、参議修理太夫・平経盛、大将中納言・平知盛、参議中納言・平経盛、右中将・平資盛、左中将・平清経、左少将・平有盛とある。赤間神宮のシンボル赤い水天門は入水した幼帝を慰めるかのように竜宮城をイメージしているのである。

  もう一つ平家一門七盛塚のすぐ横に「芳一堂」がある。これは小泉八雲が紹介して一躍有名になった、下関が舞台の怪談「耳なし芳一」。阿弥陀寺(赤間神宮)で「平家物語」を語り弾いた琵琶法師芳一の話である。平家の怨霊に毎晩吟じさせられた芳一を守ろうと、阿弥陀寺の和尚が芳一の全身に般若心経を書いたが、怨霊は書き忘れた耳をもぎ取り立ち去った。それ以来「耳なし芳一」と呼ばれるようになった。
  「祇園精舎の鐘の声・・・・・・・」と弾き語る盲目の琵琶法師が全盛期の室町時代初期には、平家が滅んだ壇の浦一帯には200人以上がおり、潮の流れが変わるのを待つ旅人らが聞き入ったといわれている。武部忠夫氏が率いる地元の劇団「海峡座」も芳一を題材とした劇を上演するなど下関には「平家伝説」が今でも生き続けている。

( レポート:下関支部   青木紀雄さん)
 
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6.武兵衛とokokmanのリレー連載「楽しくパソコンライフ」

■連載39回 ―  MS-IMEのカタカナ語英語辞書と郵便番号辞書を使う ― 
 以前にメルマガ27号で,「Microsoft IME 話し言葉辞書」の“かお”文字についての話がありましたが,今回は「Microsoft IMEカタカナ語英語辞書」と「Microsoft IME 郵便番号辞書」の話をします。

 Windows標準の日本語入力システム「MS-IME」は,通常ひらがなを漢字に変換してくれます。しかし「Microsoft IMEカタカナ語英語辞書」を利用すると,「まいくろそふと」という入力で「Microsoft」のように,カタカナ語から英語への変換ができます。私もよく使っていますが,スペルが怪しい単語も,正確な英単語が分るので大変便利です。もし,ワードの文章入力で英単語への変換候補が現れない場合は,IMEの「プロパティ」から「辞書/学習」タブを選択して,「システム辞書」欄の「Microsoft IMEカタカナ語英語辞書」にチェックを入れます。これで,英単語の変換候補が現れるようになります.元々あるカタカナの変換候補も表示されるので,入力時にカタカナへの変換もできます。

 もう一つ,システム辞書欄の「Microsoft IME 郵便番号辞書」は,3 桁,5 桁,または 7 桁郵便番号から該当する住所に変換してくれます。住所録の作成には大変有効です。これにもチェックが入っていない場合は入れておくと便利です。また,この辞書は,Microsoftのダウンロードサイトから最新版が入手できます。

 これらの辞書を使う場合,IME-2000の場合は「変換モード」を変更する必要があります.たとえば,郵便番号辞書の場合は,「人名/地名」にします。話し言葉辞書の場合は「話し言葉優先」にします。IME-XPの場合は特に変更する必要はありません。(変換モードを変更するのは,IMEツールバーの「般」と表示されているアイコンをクリックして表示されるメニューから変更します) 
 
(担当:岡角興次さん)
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今後,このコーナを皆さんとともに充実させて行きたいと思います。
ワードやエクセル,ブラウザやメーラーなどで,こんな時どうするとか,こんなこと出来ないかとか,また,こんなことが出来るよとか,ここは違うぞとか,ご質問やご意見がありましたら,気軽に下記のアドレスまでメールを下さい。出来る限り掲載して行きたいと考えています。
 
<mailto:tanoshiku-pc@npo-idn.com>

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7.IDN会員募集のご案内

■ 「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの! 
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
 
■ IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、賛助会員と正会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、Eメールで、事務局までお問い合わせください。

■入会を考えている方に
  会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。

  入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。

  会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。

 賛助会員の年会費の口数を決めるに当たっては,以下を御参考にお考えになって下さい。
いまの法律では,一人3千円以上の会費を支払った賛助会員の会費の合計が,その団体の年間経費の25%を越えていれば,その団体(NPO)は、一般の多くの市民に支持されている優良な団体として税務署が認め,その団体に対し一般の人が寄付したお金は、税金を払ったと同じように認められ,納税時に配慮されるという点です。(ちなみに一人3千円未満はその計算の対象にならないということです)

 eメール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>

 ホームページ: http://www.npo-idn.com/

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8.ふれあい広場

アドバイザー講座の受講感想を掲載します

鷲尾昭さん(アドバイザー第19期生)
  Windowsの登場で格段に使い易くなったパソコンを購入し、使い始めて7年くらいが経過しただろうか。Win95から現在のXPまで付き合ってきたがこれという体系的な研修も受けず、自己流で自分のためにだけの狭い世界でやってきて、若干の閉塞感を感じていた時に、日経の記事に遭遇した。
  自分に受講に耐える能力があるだろうか、迷っている間に数日が過ぎ、決意して申し込んだ時には既に19期生の受講者は決まっていまっていた。健康的条件や地理的な条件から19期の予定が私にとって最も好ましいものであったので、奈良原理事長さんにメールで相談申し上げたところ、既に19期の受講が決定していた方に交代のお願いを仲介していただき、快く応諾していただくことが出来た。改めて、交代に応じていただいた方及び奈良原理事長さんにお礼を申し上げます。

  この方々に対するご恩返しの意味でも、講座を無事に終え認定試験合格をと意気込んで講座に臨んだが、当初の迷いが的中する羽目に陥り、思うように学習効果があがらず、焦りが先立ってしまうような状況であった。しかしながら、諸先生方の適切且つ熱心な指導と同期生の熱心さに後押しされて最後まで受講できた。本当に有難うございました。
  結果はともあれ、私の周りには仲間の高齢者が数多くおり、パソコンを使いたいという人が多い。今回受講させていただき習得した事柄を活かし、地域で少しずつでも出来ることに取り組んで行きたいと思っている。

鈴木勝治さん(アドバイザー第19期生)
 パソコンには多少自信がありましたが、あくまで自己流で自分の使用範囲を広げて基本的なものを勉強してみたいと思って受講しました。しかし他人に教える立場とはこのように難しいものとは思いませんでした。特に最後のプレゼンテーションは自分の訴えたい事が半分も表現できなく我ながら情けなかった。自分の使用範囲に留まっ
て知識を習得する意欲が不足していたことが思い知らされました。

  今後はスキルアップの為、機会があったら色々な講義に出席したいと思います。そのような情報があったらお教えください。今回の8講座(5日間)は短く、間隔が長すぎるように感じたのですが1週間近くの間隔は勉強する時間が充分にあって良かったと思います。

  最後に、奈良原理事長はじめ諸先生方には一方ならぬお世話様になりました。親身になったご指導で本当に感謝しています。又同期の皆様にも大変お世話様になりました。今後とも長くお付き合いください。

茶谷紘一さん(アドバイザー第19期生)
  先生方の熱のこもった御指導でどうやら養成講座を終え、試験結果を待ちつつ一息ついている処です。『指一本、ひらがな打ちの』私を・・。呆れもせずにご指導頂き誠に有難うございました。改めて御礼申し上げます。同期生の皆様にも大変御世話になりました。今から思えば長い様で大変短かな、又苦しくも楽しい時間でした。貴重な素晴らしい思い出作りをさせて頂きありがとうございました。上尾から赤坂までの二時間程の通勤時間が私の大切な勉強時間でした。何時もならば寝不足を補う為にコックリ・コックリ居眠りをしている時間でしたが・・・。記憶力
の衰えた頭に鞭打ちながらの大奮闘でした。何十年振りかの勉強だったと思います。

  それにしても皆様のPC技術の高さに驚きながら、ついてゆくのが大変でした。此れを機会にもっと、もつとパソコン術の勉強をしてシニアの皆様に少しでもお役に立ってゆきたいと思っています。

武井順子さん(アドバイザー第19期生)
 医者通いと、リハビリに明け暮れていた毎日。何かしなければという、焦りは何時も、持っていた。ボランティアで、人のお役に立ちたいと、若い頃から考えていたのに、自分が具合悪くなり、これでは此方が面倒を見ていただく事になりそう。そんなことを考えていた時、新聞でアドバイザーの記事を見た。体が少しくらい悪くても、まだ、脳味噌は使えるぞ。早速応募して、講座を受けることにした。土曜日だけの講習会。これなら出来る。

 第一日目が終わった時、もうやめよう、体力的にきつい、と思った。でも、もう一度だけ出てみよう。木曜、金曜は下準備のため、睡眠不足。土曜日講座でくたくたに疲れる。2キロ、体重が減る。日・月・火で回復。また、木・金・土で2キロ減。これを繰り返した。ほかの人はどなたも止めないし、休まない、みんなにつられて、そして、先生方のご指導のお陰で、遂に、最後まで通うことが出来た。万歳である。

  久しく忘れていた、この緊張感、そして勉強することの楽しさ。人生終わりに近づいてから、何で? 今頃? こんなに頑張って?・・・自分に問いかけながらの、毎日だった。過ぎてしまえば、楽しかった思い出だけが、心に沁み込んでいる。先生方と同期の皆様に、ただただ感謝あるのみ。

藤嵜勅さん(アドバイザー第19期生)
  それは、平成15年10月26日の日本経済新聞の朝刊の「マネートーク」の庄子平弥氏の記事から始まった。今年は1月以来FPの勉強を始め、体の健康、心の健康、財布の健康ということを中心にホームページを開き、県南5000件のパソコン愛好者を中心に活動するべく用意を進めていた。
  曲がりなりにも、プラウザ、メールソフトを接続し、ホームページも一度はOB会用の物を公開し、メールの送信、デジタルカメラの活用もこなし、Word、excelも一応できて、きっと、このアプローチを始めたら、パソコンの手ほどきを必要とする事態が発生するだろうから、そのときの肩書きと大体の教習料をほしいと思っていた矢先に、巡り会ったのがこの記事でした。躊躇することなく、申し込みをして、料金を振り込みました。

  そして初日、5人の同期生と奈良原理事長、担当の先生方にお会いし、一ヶ月の勉強を始めたわけです。今まで、「NTT116番」、「biglobeの相談センター」、「NECのサポートセンター」に助けをかりて日常は上記のように何の不自由さもなく、パソコン生活をしておりましたが、自分だけで、インターネット、メールの接続をすることからはじまって、ただただ、勘だけで使っていたものを、一つ一つ、きっちりとした用語で書き込む筆記試験、決まった時間内に、一つのプレゼンを、起承転結させて、なを人に興味を持たせること、もう本当に大変なことでした。
  がしかし、テキストもすばらしく簡潔で解り易く、大きく叩けば、どんどん大きく反応する。人間これほどまでに親切になれるものかと舌を任せた、先生方、そして5人の仲間。常に前向き、それぞれに博識、度を越すでもなく、越さないでもない、人間関係の極致を味あわせていただいた、5人の同期生。この方々のおかげで、所定の研修を終わらせていただきました。

  12月20に、世の中を超然として勉強している、この感じもちょっと優越感を感じました。試験の後の、同期の方、先輩方、第20期生の方々、理事の方々とのビールの味は格別でした。ここにこの一ヶ月間のお礼を厚く申し上げます。
追伸
第19期生間では、早くも先生方を囲む新年会の要請が宴会部長を拝命した私に、メールで寄せられ、まだまだ来年も楽しい研修が続きそうです。

梅津弘章さん(アドバイザー第19期生)
  平成15年11月末から約一ヶ月の毎週土曜日はいつもの太極拳とゴルフを休みパソコンに取り組むと言う今までにない体験でした。
すでにアドバイザーとして活躍をしておられる方のお話ではテキストに書いていないトラブル内容の質問なども舞い込むようですが仲間や講師の方に聞きながら回答できるのはシニア情報生活アドバイザー養成講座の最大のメリットであると感じています。機種も使用環境も様々ですからどんな質問が出るのか予想も付きませんし自分の知っている範囲はとても狭いからです。コンピューターに詳しい人に聞けば解決できると言うことは心強いと思います。そのうち自分も詳しい人のグループに入れるように努力しようと心に決めたのはアドバイザー養成講座を受講したからに他なりません。アドバイザーであるからには大概のことには答えられるようになりたいと思っています。これからが勉強だと思っています。

  講座は良い機会でした。対象がシニアで且つ初心者となれば自分の興味だけで話を進めるというのは良くないということをプレゼンテーションを通じて体験できましたし、講師の方の親身なご指導は講義日以外にも及びまして感謝致しております。個々のコンピューター操作というよりはアドバイザーとしての心構えを教わりました。日常の生活にも活かしていきたいと思います。
 本当に有難うございました。

今道千穂子さん(アドバイザー20期生)
  今回めったに眼を通さない日経新聞を読んでいましたら偶然「NPO」のことを知り少しでもこの世のお役に立てばと思っていましたから早速参加を申し込みました。参加してマアいかにパソコンの知識が無いかということがわかりましたし、落ちこぼれのような気分も味わいました。
  でもこの経験は私にはとてもよい薬になりました。「老いては子に従え」の諺ではないですが、頼り気なく見える若者達がこのパソコンを使ってあらゆる分野で活躍していることが良くわかりました。と同時に講師に何度も教わったのになかなか理解できない脳の硬さも自覚させられました。

  この貴重な経験を通して私達年代の方達のお役に立てばと痛感しています。無視しないでとことん教えてくださった講師の方々そして知識豊富な同期の方々に感謝しています。

佐藤隆一さん(アドバイザー21期生)
  私の受講の動機は、偏頗なPC知識と自己流のスキルを体系的に整理して、多少の進歩を図ってみたいと考えておりました。そんな時に仙台シニアネットクラブの事務局長、庄司様の新聞記事が偶然目にとまり、IDNのHPをたどって、応募したのでした。

  緊張して講義に臨みましたが、講師の先生方の懇切丁寧なご指導とアットホームな雰囲気作りのお蔭で、堅さも取れて初日からみなさんの歩調に合わせることが出来ました。受講生5人の中では私が最年少でした。他の受講生の方々は人生経験も豊富でPC暦とスキルは相当のものでしたから、ついていくためにはテキストの復習だけは欠かしませんでした。インターネット(ダイヤルネットワーク)接続の実技のため復習していた時、そこは初心者の悲しさ、知らぬ間に「実行」キーを押したと見えて、自前のADSLでインターネットが繋がらなくなった失敗を犯し、原因が自分にあったとは気がつかなかったことがありました。

  講義が佳境(苦境が正しい)に入り、プレゼンテーションについてテーマを決めるのに大層時間がかかりました。作成する時点ではスキルの未熟さも加わって、完成するまでには殆んど徹夜のような状態が何日か続きました。プログラマーが缶詰状態で作業するという体験をほんの少し味わいました。体力が必要であり、計画的に事前段取りをしなくてはと講義外で再認識した次第です。受講生5人に講師陣が4人という恵まれた環境。そして講師の皆さんの目線の低さと心配りが一層私の頑張りに拍車をかけました。これで勉強しなきゃ、罰が当たるというものです。テストの結果は、天のみぞ知る。充実した20日間でした。

  プレッシャーから開放された今、校長、天野貞祐先生が高校生の我々に言われた言葉、「日々、新たなり」と「君達は可能性そのものなり」が突如浮かびました。年齢を超えた真言です。これからも日々の発見の中で「心と技」の可能性を追求していきたいと思います。講師の先生方から受けた教えをバックボーンとして、非力ですが「支援を求めている人の為に多少なりともお役にたちたい」と思います。

講師の先生方には今後ともご指導ご鞭撻くださいますよう宜しくお願い申し上げます。又、第21期の受講生方々には私に対するご助力とご声援にここで厚く御礼申し上げます。

では、IDN講師の先生及び同期の受講生の皆様、良い御正月をお迎えください。
 
近藤泰幹さん(アドバイザー21期生)
  2003年8月、互いに教え合う仲間つくりをしようと呼びかけていた。生活スタイルが違う、好みが違う、技術レベルが違う、ぶつかっているところが皆違う、だれも乗ってこない。そんな中、妻が10月26日日経夕刊を破いて持ってきた。ホームページを読むとバックグラウンドが広い、その理念は私が追う理想と一致している。

  なんと運のいいことだろう、21期の受講が許可になった。丁寧な、また意をつくした手紙がついた。この後堰を切ったように忙しさが襲ってくるとは予想しなかった。第2講座はなぜか駅に一時間も早く着いてしまった、喫茶店で時間をつぶして逆に30分遅刻した。皆さんの顔は温かいもので奈良原理事長は関係の少ないところから始めていましたよ、といわれた。いい仲間だなと思った。老齢化による障害を感じて、自信を失った。シニヤがしつこいのは常に確認を必要としているのだ。

  テキストを読むと易しい。しかし、テキストの通り一言一句自分が実行するとなるとかなり難しい。皆の前で発表したときだ、不正確な言葉使いを指摘された。生徒だから、いいじゃん。発言している本人は分かっているのだか。そうではない、生徒の立場では先生の間違いは許されないのだ。自分に厳しくなれるか。人の10倍努力できるか、きっと先生方はそういう人たちばかりなのだ。

  普通にパソコンが活用できるのは「当然の前提」だった、今、目の前にいる方々を見よ、余裕がある。第7講座はプレゼンテーション練習で、試験日の発表作品を持って来ることになっていた。私はまだパソコンでFDにも入れられなかった、文章をプリントアウトも出来ず手書きでコピーを配った。ファイルのサイズが大きすぎて扱いかねていたのだ。その上「テーマ」がふさわしくないと、いわれてやむなく、別の「テーマ」に変えた。

  アドビ・フォト・エレメンツを買ってきて、写真を並べて「自分史」とした。初めてのソフトは時間がかかった。ヘタっていたところ、メールの転送先にしている携帯が鳴った。三好みどり先生だ。運がよかった、2つ目の運だ。一月前にdocomoFOMAにしたからメールは全文が入る。今動かしているパソコンだけだったら気がつかなかっただろう。困ることがあったら言ってください、第8講座までにメールで送ってくれてもいいですよと。これで元気が出た。
(このメールはプリントしてファイルしてある。)何とかして合格させてくれようとしている。

試験の日、朝まで(3時)作品のFDの収録に時間がかかった。どうしても2枚になる。いまでも、ファイルのサイズということが分からない。CDに入れてFDはあきらめた。皆さんに配るプリントは10部用意できた。テキストを前日に復習するつもりでいたのに、これじゃ合格しない、いいや、また挑戦だ。

  試験の後ご苦労さん会に出た、割り勘だった。ん、NPOだな、と思った。各個人は独立していて、借りも貸しもないけれど、自ずと人に得させる人は存在する、わたしはもらうばかりだが、早くお返ししよう、と動機付けられる。講座のはじめからこの飲み会まで、私がどうしても追いつけないと思うのは先生方のわれわれに接するときの人間味です。それと受講生の方々が写真をとったりファイルを操作して人の役に具体的に立てることです。自分のもつ技術では作品の製作が精いっぱいでした。とてつもなくすばらしいネットワークにご縁が出来たと思います。これからネットワークの中に自分の居場所を、見つけることが出来るか、技術と人間のレベルを磨かなくてはならない、と、ますますファイトを燃やしています。

橋本秀久さん(アドバイザー21期生)
  講師の皆さんが、優しく丁寧に教えて下さり、最後の試験前には、メールで励ましのフォローをしてくださるのに、驚き、また、感謝しています。同期生も、それぞれにバックグランドを持った個性溢れる方々で、楽しく学ぶことができました。
  苦労したのは、実習コーナーでした。講師体験で、話し始めるとアッという間に時間が経って、「あと○分です」と言われると、後はバタバタです。内容のことだけでなく、姿勢や癖など思ってもいないことを指摘されて、ギャフンでした。電話サポート練習では、トラブル内容が分からずに、「後で調べて連絡します」との苦しい言い訳で逃げましたし、プレゼンテーション練習では、時間が足りなくてチョコッと見せたことなども、厳しく指摘されて、後で内容の大整理など大苦戦でした。しかし、常に優しく丁寧に接してくださってので、乗り切れたと思います。有難うございました。   

中里三之さん(アドバイザー21期生)
  知っていることと、教える事は別である、人みな師である、あるいは、万物みな師である・・・・この受講中に講師の方が仰ったり、何処かでこんな意味のことを教わった記憶が甦ったり、深く今の自分を考えさせられました。

  講座の基本方針を高度に練り上げたシステムであり、何よりも理事長様始め講師の方の熱意のこもった巧みなご指導により、また受講生がさまざまなノウハウを教えあうなど、とても教えられることが多く、収穫が多くありました。パソコンの世界が広がる、自分の生き方にも変化や幅を広げるなにかがあるのか、などと今、思っています。                          
 
■IDNアウトドアクラブ/メーリングリストへのお誘い(再掲)
  IDNアウトドアクラブは自然に親しむことを通じて会員の健康維持や相互の親睦をはかることを目的として発足しIDN-ADF2003で産声をあげたばかりです。活動内容はみなさまのご意見をもとに広げていく計画です。連絡や
情報交換のためにメーリングリストを開設しましたのでアウトドアに関心のある方、お気軽にご連絡ください。

連絡先 
<mailto:idn-outdoor-owner@egroups.co.jp>

会員の「お名前」、「メールアドレス」をお知らせください。メーリングリストに登録します。

■羽澄勝さん(アドバイザー15期生):アジア ナウ 
その7  お正月ちょっと一息(ブタペストのクリスマス)

 年末に東欧へ女房、娘と3人で貧乏旅行をしてきた。今回はアジアの話はちょっと隣に置いておいて、アジア大陸(ユーラシアと言うのが正しいかもしれないが、敢えて)のファーウェスト、常に時代の烈強に翻弄されながら生き抜いてきたハンガリーの首都ブタベストで初めて体験した東欧のクリスマスイブの話をしたい。

  エアーフランスでパリー乗り継ぎ15時間、人口1000万人強の2割が生活するブタベストのホテルにたどり着いたのは午後6:00を回っていた。すでに日没、想像はしていたがこれまで訪問したどこのヨーロッパよりも、照明の暗い薄汚れた田舎町に思えた。しかし"東のパリー"とか"ドナウに咲いたバラ"との表現は、次の日の市内観光で嘘でないことが分かった。ヨーロッパが初めての家族は勿論、初めてのブタベストの町並みに私までも興奮気味で150枚のデジカメの残り枚数が一気に100枚を切ってしまった。

  ブタベストという地名は、悠然と流れるドナウ川の両側に別個に栄えてブタとペストの町が"くさり橋"や"自由橋"など多くの橋が歴史の中で建設され二つの都市が一つの都市として堅持されてきている。商業都市として栄えてきたペスト、それを見下ろすようにブタの丘にそびえる王宮の町と相異なる町が手を握り合うように存在している所がこの町の魅力を倍増しているように思える。

 王宮の中に聳え立つ歴史的建造物であるネオゴシック建築のマーチャーチシュ教会の中では、子供達がごく自然にクリスマスイブのため宗教劇の練習をしているのを見て、クリスマスイブであることを思い出した。この宮殿から見るドナウ川に沿って立ち並ぶ中世の景観はロンドン、パリー、ニュールンベルグやベルギーのゲントなどの町並みと似てはいるが少し垢抜けしていない趣が、ドナウ川の流れにすごくマッチしているように思えた。

  市内観光を終えて、ペスト側のダウンタウンの特設クリスマス用品市場を横目に目指すコーヒーショップで遅めの昼食を取ることにした。この当たりから雲行きがおかしくなってきた。勿論街中の店がクリスマス閉店であることは覚悟していたが、午後2:00になると店員がレシートを持ってきて精算せよという。入り口を見ると、入ろうとする客を押し返している。クリスマスイブを想像し、ウインドーショッピングをしながらホテルに戻ると、フロントに本日のコーヒーショップは午後8:00で閉店という張り紙が有るのに気がついた。そのまま部屋に戻ったが、娘がどうも怪しいという。気になるのでフロントに下りて、よく聞くと、コーヒーショップの閉店は午後8:00だがコックが厨房の火を落とすのは、6:30との事。それではとテーブル予約を頼むと、今日は満席で受けられないという。俺達の晩飯を何とかせよと、街中の開いているレストランに予約を入れてもらったが、限られた店は見捨てられた旅行者でどこも満席。

  ハンガリーは、社会主義時代の名残が強いのか、キリスト教に対する信仰心のせいなのか商店もスーパーも午後2:00閉店、公共の交通機関に至っては午後4:00ですべてストップ。旅行者の居るホテルですら上述の状態。これほど徹底して居るとは思わなかった。

  今回の旅行で、キリスト教(ハンガリーでは75%がローマ・カトリック、25%がプロテスタント、1%がユダヤ教)対するヨーロッパの人々の静かに家族で神のご加護を感謝する真摯な様子、それをここまで徹底する国の対応に接し自分の国際人としての未熟さを痛烈に感じた。

 最後に、強引に頼み込み、5:30スタート6:30には終わるという条件で何とか夕食にありつけた事。そして、再度宗教行事を避けてじっくりこの町の良さを見直したいと思う次第です。
 
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9.編集後記

■ゴーギャン
  1973年にルーブル美術館に行ったときにゴーギャンの「白い馬」を見た。当時のルーブルでは、印象派の絵画は別館にあった。本館の有名な絵画や彫刻を見る前に案内図を頼りに別館に行き印象派の絵をたくさん見た。その中にゴーギャンもあった。私がゴーギャンに興味を持った最初である。

 1987年3月から5月に東京国立近代美術館でゴーギャン展が開催された。出品作品一覧によると、1880年から1902年までの絵画に彫刻を含めて151点が展示されている。ゴーギャンをまとめてこれだけ見る機会はないであろう。とにかく圧倒された。全世界からゴーギャンが集められたようで、特にエルミタージュ美術館のゴーギャンが大量に展示されていたのが印象的だった。しかし、ルーブルからは出展がなくゴーギャン展としては片手落ちと言えようが、前年の1986年12月にオルセー美術館が開館しており、印象派の作品はルーブルからにオルセー移管された。開館当初にゴーギャンの不在が許せなかった事情もうなずける。

  次に「白い馬」に再会したのは、1989年の秋にオルセー美術館で。夜のパーティーで通役を通して「日本からの客の中で一風変わっている」と話しかけてきた人が居た。いくつかの話の中で、オルセーにあるはずの「白い馬」を見たいと言ったら、奥さんが絵描き(通訳の人は画家と言わなかった)なのでどこにあるか聞いてあげるといって電話してくれた。「オルセーの3階に確かにある、白い馬は少し青くなっているよ」とジョークを交えて教えてくれた。次の日は土曜日で調査団の休日。オルセーにはゴーギャンのコーナーがあり、大好きな「ヴァイルマチ」や最後の作品「雪のブルターニュ風景」などゴーギャンを満喫した。

  ゴーギャンは1848年にパリで生まれ幼少時をペルーの首都リマで過ごし、若い頃は船乗り、パリの株式仲買人となり、成功を収めつつあった35歳の時に画家を目指した。文明に毒されない楽園のタヒチに2年間と後に6年間滞在し、最後はドミニカ島で1903年に55歳でなくなっている。ゴーギャンの一生は単純なものではないことを福永武彦の「ゴーギャンの世界」(昭和36年)で知った。

  第1次タヒチ時代のゴーギャンの絵は、美しい色づかいが特徴である。第2次タヒチ時代に描いた「我々はどこから来たか、我々は何者か、我々はどこに行くのか」という題の作品を長い間見たいと思っていた。1995年にチャンス到来。ボストン美術館で139×375CMの1897年に描かれた大作に対面することが出来た。ゴーギャンのこれまでの試みがすべてつぎ込まれている。ゴーギャンは病気や借金や最愛の娘の死の知らせなどで絶望の淵に追い込まれていた。自殺を決意し「遺書」としてこの絵を描いて自殺を図るが未遂に終わる。この絵は、青やエメラルドグリーンが基調となっており右から左へと物語になっている。

  なぜゴーギャンに惹かれるのか。色、形態(フォルム)、自然と楽園、力強さ、新しいことへの冒険心、強烈な自己主張、波乱万丈の生涯、不遇の中でのがんばり、自由な暮しへの憧れ、・・・・・・。ゴーギャンの絵の中には不可思議なことがたくさん書き込んである。不透明な時代を先取りして表現することを取り入れた画家として評価するのは、私の勝手な解釈だろうか。

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