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メルマガ IDN 【第47号】
Inter Depending Network
2004年3月15日発行
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このメルマガは自立化(相互)支援ネットワーク(IDN)の会員
の皆様とこれまでにIDNと関わりのあった方にお送りしています
お知りあいの方で、このメルマガをお送りしたら喜ばれる方をご紹介下さい
メルマガIDNのバックナンバーをIDNのホームページでもご覧頂けます
http://www.npo-idn.com/
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《第47号のご案内》
1.シニアネットフォーラム21 in Tokyo
2.ふれあい充電講演会
=3月(第35回):「六郷満山を歩き終えて 神仏混合の世界で思ったこと」案内
3.シニアー情報生活アドバイザー講座
=第24期:開講の案内(2004年3月〜4月)
=第23期の2名の方の受講感想を ふれあい広場に掲載
4.学生,社会人の進路相談
=変わりはじめたシニア−の生き方
5.下関支部レポート
=有名人が沢山泊まったホテル「旧山陽ホテル」
6.リレー連載「楽しくITライフ」
=連載3回 :大熊勇雄さん ―
パソコン水彩画を始めたいのですが
7.IDN会員募集のご案内
=入会を考えている方に(再掲)
8.連載
=羽澄勝さん:アジア ナウ<その11>アセアンで最も豊かな国民 「ブルネイ」
9.ふれあい広場
=アドバイザー講座受講感想(第23期の方2名)
=佐藤隆一さん(アドバイザー第21期生):サクラサク遅咲きの21期の桜よ、幸あれ
=IDNアウトドアクラブからの案内― 真鶴半島の森林浴と海岸ウォーク
―
=IDNアウトドアクラブ:メーリングリストへのお誘い(再掲)
10.編集後記
=メルマガがウイルス騒ぎに巻き込まれました
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1.シニアネットフォーラム21 in Tokyo
「シニアネットフォーラム21
inTokyo」が2月2日から2日間にわたって日本青年館で開催されてから1ヶ月が経ちました。現在報告書を提出し、主催者でチェック中です。報告書の完成を待ってホームページで詳細報告を致します。すべて終了したわけではありませんが、3月末に慰労・懇親・反省会の準備中です。近日中に日程が決まります。準備段階・当日・終了後もご苦労された方が一同に御会いできる日を楽しみにしています。なお、SF21の2日間の状況を下記のホームページ(速報版)でご覧頂けます。
http://www.npo-idn.com/IDN/sf21/sokuhou/index.htm
2.ふれあい充電講演会
■3月(第35回):「六郷満山を歩き終えて 神仏混合の世界で思ったこと」案内
今回は会員スピーチをお届けします。昨秋大分県国東半島の天台密教の霊山「六郷満山」を歩いてきた金田和友氏が、その半月間の体験と神仏混合に思うことについて講演します。只管歩き続けて200キロの一人旅で得たもの、考えたことなど、現在の文明人が忘れてはならないことが 随所に覗える講演内容になるでしょう。
会員多数のご参加と、関東100観音めぐりのお仲間や同郷の皆様のご参加をお待ちしています。ご希望の方にはCD「豊後一人旅」を頒布します。
・講演レジュメ:六郷満山前夜
神の里仏の郷、ふるさとの旅15日間
一神教と本地垂迹説
・講師:金田和友氏(IDN理事、大分県佐伯市出身関東100観音巡りを終え多摩88ケ所札所巡りに挑戦中)
・日時:3月22日(月) PM6:00〜8:20
・場所:シニアワーク東京5F・第2セミナー室
千代田区飯田橋3−10−3 Tel 03−5211−2307
(JR飯田橋駅・東口、地下鉄飯田橋駅A2から5、6分、ホテルエドモント隣)
・会費:会員 500円 一般1000円
・懇親会:2500円
(同会館内で講師を囲んで懇親、自由参加)
・申込み:金田 Tel: 03−3392−1043 Mail:
afu@k2.dion.ne.jp
中川 Tel: 03―3869―0315 Mail:
mgt-naka@cilas.net
*会場の都合で定員50名です。〆切は3月15日(月)とさせて頂きます。
*4月5月の予定)つぎの候補を挙げて検討中です。ご期待ください。
4月19日(月)日本が誇る世界無形文化遺産「能楽」について講演と謡
5月22日(土)バスツアー「五浦海岸と岡倉天心の六角堂」
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3.シニア情報生活アドバイザー講座
■
「シニア情報生活アドバイザー」養成講座とは
この講座は、高齢期の生活に密着した、情報技術(パソコンやネットワーク)の楽しい活用方法を教えることが出来る人を養成する講座です。NPO(特定非営利活動法人)「自立化支援ネットワーク」(略称IDN)は、「ニューメディア開発協会」(経済産業省の外郭団体)が認定する「シニア情報生活アドバイザー講座」の養成講座実施団体に指定されています。
■ シニア情報生活アドバイザー養成講座:第24期の案内
24期はすべて週末の開催です
第1日目 第1講義 2004年03月20日(土)
9:30〜12:30 品川人材開発センター
第1日目 第2講義 2004年03月20日(土) 13:30〜16:30
品川人材開発センター
第2日目 第3講義 2004年03月27日(土) 9:30〜12:30 アクティブワン秋葉原
第2日目 第4講義
2004年03月27日(土) 13:30〜16:30 アクティブワン秋葉原
第3日目 第5講義 2004年04月03日(土) 9:30〜12:30
品川人材開発センター
第3日目 第6講義 2004年04月03日(土) 13:30〜16:30 品川人材開発センター
第4日目 第7講義
2004年04月10日(土) 13:30〜16:30 品川人材開発センター
第5日目 第8講義 2004年04月17日(土) 13:00〜17:00
アクティブワン秋葉原
・会場:品川人材開発センター
臨海都市線 品川シーサイド駅徒歩3分
京浜急行 青物横丁駅徒歩12分
・会場:アクティブワン秋葉原
千代田区外神田6-15-9
JR秋葉原より歩10分
ご希望の方は下記へ申し込んで下さい
<mailto:idn@npo-idn.com>
アドバイザー講座受講感想を「ふれあい広場」に掲載しています
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4.学生,社会人の進路相談をいたします
■変わりはじめたシニア−の生き方
「アドバイザー養成講座を受けたいのですが、下記内容について確認させて下さい」
1.
ホームページの作成は講習に含まれるのでしょうか?
2. ホームページを守るセキュリティについては講習に含まれるのでしょうか?
3.
アクセスなどのデータ−ベースの講習は?
4. WindowsのOSに絡んだトラブル対応は、含まれますか?
5.
申込みはまだ可能でしょうか?
以上は、55歳のある男性から最近頂いたメールである。このような具体的な質問ではじまる申込みは珍しい。丁寧に返信を書いて、やりとりをした後、「申込み」を受けた。後で分かったことだが、「シニアネットを地元で立ち上げたい」という「目標」をお持ちで、年齢も55歳とまだお若い(これまでは60才前後方が多かった)。推測するに、定年後の人生設計をたて、「具体策」の段階で直面したご質問のようである。
先月「シニアネットフォーラム21」を終えたばかりなので「地元でシニアネットを立ち上げたい」という「目標」をもって講座に臨まれるのは、われわれにとっても、とても嬉しいことである。最近の受講者の多くは、「これから何をするのか」目標意識をはっきりもち、しかもパソコンに精通している人が多い。「鬼に金棒」のシニアが着実に増えている。
昨秋以降、3ヶ月間で70件を越える養成講座のお申込みに接し、シニアの人たちと、さまざまな接触を保つことができた。養成講座の中でも、度々お目にかかることができた。そして思うことは、シニアは、確実に変わりつつあるということである。ITを学ぶシニアは、前向きで、積極的、かつ挑戦的である。IT関連の装備率もかなり高い。人口の25%はシニアが占める時代に、シニアは着実に力をつけているのを実感している。(レポート:奈良原眞吉さん)
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5.下関支部レポート
■有名人が沢山泊まったホテル「旧山陽ホテル」
明治末から昭和の初めにかけて全国に名をはせたホテルが「山陽ホテル」である。1901年(明治34年)神戸・赤間関間を結ぶ山陽鉄道が開通し、馬関駅が下関の細江町に開業した。その翌年12月駅前に渡航者のための宿泊所、鉄道ホテルの第1号として開業したのがこのホテルである。設計は赤レンガ東京駅の設計者として知られる辰野金吾率いる当時一流の辰野葛西建築事務所である。
九州門司との関門連絡船、また3年後には下関と朝鮮・釜山間に関釜連絡船が就航し、下関は大陸のへの玄関口として賑わいを見せ国際的ホテルとなった。ホテルを利用する著名人も多く外国人では、野球のベーブ・ルース、伝道家のヘレン・ケラー、国内では日本初代首相・伊藤博文、作家・武者小路実篤、洋画家・藤田嗣治、オペラ歌手・藤原義江、女優・岡田嘉子、水谷八重子、山本安英、舞踏家・石井獏など政・財・官界の多くの要人が宿泊したのである。また山陽ホテルおよび細江界隈が小説の舞台となったものに、横光利一「旅愁」、井伏鱒二「集金旅行」があります。
最初に出来た建物は1922年(大正11年)漏電で焼失、翌年に立て替えられたものが現在残っています。初代は木造のモダンな洋館3階建てで当時の金額で5万1千円がかかったそうです。現在残っている建物は鉄筋コンクリート作り地下1階、地上3階です。
この由緒あるホテルも1942年(昭和17年)関門鉄道トンネルが完成し、現在の竹崎町に下関駅が移転し、その役割を終えホテル営業は終了しました。
現在JR西日本が管理していますが、老朽化も進み、保存か解体か専門家による検討がなされています。下関市は保存の方向でJR西日本にお願いしているのが現状です。
(下関支部 青木紀雄さん 資料提供 武部忠夫さん)
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6.リレー連載「楽しくITライフ」 連載開始!
■連載3回:大熊勇雄さん(アドバイザー第17期生)―「パソコン水彩画を始めたいのですが?」―
<プロローグ>
ある知り合いから「大熊さん、水彩画を始めたいのですが?」と聞かれました。そこで、「どんな絵を描きたいのですか、風景画ですか、それとも静物画ですか?」と聞いてみました。すると「パソコンで水彩画が描けると出ていたのですが」と答えがありました。
たまたま、知人が仕事の関係でパソコン水彩画について聞かれて、私に聞いてきたわけです。この時の話しをもとに、絵を描くことの楽しさ、パソコン水彩画の特徴、そしてパソコンを利用すると、どのように便利であるかをいくつか紹介します。
<制作活動の紹介>
先ず、私の制作活動を簡単に紹介します。約8年くらい前に「自分もシニア世代だ」とある日気づき「やはり、これから長く続けられる趣味が必要だ」と考えました。たまたま兄が数十年趣味と実益を兼ねて絵を描いていたので、「よしっ、これだ!!」と安易に考え早速、カルチャースクールに通い始めたわけです。それから、年に数回、兄に会う度に描き貯めた絵を持参し、お酒の席が講評会となるわけです。アルコールのせいか、遠慮が無く、率直に、時には腹の立つ厳しい指摘があります。例えば「この手前の山と、遠くにある山、殆ど同じだろっ、その間には空気があるんだ、その空気を描かなければ駄目だ」となるわけです。「なるほどそうか」という指摘もあり、非常に参考になりました。やはり、兄弟で共通の趣味を持つのは非常に良いことで、年2回一緒にスケッチ旅行に行きます。
<通常の水彩画とパソコン水彩画の違い>
ここで、通常の水彩画とパソコン水彩画の違いについて簡単に説明します。画用紙に絵を描くことは小学校時代に誰でも体験しています。しかし、大人になると殆どの人が水彩画を描かなくなります。何故でしょうか、それは素晴らしい芸術的な絵を見ているために、それと自分の絵を比較してしまい、そこで一気に描く気力が無くなるわけです。周囲の目(評価)も当然気になります。
水彩絵の具はとても繊細・デリケートであり、色を重ねると、どんどん色が濁ってきて、汚い色になってしまいます。一度塗れば取り消しできません。出来上がった絵を見て、これは汚い!駄目だ!となるわけです。このあたりが通常の水彩画を始められないハードルではないでしょうか。それに初心者が陥りやすい失敗は、実物の色になんとか近づけようと何度も色を重ねるからです。
しかし、パソコン水彩画の場合、修正が簡単にでき、デジカメ写真などの上から描けるのでデッサンが苦手でも、構図がキチンと描けるなど、とても便利な機能があります。最近は操作方法が簡単な水彩画専用ソフトが市販されており、ペンタブレットと組み合わせて使うと鉛筆や筆の操作が楽に出来ます。
<水彩画制作活動にパソコンを利用すると、どのような楽しさがあるのか>
一般的に絵を描きたいという人は物を創ることが好きであり、更に、できあがった物を飾ったり、人に見せたり、贈ったりして、喜ばれればおおいに満足します。
ここにいくつか私の水彩画に関わる楽しいITライフの一部を紹介します。
・ホームページに毎週作品をアップ
私の場合、目的は二つあります。知人・友人に「このように毎週絵を描いているので元気ですよ〜」というメッセージを送る事。そして、もう一つは見知らぬ人から、作品の感想がメールで届き、やがて情報交換したり知り合いになれることです。
・グループ展の案内状をパソコンでデザイン
昨年、個展を1回、グループ展を2回、アートフェスティバルを1回、合計4回作品を出展しました。個展の場合、作品をスキャナーでスキャン、またはデジカメで撮影し、案内状を印刷します。案内状に絵を印刷し、個展会場などに置いておくと瞬く間に無くなってしまいます。グループ展の場合、何人かの作品を用いて、案内状のデザインをパソコンで行ない、印刷は業者に頼みます。これで出費も少し減り、グループの皆さんから感謝されます。
・旅行でスケッチ
昨年始めてヨーロッパ旅行に出かけましたが、スケッチ画は現場の雰囲気・印象をそのまま絵にするので記憶にも強く残り、記念にもなります。このスケッチ画をホームページにアップし、同行した人たちに知らせたところ非常に喜んで、プリントして額縁に入れて飾っているようです。
・イラスト制作
時々、知り合いからホームページにイラストを描いて欲しいと頼まれます。水彩画もイラストもアート活動には変わりが無いのですが、やはり分野が違うため、筆が重くなります。しかし、何とか描き上げてメールで送ってあげると非常に喜ばれます。先日は地図をイラスト画(※1)に仕上げて送ったところ、評判が上々でした。
・パソコン水彩画の楽しさを人に伝えるに当たって
パソコン水彩画は前にも述べましたが手軽に始められます。しかし、手軽であるからこそ、目的も無しに簡単に始めてしまい、結局自分は何を描きたいのか分からず、途中で止めてしまう可能性もあります。やはり、何を描きたいのか、描いたらどうしたいのか少し目標を高めに設定する必要があります。
パソコン水彩画を始める場合、NTTデータシステムズ製の「水彩6」を人に薦めています。その理由は、色を絵筆につける動作、水を絵筆に含ませる動作、色をパレット上で作る動作など実際の水彩画の動作に近づけているため、従来のペイントソフトのように右脳から左脳に思考を切り替え、メニューバーをクリックなどとやる必要がそれほど無い事です。それと、「自分で色を作れる」というオリジナリティの要素を残した考え方が気に入っています。
絵を描く前に先ずペンタブレットに慣れる事も重要です。そのためには自分の名前を何度も書く事です。最初は緊張して慎重に線を描く場合が多いですが、自分の名前は初心者でもペンタブレット上でスラスラ書きます。「そうです、そのように絵も描いてください!」と言いたいです。この感覚が掴めないと水彩画の微妙なかすれなどの表現が出来ません。それには線をノビノビと描けるように練習します。曲がっても、色がはみ出しても気にしません。そうすると線や色に元気さ・勢いが出て絵に説得力が出てきます。
パソコン水彩画もアート活動です。操作が簡単だから上手な絵が描けるのではなく、何を、どのように描くのかというテーマをシッカリ定めることが大切です。
<エピローグ>
知人はある団体の方からパソコン水彩画を教えて欲しいと言われいろいろ調べておりました。その結果、操作方法は教えられても絵は教えられないということで、私が4月からパソコン水彩画教室の講師を引き受けるようになりました。絵は心を表す世界共通の言葉であり、表現方法を磨くことで人に感動を与える作品が描けるようになります。もし、パソコン水彩画に興味を持たれた方がおりましたらメールにてお問い合わせください
※1 http://www.svyk.jp/YKHOME/images/mapv2-25.jpg
メールアドレス isao-ok@xa2.so-net.ne.jp
URL横浜・鎌倉スケッチウォーキング http://www001.upp.so-net.ne.jp/hama-sketch/
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7.IDN会員募集のご案内
■
「自立化支援ネットワーク」は
内閣府(旧経済企画庁)にて認証を受けているNPO法人です。
自立化(相互)支援ネットワークの目指すもの!
それは…自分らしい生き方・自分らしい職業を見つけてもらうこと!
同じような悩みを持っている人同士、仲間になって「自立」を助け合い、よりよい社会生活を支援していくことが我々の願いです。
■
IDN会員募集中
NPO(特定非営利活動法人)自立化(相互)支援ネットワークでは、正会員と賛助会員を募集しています。
*会員の方々には、会員の活動状況や情報を掲載した機関誌を、年4回発行し配布いたします。
*会員の方々には、各プログラムの割引が適用されます。
*入会金及び年会費については「入会を考えている方に」を参考にして下さい。
*詳しいことをお知りになりたい方は、eメールで、事務局までお問い合わせください。
■入会を考えている方に
会員になるには,自分の意思(Will)がなんといっても大切です。少なくとも何のために入会しようとしているのか,目的を決めて入るのが賢明です。
入会の手続きとしては,入会申込書と,入会金の支払いが必要になります。会員には,正会員(主体的に活動を行う会員で,総会の議決権を有する会員)と賛助会員(団体の主旨に賛同し,直接、間接時間の許す範囲内で活動する会員)の二つのタイプがあります。どちらの会員になるかは,やはり自分の意思で決めて下さい。
会費には入会金と年会費とがあります。
入会金は正会員が1万円,賛助会員が千円です。
年会費の方は,正会員が年間一口1万円,賛助会員が一口千円です。
年会費を何口にするかも,ご自身の意思で決定して下さい。
賛助会員の年会費の口数を決めるに当たっては,以下を御参考にお考えになって下さい。
いまの法律では,一人3千円以上の会費を支払った賛助会員の会費の合計が,その団体の年間経費の25%を越えていれば,その団体(NPO)は、一般の多くの市民に支持されている優良な団体として税務署が認め,その団体に対し一般の人が寄付したお金は、税金を払ったと同じように認められ,納税時に配慮されるという点です。(ちなみに一人3千円未満はその計算の対象にならないということです)
メール送信先:<mailto:idn@npo-idn.com>
ホームページ: http://www.npo-idn.com/
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8.連載
羽澄勝さん(アドバイザー15期生):アジア ナウ
その11 アセアンで最も豊かな国民=ブルネイ
今回はあまり聞いたことがないなと思われる方も居られるかも知れませんが、アセアン10カ国の中で最も人口の少ない(三重県と同じくらいの国土に35万人弱が生活している)ブルネイ王国を紹介します。
もし手元に東南アジアの地図が有りましたら、フィリピンとインドネシアの間にあるボルネオ島を見つけてください。世界で三番目に大きな島で北側がマレーシア、南側をインドネシアとで二分されていますが、そこのマレーシア側のサラワク州を注意して見ると、その中に川を隔てて二つに分かれて小さく存在している国、これがブルネイです。
ボルネオ島の部族は河岸に生活する(水上生活に近い)民族であるため、その抗争は南シナ海に流れ込む川をどれだけ占有できるかであった。かって、ブルネイ族は北ボルネオ島に絶対的な権力を誇っていたが、時代と共に権力弱化の流れを止めることが出来ず、一本、一本と両隣のサラワク州、北ボルネオ株式会社(英領時代)に川を明け渡し、ついに現在のブルネイ川を挟む両地域だけのアセアン最小の国になってしまった。そして第二次大戦後もサバ州・サラワク州がマレーシア連邦として独立する中で1984年まで英国領の状態が続いた。あたかも栄華を極めながら滅び行く平家のような悲劇の国であった。
しかしアラーの神はブルネイを見捨てなかった。彼らに石油と天然ガスという打ち出の小槌を与えたのだ。ニュージーランドは人間の数より羊の数が多いといわれている。ブルネイでは、人は川沿いに住み、狭い国土は石油発掘"バッタ"と天然ガス井戸に占拠されている。その石油の40%、天然ガスの99%が日本に輸出されている。
東京ガスのほとんどは、この天然ガスを使用しているとか。アラーの神は、敬虔なるイスラム小国家に、世界一大金持の国王と税金も医療も学校もただと言う世界一恵まれた国民を生み出した。それを支えているのが、日本国内でも最も宗教に無関心で、アジア最大の浪費都市の東京であるところがなんとなく皮肉めいて面白い。
業務以外でブルネイを訪問したと言う人は、それほど多いとは思われません。又観光目的だけでこの国を訪問して何を見るかと言えば、お金に任せて建設したモスク、タイの水上マーケットと比較しながら、水上タクシー(高速ボートで)で彼らの生活を見るくらいでしょう。しかしこれまで述べた、ただ運のみ(石油と天然ガスそして小さな国土に少ない人口)で豊かになり、それを支えているのが日本の浪費社会だと言うことを、頭に描きながらこの国を見て回るのは面白いのではないでしょうか。
日本からは、直行便はなく、シンガポールやクアラルンプールから約二時間の飛行で訪問できるので、これらの都市を訪問する機会あれば、1泊2日程度で首都バンダル・スリ・ブガワンを訪問してみたらいかがですか。シンガポールドルがそのままこの国の通貨と同じように使えることが出来るため、思いつきで訪ねて見るのも良いかと思います。
アセアンの隣接するイスラム教三国、マハティールと言う強力なる指導者の力でアセアンのリーディングカントリーとなったマレーシア、イスラム教最大の国土と人口を持ちながら中々離陸できないインドネシア、何もしなくても分け隔てなく豊かになったブルネイ王国、この対比については、私にはなんとも論評できません。
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9.ふれあい広場
アドバイザー講座を受講された方の感想を掲載します
野嶋 治さん(アドバイザー第23期生)
我々23期生は11名で、最初の1,2講座は日程変更の関係で、最後の第7,8講座は秋葉原会場と人数の関係で別れて受講しました。しかし、同席した日数は少なくとも同期生意識は高まり、講義に戸惑いながらも和気藹々とした学びの日々でした。
この受講で一番感じた事は、講師の方々に受講生と同じレベル・同じ目線で話され付き合いをしていただいた事です。シニアを相手に色々な事を始めるにあたり、まず見習い・心掛けねばならない事を教えられたと思っています。
次いで、これまでの受講生の方々が異句同音に述べられているように、如何にこれまで基本を知らずに自己流でパソコンをしていたかです。基本を身に付け直さねばと思った次第です。
最後に、受講する事により利害関係のない新しい仲間・人脈ができ、これからのシニア人生を楽しむ素が増えたと自画自賛しています。修了の打上げが講師や卒業生を交えて夕刻開催され、認定試験の緊張をほぐすと共に、卒業生の方々との談笑の機会を得てますますその意を強くしました。
講師の先生方、同期生の方々、シニア情報生活アドバイザーの方々、どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
滝村 紘一さん(アドバイザー第23期生)
昨年3月、会社を定年退職し、雇用保険を貰いながら自分のやれることを整理してみたところ、一応パソコンを使えることと、社内報の編集をやった関係で編集はともかく、校正ができることの二つでした。5月に友人の奥さんから妻に電話で、ノートパソコンを買って、子供がインターネットにも繋いでくれたのだが、子供が忙しくて使い方をなかなか教えてくれないので替わりに教えてほしいと依頼がありました。暇ですから遊びがてら出かけていって何とか、メールとインターネットを使えるようにすることが出来ました。その時、これだなと感じました。シニアの方でパソコンをやりたいけれど使えない方がいるだろう、そういう方達のお役に立ちたいと思ったのです。
そうするには、やはりパソコンの基礎を学ばねばと思い、WordとExcelを勉強していたのですが、今年1月の半ばにたまたま興味があって会員になっていたエコミュニティ・ネットワークからメールが届きました。シニアネットフォーラム21
in
Tokyoの案内でした。指示されたホームページを閲覧するうちに「シニア情報生活アドバイザー」という言葉が目に飛び込んできました。これだと思い、いくつかの養成講座を閲覧してみたのですが場所とスケジュールが合ったのがIDNの講座でした。早速、奈良原理事長と連絡を取りまして手続きし今回の受講となりました。
今回の受講では同期の皆さんが自分の生活や趣味にパソコンを上手に活用されていることに圧倒されました。皆さんご自分の趣味や仕事を織り込んで発表されている表情は素敵でした。大きな刺激を受け、私もメールやホームページの閲覧ばかりでなく、もう少し自分の趣味や生活についてパソコンを利用してやってみようと思いました。また、強く感じたのは奈良原理事長もおっしゃっていましたが「楽しくやろう!」ということです。楽しくやらなければ長続きしないものだということがすんなり理解できました。
IDNの先生方、熱心なご指導ありがとうございました。
■佐藤隆一さん(アドバイザー第21期生):サクラサク遅咲きの21期の桜よ、幸あれ
去る3月11日(木)午後4時半、21期生5人全員が久しぶりに集いました。同期生4人より1ヶ月遅れて「サクラサク通知」をゲットした近藤さんのお祝いが目的。認定テスト終了後の打上げ会以来、3ヶ月ぶりの再会でした。集合場所はNPOシニアSOHO普及サロンのi−Cafe(三鷹産業プラザ1F)。奈良原理事長が駆けつけてくれたのには、全員感謝感激しました。会は同期会兼和やかな課外授業でもあるという様相を呈しました。
当該シニアSOHOのコーディネーターをされている同期の山根さんにここのSOHOの何たるかを縷縷説明して頂いたり、各人からの質問に応えてもらったり、現在に至るまでの過程などパソコン関係の話ばかりではなく、ボランティアは無償であるべきか、有償であるべきかとか、「教える者」の人間性について敷衍するなどさまざまで、質の高い話題が尽きませんでした。同期のよしみで特別に「事務所中枢」を見学させて頂き、就業時間後ではありましたが、ここで働くスタッフのやる気・エネルギーを肌で感じることが出来ました。
以上のレクチャー後、駅前の居酒屋で祝賀会。理事長の祝辞は「近藤さん、おめでとう!」の一言。これには主賓の近藤さんも感極まり、普段は飲めないビールに頬を染めて桜色になっていました。ご本人の答辞では、立ち上がって「塞翁が馬です!」と大きな声で自分の気持ちを表現されたのには周囲の人もビックリしました。一度失敗しても諦めずに再挑戦して、栄冠を勝ち取ってしまう近藤さんの馬力の凄さに啓発されたのは私ばかりではないでしょう。効率や要領のよさを求める世の中にあって、「愚直さ」を大事にする方でもあります。大器晩成型の人物とは、こういう人のことをいうのでしょう。21期の5弁の花びらが揃い、今回合体しました。我らが人生、これからも色とりどりに咲き誇りましょう!!
この集いを楽しく盛り上げて頂いた理事長と21期の皆様に感謝!です。
季節の変わり目です。メルマガ読者各位におかれましてはお身体ご自愛下さいまして今後ともご活躍の程、祈念申し上げます。(出席者名: 奈良原理事長、近藤、中里、橋本、山根、佐藤)
■IDNアウトドアクラブからの案内― 真鶴半島の森林浴と海岸ウォーク
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少々遠出をして春を体感してみませんか
森や山野草をじっくり観察して見ましょう
新しい発見があるかも
IDN
Outdoor Club 「たかお会」 第2回活動 計画
(1) 実 施
日 16年3月27日(土曜日)
(2) 場 所 真鶴半島
(3) 集合場所と時間 JR東海道線 真鶴駅前 午前9時30分 (たかお会の旗あり)
(4) 参
加 費 1,200円
(5) 持 ち 物
弁当・水・嗜好品・雨具・保険証(コピー)・常備薬
(6) 参加申込方法 下記アドレスへE−メールで申込み下さい。初めての参加の方は、
傷害保険契約がありますので、住所年齢も連絡ください。
アドレス idn-outdoor-owner@yahoogroups.jp
(7) 参加申込締切日 3月23日(火曜日)
(8) 悪天候による中止の場合は、前日(26日)午後5時までにメールで連絡します。
(9) 当日の森林浴は、かながわ森林インストラクター 宮本 聰氏に案内して戴きます。
幹 事
東川征夫 (090-6166-7571)
國重誠之 (090-5206-8584)
■IDNアウトドアクラブ/メーリングリストへのお誘い(再掲)
IDNアウトドアクラブは自然に親しむことを通じて会員の健康維持や相互の親睦をはかることを目的として発足しIDN-ADF2003で産声をあげたばかりです。活動内容はみなさまのご意見をもとに広げていく計画です。連絡や
情報交換のためにメーリングリストを開設しましたのでアウトドアに関心のある方、お気軽にご連絡ください。
連絡先
<mailto:idn-outdoor-owner@yahoogroups.jp>
会員の「お名前」、「メールアドレス」をお知らせください。メーリングリストに登録します。
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10.編集後記
■メルマガがウイルス騒ぎに巻き込まれました
最近ウイルスWORM_NETSKY.Dが猛威を振るっている。迷惑を被っている人、自分の責任ではないのに他人に迷惑をかけてしまったひとのはなしを頻繁に聞く。最近、メルマガが投稿を受けるためのアドレスがウイルス騒ぎに巻き込まれ、自動転送を受けていた生部の受信サーバが機能停止に追い込まれました。顛末を書いてみる。
<前提>
・メルマガへ投稿があると、「メルマガへの投稿(ご意見)をありがとうございました。内容を検討させていただき別途連絡をさせていただきます」というコメントをつけて自動返信していた。
・生部宛てに投稿メールが転送される設定になっていた(現在も同じ)
<予兆>
・Sさんよりウイルスメールが生部に送られてきた。
・Sさんよりメルマガの投稿アドレスを介してメールあり。「投稿したおぼえがないのに、メルマガより返事ががきた。どうなっていますか?」という問い合わせがきた。
・「ウイルスに犯された人(Xさんと仮称)がSさんの名前で投稿したのでしょう」と返事をした。(3月5日)
<発端>
生部へSC社より1分間に数十個のメールが送られてきた(5日の夜)。生部は受信をあきらめ放置。この段階で生部のメールは受信不能に陥る。
<展開>
・SC社よりIDNへメールアリ:「メルマガのアドレスから5万通を超える不正メールが5日深夜から送り続けられています。何度も電話・メールにて問い合わせをしておりますが、未だ対策処置、弊社への返答が何もなされておりません!10:30までに返答が無き場合には、警察ネット犯罪の方へ通報いたします」(8日)
・SC社へ電話:SC社へメルマガが自動返信メールを送りつづけている事を確認。同時に、SC社は、お客様より受信したメールに対して自動返信を行なう設定になっている事を知る。
・電話の後にメルマガからの自動返信を解除。SC社への連続したメルマガよりの自動返信はとまった。
・SC社としてのとラブルは解決。生部のメールは受信不能。
<状況の理解>
・Yさん(Xさんと同人物と思われる)のパソコンに侵入したウイルスが、SC社の名前を使って投稿した
・メルマガは即SC社に自動返信した
・返信をもらったSC社は、メルマガに対して即自動返信した
・返信をもらったメルマガは即SC社へ自動返信
・完全にループ状態が成立。SC社は連続的に大量のメールを受け取ることになった
・メルマガより転送設定がなされている生部のところへは、SC社よりメルマガに送られたメールがすべて転送されてきた。生部の受信サーバーは機能停止
<コメント>
・今回は、双方が自動返信をしており、不幸なケースだったが、ありうること
・SC社からの連絡があり、自動返信の設定を知るまで、状況がわからなかった
・IDNとして、外部への対応体制(電話やメールへの即応)が不備
・WORM_NETSKY.Dを仕掛けたやつは、けしからん
・ウイルス対応をしていないと他人に迷惑をかける事がある
この後、生部の受信メールの回復までには、時間と手間を要した。プロバイダーのサーバの中を操作する方法があることを岡角さんや國重さんから教えてもらった。プロバイダーの対応に疑問を感じたが、受信サーバの中を一括削除の処理をしてもらって一応解決に至った。
メールの受信に対しては、受信用の暫定アドレスでしのいだ。トラブルの期間中、折角頂いたメールを見ていないために失礼があった事には申し訳なく思っている。【生部】
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