--
.
NPO 自立化支援ネットワーク・アウトドアクラブ
IDN-ODC Inter Depending Network・Out Doors Club
Takaokai

ようこそ!会員活動アルバムへ

旧山田村 三 峰 講 代 参 の 歴 史

資料UP: 2016年5月8日

  ※ 旧山田村の三峰講代参と関連資料 (現:上田市山田)
   三峰講代参は、毎年2月〜4月に代参人4名をたて、三峰神社に参詣し講加入戸数分のお札
   を授かり、帰村時、前年代参人(世話人)のお迎えを受け、一旦、村の三峰様と呼んでいる
   山の上にある祠にお札収め拝み、講に加入している家に3枚のお札をお配りします。
   平成11年(1999年)には50戸加入していました。当時は50戸が上限だったため加入希望
   者があっても、空きが生じないと加入できませんでした。しかし、今年の講加入家は
   28戸になってしまいました。高齢化と過疎によるものと思われます。
   旧山田村の代参講は、嘉永己酉(1,849年)に始まり、今日まで167年間毎年行われてきま
   した。これからも村の人たちの絆を深めるためにも、末永く継続してもらいたいものです。
   山田村三峰講には、【三峰講中】と表書きされた帳面箱が、年々の代参代表に引き継がれ
   持ちまわりされています。5月の連休中、今年の代参代表英樹さんにこの帳面箱を見せて
   いただき、主だった歴史資料をここに紹介します。(東川 記)

撮 影:東 川

-No01- 三峰神社 本殿

-No02- 色彩豊かな本殿

-No1- 帳面箱

-No2- ふたを開けると書類が詰まっていた。

-No3- 年代別に整理された代参講覚書帳の一部

-No4- 一番分厚い帳面には【三峰神社に関する書類綴】と記され
弘化3年(1846)から昭和4年(1929)までの記録が綴じられていた。

-No5- 【三峰神社に関する書類綴】は昭和33年当時の世話人によって整理されたものである。

-No6- 年代不明の資料。又左衛門・政右衛門・友右衛門など、名前のみの記載されている

-No7- 山田代参講 嘉永2年巳酉(1849)に始まる。代参の費用明細か?

-No8- 三峰講加入者の名前。たどれば家々のルーツが解るかも?(栄蔵・廉蔵・定左衛門 etc)

-No9- 安政5年2月12日(1858) 代参費用明細と思われる。

-No10- 三峰神社社務所建築費の寄付 (大正7年1月23日)

-No11- 帳面箱寄進 大正8年1月新調

-No12- 山田権現山の三峰様
トップページへ