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メマガ IDN 【第45号】
Inter Depending Network
2004年2月15日発行
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをIDNのホームページでもご覧頂けます
http://www.npo-idn.com/
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《第45号のご案内》
1.シニアネットフォーラム21 in Tokyo
2.ふれあい充電講演会
=2月(第34回):「江戸東京博物館見学」の報告
=3月(第35回):「六郷満山を歩き終えて 神仏混合の世界で思ったこと」案内
3.シニアー情報生活アドバイザー講座
=第24期:開講の案内(2004年3月〜4月)
4.学生,社会人の進路相談
=
若い人たちと会って
5.下関支部レポート
=屋上に庭園、茶室があるユニークな建物 「旧秋田商会」
6.リレー連載「楽しくITライフ」
連載開始!
=連載1回 :末藤義正さん ― パソコン画は平易、かつ楽しい
―
7.IDN会員募集のご案内
=入会を考えている方に(再掲)
8.連載
=羽澄
勝さん:アジア ナウ<その9インドネシア=ジャカルタは安全ですか?>
9.ふれあい広場
=アドバイザー講座受講感想(第20期の方3名)
=國重誠之さん(アドバイザー第17期生):駅でインターネット&メール
=IDNアウトドアクラブ:メーリングリストへのお誘い(再掲)
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1.シニアネットフォーラム21 in Tokyo
「シニアネットフォーラム21
inTokyo」が2月2日から2日間にわたって日本青年館で開催されました。自立化支援ネットワーク(IDN)では、当日の運営への協力を委託され実行いたしました。
事前の、開催案内のホームページ作成・参加者のネームプレートの作成・資料の準備。当日の、総合司会、ワークショップのコーディネータ、クロージングセッションの挨拶・写真の撮影・受付及び参加者対応。終了後には、ホームページの作成・報告書の作成作成が継続中です。
2日間のフォーラムはおかげさまで成功裏に終了する事が出来ました。ご協力いただいた方に厚くお礼申します。また事後の作業を継続中の皆様には重ねてのご協力をお願いいたします。
2.ふれあい充電講演会
■2月(第34回)平成16年2月11日(水):「江戸東京博物館見学と駒形どぜう」報告
本日は晴天なり、天気晴朗にして風も無し、の好天に恵まれた建国記念日の午後、総勢43名が両国に集合しました。中にはご夫婦連れ、ご家族3人、更に娘さんと孫3人を連れて参加された方もいらっしゃいました。午後1時40分、芳野さんほか3名のボランティアのお出迎えを受けて館内見学開始。
前半は日本橋を渡って江戸村の探訪です。国宝級の屏風絵や細密な模型を見物しながら、ボランティアの説明に聞き入りました。続いて次のフロアに降りたところで越後屋呉服店の10分の1の模型や、再現された原寸大の助六の舞台、芝居小屋(特別の配慮で中に入れてもらった)菱垣船、両国の広場などを見て回りました。江戸の最後には三社祭りの山車が聳えていました。
次は明治村です。鹿鳴館、ニコライ堂、銀座の煉瓦街など正確に縮小された建造物と人たちが我々を迎えてくれました。日本で最初のクラシックなロールスロイスには驚きました。午後3時鹿鳴館の天井が開き舞踏会が始まりました。並居るシニアたちも子供のように喜んでいました。
あっという間の1時間半でしたが、ご案内のボランティアの皆さんのお蔭で、非常に勉強になりました。「前に一度廻ったけど、説明してもらうのとそうじゃないのとでは雲泥の差だね」と感想を漏らしている方がいましたが、参加者全員同じ思いだったでしょう。芳野さんと3人のご案内役に心からお礼を申し上げたいと思います。
午後4時近く、ご都合の良い(江戸博より泥鰌を狙って参加した方もいた?)32人が席を蔵前の「駒形どぜう」に移して懇親会です。といっても只管江戸200年の下町の味と伏見の銘酒「振里袖」を堪能し、卓ごとに談笑するというひと時でした。美味しい泥鰌料理でした。美味しいお酒でした。(どのテーブルも大幅に追加料金をお支払いのようでした)
インテリジェンシーを満足させ、更に素敵な仲間達と触れ合う事の出来る一日でした。午後6時解散、殆どの方が夜風に吹かれながら観音様方向へ歩いて行きました。
(レポート:金田和友さん)
■3月(第35回):「六郷満山を歩き終えて 神仏混合の世界で思ったこと」案内
今回は会員スピーチをお届けします。昨秋大分県国東半島の天台密教の霊山「六郷満山」を歩いてきた金田和友氏が、その半月間の体験と神仏混合に思うことについて講演します。只管歩き続けて200キロの一人旅で得たもの、考えたことなど、現在の文明人が忘れてはならないことが 随所に覗える講演内容になるでしょう。
会員多数のご参加と、関東100観音めぐりのお仲間や同郷の皆様のご参加をお待ちしています。ご希望の方にはCD「豊後一人旅」を頒布します。
・講演レジュメ:六郷満山前夜
神の里仏の郷、ふるさとの旅15日間
一神教と本地垂迹説
・講師:金田和友氏(IDN理事、大分県佐伯市出身関東100観音巡りを終え多摩88ケ所札所巡りに挑戦中)
・日時:3月22日(月) PM6:00〜8:20
・場所:シニアワーク東京5F・第2セミナー室
千代田区飯田橋3−10−3 Tel 03−5211−2307
(JR飯田橋駅・東口、地下鉄飯田橋駅A2から5、6分、ホテルエドモント隣)
・会費:会員 500円 一般1000円
・懇親会:2500円
(同会館内で講師を囲んで懇親、自由参加)
・申込み:金田 Tel: 03−3392−1043 Mail:
afu@k2.dion.ne.jp
中川 Tel: 03―3869―0315 Mail:
mgt-naka@cilas.net
*会場の都合で定員50名です。〆切は3月15日(月)とさせて頂きます。
*4月5月の予定)つぎの候補を挙げて検討中です。ご期待ください。
4月19日(月)日本が誇る世界無形文化遺産「能楽」について講演
5月22日(土)バスツアー「五浦海岸と岡倉天心の六角堂」
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3.シニア情報生活アドバイザー講座
■
「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
■ シニア情報生活アドバイザー養成講座:第24期の案内
24期はすべて週末の開催です
第1日目 第1講義 2004年03月20日(土)
9:30〜12:30 品川人材開発センター
第1日目 第2講義 2004年03月20日(土) 13:30〜16:30
品川人材開発センター
第2日目 第3講義 2004年03月27日(土) 9:30〜12:30 アクティブワン秋葉原
第2日目 第4講義
2004年03月27日(土) 13:30〜16:30 アクティブワン秋葉原
第3日目 第5講義 2004年04月03日(土) 9:30〜12:30
品川人材開発センター
第3日目 第6講義 2004年04月03日(土) 13:30〜16:30 品川人材開発センター
第4日目 第7講義
2004年04月10日(土) 13:30〜16:30 品川人材開発センター
第5日目 第8講義 2004年04月17日(土) 13:00〜17:00
アクティブワン秋葉原
・会場:品川人材開発センター
臨海都市線 品川シーサイド駅徒歩3分
京浜急行 青物横丁駅徒歩12分
・会場:アクティブワン秋葉原
千代田区外神田6-15-9
JR秋葉原より歩10分
ご希望の方は下記へ申し込んで下さい
<mailto:idn@npo-idn.com>
アドバイザー講座受講感想を「ふれあい広場」に掲載しています
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4.学生,社会人の進路相談をいたします
■若い人たちと会って
最近20代の「若い人たち」の相談にのる機会が増えた。はじめはインターネットでの接触から始まり、その後電話で話して、お会いすることになる。相談にくる若い人たちは、迷っているので当然だが、声が小さく、弱々しい。
相談の内容は、「適職を求めて」「転職したい」というものが多い。
「転職したい」職業や会社があって、相談にくるのではなく、「幸福の青い鳥」を求めて、漠然と「転職」を考えるか、今の「職業」や「職場」を直ぐにでも辞めたいというものが多い。現実に困っている問題についての相談というより、頭で描く「天職イメージ」と「現実の職場が食い違う」というギャップについての相談が多い。中には、今の上司の姿が自分の将来の姿かと思うと、とてもこのまま続ける気にはなれないという。子供を養っていながら、再就職の当てもないのに、会社を辞めたいという若い人の気持ちの深奥が、私にはまだ理解できていない。
今日も電話で話した若い人に「悩み始めた」ということは、「自分の生き方について真剣に考えはじめたスタート台に立ったのですよ」と言いはしたものの、状況は変わるものではない。学校教育を批判してみても、問題は解決しない。私と相手との1対1の真剣勝負の出会いから何が生まれるか、それだけが若い人たちに賭ける私の期待である。
(レポート:奈良原理事長)
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5.下関支部レポート
■屋上に庭園、茶室があるユニークな建物 「旧秋田商会」
コーナーに建つ半球ドームをのせた塔が印象的な建物の所在地は下関市南部町、現役最古の南部郵便局の道路を挟んだ隣にあります。この建物は、明治末期から大正時代下関を代表する海運会社、旧秋田商会の事務所兼住宅として、1914年(大正3年)着工し、翌年竣工した鉄骨鉄筋コンクリート造りで地上3階、地下1階です。西日本で最初の鉄筋コンクリート造りの事務所建築で、日本最古は横浜の「三井物産横浜支店」でこの建物はそれに続いて2番目のものといわれています。
外観は豪快な付柱や幾何学模様を応用した柱頭飾り、ドーム型の屋根と円筒形の張出部で構成された塔屋、1階内部の円柱など、コンクリート技術を駆使した優れた意匠、塔屋とともに独特な外観を形成しています。当時は海岸線が間近に迫っていて、この塔は灯台の役目も果たしていたということです。
内部は1階が洋風の事務所、2階及び3階は格調高い書院造の本格的和風住宅で、2階は生活空間、3階は客室として使用、宴会などにも使われたようです。
この建物のもう一つの特徴は、屋上に土を50センチも盛り、松や梅を植え、池や石も置いて、茶室まで作ってしまった「棲霞園(せいかえん)」という名のついた日本初の屋上庭園です。これは世界的に見てもかなり早い例とのことです。
現在東京などの都会では、ビルの屋上の緑地化しなくてはならないという法律が検討されているようですが、ここ下関では約90年前に既に現在を見越したユニークな建物があったのです。現在この建物は、下関の観光字用法センターとして利用されており、2階、3階の見学も出来ます。
(レポート:下関支部 青木紀雄さん)
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6.リレー連載「楽しくITライフ」 連載開始!
■連載1回:末藤義正さん(アドバイザー第20期生) ― パソコン画は平易、かつ楽しい
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1.パソコン画を始めるとどんな楽しみが待っているのでしょうか。
パソコンを使っておられるシニアの方の大半はメール、ホームページ閲覧の他は、ワード、エクセル等のソフトを使った事務処理がほとんどではないでしょうか。それも第一線を退くと事務処理の量はがくんと減ります。折角パソコンが操作できるのに十分利用していないとしたらもったいないと思います。時間にゆとりがあり何か継続性のある趣味が持てたらいいなーとお考えの方にこの表題は耳寄りな話だと思います。
創作活動は脳をリフレッシュさせます。パソコン画はいつでも好きなだけやれます。上手下手は練習次第。パソコン上で仲間が増えます。達成感が味わえます。早く上手になりたい方には講習会もあるようです。NHKの趣味悠々でもとりあげられました。
@
描きためたパソコン画はソフトメーカーに応募すると無料で描いた人の名前でホームページを作って公開してくれます。年中会場費なしで個展をやっているようなものです。メールも見た人から寄せられます。
A
ソフトメーカーのアートセッションに応募すると運がよければ入賞して、メーカーのホームページで通年展示され、賞品ももらえます。展覧会で展示されているようなものです。
B
旅行記などをホームページにするときタイトルバナーや、リンクボタンは旅行にちなんでパソコン画から加工して自作できますので自慢できます。
C
年賀状にオリジナルなパソコン画を載せ受け取った人に楽しんでもらえます。干支の絵なら毎年絵が変わるので期待されること請け合いです。
D
インターネットのホームページのメニュウで、コンピューターや芸術をたどっていくと、グラフィックスや、ドローイングといったところにでます。ここでは多くの作者がパソコン画を発表しており、鑑賞できます。メールをいれれば会話できます。これらの絵を鑑賞することで上達が早くなるでしょう。自分の描いた絵をホームページにしてもいいでしょう。
2.パソコン画を描くために必要な道具
@
ソフト‥‥描画用 いろいろありますがここではNTTデータシステムズの水彩6を使っての描き方を紹介します。直販価格\8,700です。このソフトの特徴は普通の水彩絵の具と同じようにパレット上で絵の具を混ぜて色作りが出来、キャンバス上で描いている色の上に他の色を重ねて混ぜることも自由です。起動した初期画面にはキャンバス、絵の具、パレット、各種筆、水、のほかツールバーには便利なツールが揃っています。インターネット上の検索オプションでsuisai
6と入力して検索するといろいろな情報が得られます。
加工用‥‥フォトショップLEがあれば水彩6で描いた絵の加工が容易です。絵の点描、色調の調節、絵をタイトルバナーや、ボタンにするための伸縮加工、などが出来ます。
A
ハードウェア‥‥タブレット マウスでも操作できますが、タブレットのほうが滑らかな操作が出来ます。私の使っているのは20cm角位のボードと付属のスタイラスペンで構成され、画面を見ながらこのペンでボードに作画します。このペンは筆圧を感知して濃淡を表現できます。また、葉書大の写真をタブレットに載せてこのペンで形をなぞると形を画面上に写すことも出来ます。WACOM製のFAVOという機種が,\10,000位です。
B
その他‥‥デジカメがあれば便利です。画面上の写真を見ながらタブレットでなぞったり、写真を見ながらフリーハンドで絵が描けます。
ただ、写真を参考にして風景画を描く場合、人の視角とカメラの視角は同じではないので広角レンズや、35ミリレンズで撮った写真をトレースしたのでは違和感があります。3倍ズーム程度の望遠レンズで撮った写真ならいいでしょう。いちばんいいのは現場でラフスケッチして、普通に写真を撮ってくれば視野の問題は解決します。また、写真は被写体を忠実に写し取るので描きすぎになるおそれがあります。描きたい主題は何かを考えて省略をしてください。色ずかいは全く自由。絵ですから写真にとらわれないことです。
3.パソコン画を描く手順
はじめのうちは、起動画面のヘルプをクリックすると描き方の詳細が画像付きで詳細に示されているのでこれを使うのがてっとりばやい。用法はマニュアル参照です。
@
写真や静物を見ながら、じかに描く方法。
途中失敗してもツールバーの戻る記号を利用するか、消しゴム印を利用してやり直せばよい。ふつうは鉛筆でデッサンした上に色を付けていきます。中断する場合は保存をお忘れなく。作例はこの方法でかいたものです。
A
写真を下敷きにして描く方法。
必要な写真は水彩6付属のアルバムに保存し、これを水彩6のキャンバス上に出す。
この描画方法は、たとえて説明すると、写真の上にセロファンや、半透明な紙をおき、(レイヤーといっています。)その上から鉛筆で輪郭を大雑把に写し取り、さらに別のレイヤーを重ねて着色して描くといった方法です。時々下の写真を外せばどこまで描けたかがわかります。描くことに慣れないうちはこの方法は便利です。
B
描いた絵は保存し、さらにアルバムにも登録しておきます。
さっそくやってみませんか。絵は個性がでます。素敵な絵をかいてください。
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7.IDN会員募集のご案内
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「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの!
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
■
IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。
■入会を考えている方に
会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。
賛助会員の年会費の口数を決めるに当たっては,以下を御参考にお考えになって下さい。
いまの法律では,一人3千円以上の会費を支払った賛助会員の会費の合計が,その団体の年間経費の25%を越えていれば,その団体(NPO)は、一般の多くの市民に支持されている優良な団体として税務署が認め,その団体に対し一般の人が寄付したお金は、税金を払ったと同じように認められ,納税時に配慮されるという点です。(ちなみに一人3千円未満はその計算の対象にならないということです)
メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
ホームページ: http://www.npo-idn.com/
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8.連載
羽澄勝さん(アドバイザー15期生):アジア ナウ
その9
インドネシア=ジャカルタは安全ですか?
『アジア ナウ』は二回ほど横道に逸れて東欧のお話をしましたが、又今回からアジアに戻ります。道を逸れる前の『バリ島』に続いて今回はこの1月に訪問した首都ジャカルタの現況をお話します。
昨年10月に起きたバリ島ディスコ爆破事件や米国系ホテル爆破事件が私の脳裏から消え去ったわけではなく、内心は一抹の不満を持ちながらインドネシアの土を踏んだ。昔と変わらない平坦なインドネシア伝統建築の建屋の中を、案内板の指示に従いながら最後に税関チェックを過ぎて表へ出る。そして私の名前を書いたボードを持ったタクシー会社の案内人を見つけ、車に乗り込んで始めてほっとした。しかしホテルの敷地に着くと車は4、5人の警備員に囲まれ車の下まで金属探知機でチェックうけ、其の上ホテルのエントランスから中に入ると、今度は一人一人ボディチェックを受けることとなった。想像以上の厳しい警戒態勢である。その後この厳しいチェックには、1月28日にジャカルタを離れるまで否応なしにお付き合いすることになった。
ジャカルタは、昔から治安が決して良い街ではなく、ホテルから出た所で引ったくりに会うのは日常茶飯事であった。其の頃から外人は空港でタクシーに乗る時は"安全な『ブル-バード』(タクシー会社名)に乗りなさい"と教えられていた。それからいつのまにか『シルバーバード』が現れ、現在は『ゴールデンバード』が現れた。現在も総て走っており、しかも経営者は同一。正に安全を値段でラン区分けしているわけで、『シルバーバード』ほぼ安全、『ゴールデンバード』は絶対安全(???)を保証するというわけです。
私は業務できていることもあり本来の目的に支障をきたすわけには行かないので、"絶対安全"
な(最も高価な)『ゴールデンバード』を二週間借りることにした。安全をお金で買いました。確かに運転手は技術系の大学を出た英語の達者な信頼できる人間で、土地勘の薄れた一人で動き回る私にとっては非常に役に立った。空港での別れ際、次回来た時もよろしくとお願いして別れた。
今ジャカルタの市民の頭を最も悩ましてるのは、交通渋滞である。当局は緩和策と銘打って二つの対策を実施に移した。一つは、平日の朝6:30-10:00までと午後4:00から7:00までの間のメインストリートは、車に3人以上の乗車がなければ通行できない。もう一つは道路の真ん中に特別なバスレーンを新設して、他の車が入り込めないようにした。お陰でメインロードも裏道も混雑すると言う皮肉な結果が起きてしまった。これが4月の選挙で庶民の人気を取り込めたかどうかの結果が出ることとなろう。
ジャカルタのこれらのメインストリートの両側には高層ビルが立ち並び、ショッピングセンターには、シンガポールと変わらぬブランド店が軒を連ね、インドネシア人がベンツで乗りつけて買い物している。この部分だけをピックアップして見ると、日本からの経済援助がこの国に必要だろうかとの疑問が浮かぶ。(私の今回の出張目的は、適切な経済協力プロジェクトを見つけること)
色んなことが頭の中を素通りして行く。ショッピングセンター地下の庶民で一杯のレストランで、4人掛けのテーブルを1人で独占して、"そごう"が経営するスーパーで買ってきたローカルブランドのビールをテーブルに並べ、デジカメで写真を撮っている日本人(私のこと)。それを
(^m^)で許してくれる店員。極めつけは、支払いの段階でルピア(現地通貨)が足りない事に気が付いた。慣れてない通貨の勘定を店員も手伝ってくれるが、やはり日本円で30円ほど足りない。ドルも円もダメだと言う。困った私にキャッシャーと相談して、30円オマケをしてくれた。冷や汗タラタラでお礼を言いながら、インドネシアには日本が忘れかけた親切さが残っているなと心底感激した。
休日、旧市街地コタ(かって貿易港として栄えたバタビヤ)を見物に行った。途中混雑する中華街を通って、ゴッホの絵を連想するオランダ統治時代の「跳ね橋」を見てきた。見るからに治安の悪そうな場所で、慣れない旅行者が見に行くのは少し冒険し過ぎだなと思った。それもさることながら途中の中華街では、暴徒に襲われガラスを壊されたビルが空き家のままになっているのを至る所に見た。あのレストランでの親切にしてくれたインドネシア人が扇動されると、このような行動に出てしまうのだなと複雑な気持ちとなった。今年は選挙の年、4月に国会議員の総選挙が、7月には大統領選挙が行われる。平穏に終わってほしいと願うばかりである。
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9.ふれあい広場
アドバイザー講座の受講感想を掲載します
石黒永二さん(アドバイザー第22期生)
この資格については市のITサポーター仲間の女性が教えてくれました。この方は別の所の講座に通い、昨年合格したそうです。話を聞いているうちに、よし私もチャレンジしてみようと思うようになりました。今まで7、8年パソコンは全部自己流でやってきましたので、人に教えるには何か資格がなければと思い奮起した次第です。既に市の講習会で講師をやったり中高年に教えてたり、それなりにやってきたつもりでしたが、いざ基本の勉強となると全く理解していない自分に気がつきました。
また、一緒に勉強された方々のレベルが高いのにも驚くばかりでした。途中でこの中で果たして試験に臨めるのか不安となる日もありました。試験の日が近づくにつれせっかく下がっていた血圧が上昇し、めまいがしてさっぱり勉強もはかどらない状態になりました。時間が足りないと感じたこと、緊張感を味わった事、どれも最近無いことでした。しかし、先生方のご親切なアドバイスでなんとか試験までこぎつける
ことが出来ました。
今後この貴重な体験を活かして、多くの初心者の方へパソコンの日々の活用のすばらしさを伝えていけるよう、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
大村久吉さん(アドバイザー第22期生)
一線を退いてから数年振りに時間を定めた日課となった研修日はややきついものがあったが何とか遅刻もせず終了出来てホットしている。平田先生、三好先生初め講師の皆様のご指導よろしきを得て、
楽しさの中にもアット言う間に過ぎた一月であった。期待した通り、我流の矯正、補填で得るものが大変多い研修であった。この期は参加者が14名と多く、特にプレゼンの多彩さにも感銘をうけた。
研修の中に二つの大きなチャレンジがあった。
一つは「ペイント」。所謂図工を最大の苦手とし、このアプリを開くことはおろか、成るべく目にしないように努めて来たのに、天は無情にもこれを課題とした。身も心も凍る思いで取り組んだ結果は如何に? 祈り!
二つ目は試験の記述問題。自分で書いたものが自分で読めなくなる悪筆。ワープロこそ天の助け、天の恵みとすがる思いで過ごして来た幾年月、何の因果でパソコンの試験に筆記で答えなければならないのか。「判読不能、減点」の続出と覚悟を決めている。再試験はワープロでお願いしたい。
打ち上げ懇談会でも勢い余って、二つ目の試験記述問題につき桑原理事長に直言申し上げる始末。ご免なさい。テキストについても意見を申しあげました。テキストの内容は簡にして要を得たよくまとまったものだが、第2,第
3講義の実行記述につき、「パソコンに初めて触るシニア」の視点の腰が据わっていないのではないか。例えば20ページの「ファイル操作」の「開く」につき、三つも方法を述べる必要があるのか。一つに絞り、後はアドバイザーとしてのバックアップと言うことで注記するなどして、「初めてのパソコン」に照準をあわせて記述を整理する余地が
他にもありはしないか。こんなことも申しあげました。
何れにせよ今後もIDNを通じて出来たネットワークを大事にしていきたいと思っております。皆様よろしくお願い致します。
伊藤
慈貞さん(アドバイザー第22期生)
昨年の6月末に満62歳で40年間勤めた会社を退職しました。約3ヶ月間続けた、だらだらとした目的の無い生活がいやになり今後について考えました。
その一つが再就職で、もう一つがボランティア活動です。求職職活動をすぐ開始すると同時にボランティア活動については、今では最高の友人になった小学校時代の同級生に相談しました。その友人から教えてもらったのがシニアに対するパソコン教育活動です。
そして豊島区の「養心パソコン教室」を紹介してもらい見学の後、サポーターや講師の真似事」と体験させて頂き、現在でもサポーターとしてボランティアで継続させて頂いております。
ここで分かったことは「自分のパソコンの使い方が如何に自己流であったか」と言うことです。私はパソコンとの付き合いは約30年あり得意分野の一つですが、在職時代のパソコンの使用は結果が良ければ全て良しで、その操作手段には制約はありませんでした。
ところがパソコン教室で教えると言うことは、操作が基本に忠実であることが絶対条件で、私には全てが新鮮で全く知らない世界でした。このような状態で見様見真似でサポーターを継続するのは、生徒さんに失礼であると感じアドバイザー講習を受けた次第です。
前記の経験から見て、この講習で教えて頂いた内容は、まだ基本中の基本のみで今後もっと勉強と訓練が必要であると感じました。これからは先輩および同期のアドバイザーの皆様と懇親を深め、色々とご指導を頂きたいと思います。
昨年12月からは再就職も果たし、アドバイザーとして100%の活動はできませんが可能な限り「シニアの皆様へお役立ち」の覚悟をしております。今後とも、よろしくお願い申し上げます。
■國重誠之さん(アドバイザー第17期生):駅でインターネット&メール
シニア情報生活アドバイザー講習会場に使われることのある品川人材開発センターの最寄鉄道はりんかい線ですが、大崎から新木場までの全駅でfreespotという無線LANサービスが無料で提供されています。
家庭内LANを無線化した際に無線LANアダプタを新調したので、先日、大井町駅(地下)改札付近で試したところなんの問題もなく接続でき、メール送受信も快適にできました。移動中に駅でPCを開くことはあまりないかもしれませんが、無料で使えるので覚えておくと役立つことがあるかもしれません。
*無線LANサービスはfreespot以外にも数社が提供し、利用できる無料または有料のスポットが徐々に増えています。
*無線LANカード(規格:IEEE802.11b)は単体で3,000円程度で購入できます。携帯用PCのカードスロットにさして使用します。
■IDNアウトドアクラブ/メーリングリストへのお誘い(再掲)
IDNアウトドアクラブは自然に親しむことを通じて会員の健康維持や相互の親睦をはかることを目的として発足しIDN-ADF2003で産声をあげたばかりです。活動内容はみなさまのご意見をもとに広げていく計画です。連絡や
情報交換のためにメーリングリストを開設しましたのでアウトドアに関心のある方、お気軽にご連絡ください。
連絡先
<mailto:idn-outdoor-owner@egroups.co.jp>
会員の「お名前」、「メールアドレス」をお知らせください。メーリングリストに登録します。
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■「ふれあい広場」について
皆様の近況・IDNに対する意見・催しもの案内・等など内容に制約はありません。
思わぬ出会いがあるかもしれません。
下記のメールアドレスへ自由に投稿して下さい。お待ちしています。
<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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今後このメールをご不要な方は、大変お手数ですが下記までお知らせ下さい。
東京都新宿区三栄町8-37 K1ビル3F アントレオフィス四谷H室
自立化支援ネットワーク(IDN)事務所
TEL/FAX
: 03-5363-9717
Eメール :<mailto:merumaga-idn@npo-idn.com>
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